新社会人になったばかりの頃は、仕事が辛い・・・となりますよね。

学生時代の頃の社会人の印象というのはバリバリ楽しく働いている華やかなイメージを持ちやすく、自分もああいう感じで格好良い仕事を楽しくやれたらいいなと感じて就職活動をしたかと思います。

面接でも自分の希望を面接官に伝えたりしたら意外にも、そういうのは大歓迎だと言わんばかりの対応をしてくれて、こちら側もよし、入社してバリバリ頑張るんだと思って入社日を期待に胸を膨らませて迎えましたよね。

ところが実際に入社してみて待っているものは簡単にいうと只の雑用ですね。

右も左も分からない新入社員なんだから、当然手とり足とり丁寧に教育してくれるものだとばかり思っていても、実際に現場に出ると意外にその場凌ぎだったり、放置されてしまう事がとても多いですよね。

それ以外にも様々な壁にぶつかるのが新入社員です。本当に辛いですよね。何で自分がこんな目に合わなくてはいけないんだろうと思いますよね。

それは私も思いましたし、他の多くの人も思っています。あなただけがそんな感情な訳ではないのです。なので落ち込まないで下さい。

人間というのはやはり動物とは違い知性がありますので、誰もが自分が一番可愛いですし、誰もが自分自身の考えを持っているのです。

ですがそんな中で様々な人と譲り合いをしながら、仕事をしていかないと会社は回りません。そしてそういったしわ寄せが一番きてしまうのがやはり新入社員なんですよね。

だから一番辛いのは今なんです。だからその辛いという思いは当然の感情なので、自分を卑下したりする必要は全くありません。

ですが、実際に仕事をしていると何もできない新入社員時代というのは常にふとした時に逃げ出したいと思ってしまいますよね。

そこで、それに対する対策をお伝えしたいと思います。

①どこも同じ

あなたの会社は確かに厳しい所があると思います。ですが、その他の会社が全部が全部甘いのかといいますと、そんな事は無いのです。

少なくとも会社というのは利益を出す事を目的とした組織です。なので利益を出す事ができない新入社員は会社内では当然まだ価値が低いのです。

これはどの会社に行った所で同様です。

②皆自分の事しか興味がない

根も葉もない言い方かも知れませんが、人間は誰もが自分が一番可愛いのです。なので新入社員がどうだろうが正直どうでも良いのです。

目の前の仕事が終わればそれで良いと思っている方がとても多いのです。だからあなたがそんなに気を使って落ち込む必要は全く無いのです。

少しずつ自分がやりやすい様に変化させていっても、正直誰も気がつきません。なので辛いと思う部分を自分なりに工夫させて無くしてしまうか、変えてもらうか、とにかく動いてみる事が重要です。

人目が気になる方に関しても同様です。正直他人は皆自分の事で一杯一杯ですので、聞いている様で聞いていませんし、聞こえていたとしても、他人の事なんて対して興味が無いのでそこまで頭にも入っていきません。

③何も考えない

人間というのは不思議な生き物でして、どんなに辛い事でも、それがずっと続いていくとそれが普通に感じる生き物なのです。

なのでもし辛いと思うのであれば、その感情を一旦全て消してしまうのです。

言われた事はしっかりと取り組みつつ、頭の中では自分のプライベートの事を考えたりして、常にリラックスと仕事が半々の状態を作るのです。

特に効果的なのが、ゴールを見ない事です。

その場凌ぎといったら言い方が悪いですが、自分の辛いと思っている事が後どの位残っているか、これがいつまで続くのかといったゴールを見ようとすると、その期間や個数が大きかった場合はとても気持ちが持たなくなってしまいます。

ですが、その場の事だけを考えていれば、次の日が同じ仕事内容でも、その場凌ぎの考えで頭の中はプライベートと仕事の半々にしておけばいいのです。

そしてそんな事が続いていく内に仕事も体が覚えてしまい、辛い事に対する気持ちが以外に収まっているのです。耐性というものでしょうか。あなたは別に無理をする必要は無いのです。

新入社員は誰もが必ず、仕事が辛いと感じる時がきます。それは誰もが通る道なのです。なので入ったばかりでこんな事を思ってしまう自分を駄目なんだとかは思わないで下さい。

人間なんですから誰だって理想をいえば自由に過ごしたいです。ですが生活をしていく為に仕方なく自分の時間を切り売りしているのです。

ストレスが溜まらないはずが無いのです。特に学生時代はお金を払っていた立場のお客様側だった新入社員がいきなりお金を貰う側になるという事はストレスが溜まって当然なのです。

それ位学生と社会人とでは大きな差があります。なので入社3年以内の離職率が3割を超えているのです。皆期待に胸を膨らませて入社しているのです。

まさか自分がこんなに早く会社を去るなんて入社時には予想だにしていなかったに違いありません。ですが、そんな予想外な事が起きてしまう位、社会人というのは厳しい道のりなのです。

特に日本人の美学に勤勉と忍耐というものがあると思います。これらは社会人になると嫌という程、味わう事でしょう。皆本当に辛いのです。

なので毎日お酒を飲んでストレス発散している人もいれば、タバコを吸ってストレス発散している人もいれば、ギャンブルで発散している人もいます。

皆そうしないと心が持たないのです。だからあなただけがそう思っているのではないのです。だからまず客観的に会社内の景色を見てみて下さい。

まとめ

会社を辞めるのは簡単です。ですが、何も解決策も無いまま次にいくのは得策とはいえません。変な話今の時期さえ過ぎてしまえば後は楽なのです。

とにかく毎日が過ぎれば気がついた時には一人前です。

なのでどんなにきつかろうが、どれだけ怒られようが、常に頭の中には多少の余裕とゆとりを持っていて下さい。

幸い日本は雇用をしっかりと守らなければいけない法律があります。なので肩の力を抜いて毎日を過ごしていって頂ければと思います。