始めはしたくて始めた仕事であっても、辞めたくなる時は誰にでもありますよね。それは、一瞬の感情で済むこともあれば、本当に耐えられない時もあります。

また、辞めたいと思う理由は人それぞれだと思います。

あなたの場合は、早く仕事を辞めたいというということは、おそらく追い込まれた状況なのですね。そう思うのであれば、早く仕事を辞めてしまって構わないと思います。

ただし、もしも一瞬の感情で、「早く辞めたい！」と感情的になってしまっているかもしれないのであれば、もう一度冷静に考えてみましょう。

誰かに相談してみてください

頭に血がのぼっている状態だと、一人で考えているとどんどんモヤモヤしてきてしまいます。そこで、まずは誰かに話して、誰かに共感してもらったりアドバイスをもらったりしてみましょう。

誰か信頼できる人からの言葉はとても心を軽くしてくれるものです。また、言葉にして発してみるだけで、自分の中でも自分の感情を整理できて落ち着くことができますよ。

誰かに話してみても、辞めたい気持ちが変わらないのであれば、それはおそらく本当に耐えられない場合でしょう。そうなれば、本当にできる限り早く辞めることを考えましょう。

しかし、辞めるとなると一番考えなければならないのは、辞めた後のことです。あなたは仕事を辞めた後に何をするつもりでいますか。

まだ働き続けるつもりなのか、もう働くつもりはないのかどちらでしょうか。

おそらく、今の会社になんらかの嫌な部分があり、今の会社を辞めて新しい会社で働きたいと思っているのだと思います。

その場合に言えることは、会社を辞めてから転職先を探すのは難しい、ということです。転職活動は就職活動と同じだと考えて良いと思います。

つまり、すぐには決まらないものなのです。

辞める前に転職先は絶対に決めておきましょう

貯金がしっかりあったり、家族の収入があって生活できたりという場合はまだ大丈夫ですが、そうでなければ、辞める前に転職先を決めた方が良いでしょう。

まだ今の会社で働いていく心の余裕があるのであれば、そうしてください。働きつつ、転職活動をし、転職先が決まり次第すぐに辞めれば良いのです。

実際に今私は、今の会社が嫌で、転職活動をしています。仕事自体は大好きなので、同じ職種で探しています。しかし、なかなかうまくいかず、転職活動を始めて4ヶ月が過ぎようとしています。

転職する理由が、今の会社の上司が嫌だという、他人から見たらくだらない理由です。しかしその上司とは考え方も性格も何から何まで合わず、それだけでとてもストレスです。

その上、上司は私の考え方や意見が自分と合わないので、全て反対してきます。話し合って良い案を出そうとはせず、ばっさり反対してくるのです。

立場上それに対して反発することもできません。したことはありますが、全く効き目がありません。おかげで私は仕事へのモチベーションが下がってしまったのです。

そこで、もっと若い人や立場の低い人であっても、モチベーションをもって働ける会社で働きたいと考え、転職活動をしています。

しかし、なかなか自分の条件と合うところを見つけることができず、見つかっても狭き門で、なかなか合格をもらえないのです。

ここまで、辞めたい気持ちがあるけど辞めて良いのか、という設定で話してきました。しかしもしかしたら、早く辞めたいのに辞められない状況にあるのかもしれません。

仮にあなたがその状況にあるのであれば、すぐに辞めても納得してもらえる理由を考えましょう。例えば、家族のことを理由にしましょう。親や祖父母の介護だったり、子どもの子育てだったりを理由にするのです。

また、転職が決まったことも理由にできます。

あくまで、今の会社が嫌で転職したと思われないようにするために、「学生時代の友人が会社を立ち上げて、スターティングメンバーに選ばれた。」だとか、「親戚の店を継ぐことになった。」だとかといった理由であれば、仕方のない転職であるため、会社側も納得するでしょう。

辞める理由は、本当のことを話してお互いに嫌な気分になるよりは、嘘でも、尤もらしい理由を話して、お互いに納得してすっきりして辞める方が良いと思いますよ。

また、会社のことを考えるのであれば、早めに辞めることを伝えましょう。

早めに伝えるのが嫌で、辞めるとなったら、辞めると言ってすぐに辞めたいのであれば、自分でいつ辞めても大丈夫な状況をコツコツ作っておきましょう。

それは、自分の仕事を終わらせておくだとか、話せる同期に状況を説明して仕事を少しずつ引き継いでもらえるように説明しておくだとかといった方法があるでしょう。

まとめ

人生は仕事をするためだけにあるわけではありません。楽しんでなんぼなのです。自分が一番楽しいと思える仕事をしながら人生を歩むようにしましょう。

嫌な仕事をいつまでも続けている必要はありません。会社のことや家族のことなどを考えることも大切ですが、最終的には自分の幸せを一番に考えた行動をしましょう。