会社に入社し、始めはやる気満々で頑張っていたり、仕事を楽しいと思えたりもします。しかし、気が付くと辞めたい、という気持ちが出てくるものですよね。

誰もが一度は思うことだと思います。しかし、仕事を辞めるきっかけは人それぞれです。

誰もが一度は思う「辞めたい。」という気持ちですが、その気持ちが、その瞬間に思い浮かんだだけの気持ちなのか、心から本気でそう思っている気持ちなのかは、自分のことのはずなのに、わからなくなってしまいますよね。

そのため、「辞めたい。」と思っても、辞めるきっかけには悩んでしまいます。しかし、ついつい複雑に考えてしまいますが、簡単なことです。

辞めたいと思ったときが行動のきっかけです

「辞めたい。」「もう行きたくない。」「休みたい。」と思えば、それは辞めるきっかけとしてしまって良いと思います。辞めるきっかけだと思い、先へ進んでしまいましょう。

つまり、辞めた後はどうするのかをよく考えて、その後のするべき行動を考えていくのです。一番可能性としてあるのが、転職ということだと思います。

転職の場合は、したいと思ってすぐにできるわけではありません。

就職活動と同じように、色々な会社を調べたり説明を聞いたり試験を受けたりして、色々なところに落ちて落ちて落ちて、ようやく決まるものなのです。

そのため、辞めるきっかけがあっていざ辞めようと思っても、辞めるまでには時間がかかります。しかし、その長さが、自分の気持ちと改めて向き合える良いチャンスでもあるのです。

その長い転職活動の間に、今働いている会社でもう少し続けてみたいと思えるかもしれません。

そうしたら、「辞めたい。」と思った気持ちは、一瞬浮かんだだけのものだったのだということがわかります。

しかし、転職活動を進めれば進めていくほど、新しい会社のことを考えてわくわくしたり、今の会社を辞めることを考えたら嬉しいと思えたりするのであれば、「辞めたい。」と思った気持ちは心から思っていたものだったのだということがわかります。

「辞めたい。」とはだれもが思うことですが、本当の気持ちかどうかは本人にもわかりません。

まずは行動することです。行動することで自分の気持ちがわかるようになるのです。また、「辞めたい。」と思う瞬間は、本当に些細なことばかりです。

自分が仕事ができなかった時だったり、上司に怒られた時だったり、職員に冷たくされた時だったり・・・本当に些細なことであっても、他人から見ればどうでも良いことであっても、本人にとっては本当に辛いことです。

しかし、どんなに小さなことに思えるものでも、「辞めたい。」という感情が生まれたら、心からの「辞めたい。」である可能性もあるわけです。

一度そう感じる瞬間があって、家に帰ってからもその状態が続いているのであれば、心からの「辞めたい。」なのだと考え、辞めた後のことを考えてみましょう。

そして、考えた先のために行動してみましょう。

私も転職活動を開始しました

実際に私は、職場の人間関係が嫌で、「辞めたい。」と思うようになりました。

今の会社に入ってから、何度も「辞めたい。」と思い、その都度、本気なのかどうか自分で自分に聞いていました。

その状態で一年以上が過ぎ、ある日、その悩みの根本である上司に、いつものように自分の意見を反対された瞬間に、大きく「辞めたい。」と言う気持ちが心に浮かんだのです。

その瞬間に、「辞めよう。」と思いました。自分でも驚きました。

普段から意見を反対されることはあったので、いつもと変わらないことをされただけだったからです。しかし、積もりに積もっていたものがあふれたのだと思います。

その日は家に帰るまでの間に、辞めた後のことを考え、転職することに決めました。

そしてその日のうちに転職サイトに登録し、とりあえずとにかく行動してみることにしたのです。転職活動を始めてもうすぐ四か月が経ちますが、なかなか決まりません。

その期間が長くなればなるほど、新しい職場で働きたい気持ちが強まり、新しい職場への夢が膨らみます。転職活動を始めてみてよかったなあと思っています。

まだ決まってはいませんし、今後うまく自分に合った職場を見つけられるかもわからず、見つけられてもうまくそこに決まるかはわかりませんが、できる限りのことをして、悔いのないようにしたいと思っています。

人生は仕事をするためにあるわけではありません。人生は楽しんだもの勝ちなのです。今の仕事を辞めたいという気持ちが生まれたら、何かしら行動にうつしてみましょう。

行動にうつしてみた結果、わくわくする気持ちがあるなら、それは正しい道だと思いますよ。進んだ先が万が一失敗だったとしたら、もう一度新たな道へ進めば良いのです。

人生は一度きりですが、一度きりの人生の中では何度でもやり直しがききます。

何かを感じたらすぐに行動して何度も失敗を繰り返して、その中で最終的に、「これだ！」と思える楽しい人生につながる道を見つけましょう。