夫の海外赴任に伴い、退職を余儀なくされた妻たち・・・。
あらゆる企業のグローバル化が進むにつれ、最近ではこのような女性は増えてきましたね。
私自身もその一人です。結婚後も働いていたものの、夫の海外赴任に伴い退職しました。
しかし海外赴任に伴い退職はしたものの、
帰国後はまた働くつもり!だなんて人も多いのが実態。
私を含め、赴任仲間の殆どが帰国後は働く気満々でいるのです。
そこで今回は、再就職を果たすべく海外赴任中にしておくべき3つのことについてお話したいと思います。
①出産・育児の意思があるなら是非海外赴任期間中に
え?いきなり出産・育児の推進?と驚かれたかもしれませんが、これは大真面目な話です。
もし将来的に出産・育児、そして帰国後再就職を希望しているのであれば、海外赴任期間中に是非出産・育児を経験しておいた方が非常にメリットがあるのです。
と言いますのも、海外赴任期間中に出産し、子供が幼稚園・保育園入学レベルまで成長してくれれば、帰国後の就活が非常にスムーズに進むのです。
赤ん坊を連れて就活イベント、面接には絶対に参加できませんよね?
また企業としても赤ん坊を育てながらの就職に対しては不安が多く、
マイナスイメージしか抱かれません。
ゆえに海外赴任期間中に、日中は母親と離れてもOKという年齢にまで子育てを済ませられれば、母親にとっても子供にとっても負担が多少なりとも軽くなります。
また教育面で見れば、子供を海外のインターナショナルスクールに通わせることができます。幼少期から英語を学ぶことができますね。
金銭面においても、企業によっては通園・通学費用の半額~全額負担をしてくれるところもあり、日本では受けられないような高度な教育を受けることもできるのです。
帰国後は働きたい、でも出産・育児の意思も強いというのであれば、
海外赴任期間中に海外で経ておくというのは非常に良い選択なのです。
②グローバル化に対応できるよう、語学の習得を
2つ目は語学力を身につけておくというものです。
赴任した国が英語圏・中華圏であれば自然と身に就くでしょうが、それ以外の圏であれば、是非英語・中国語等を学んでおくことをお勧めします。
企業のグローバル化に伴い、語学力は以前にも増して重宝されるものとなりました。企業によってはTOEICスコア800点以上という条件まで提示されるようになりましたね。
私の経験上、海外赴任期間中は赴任して2ヶ月も経てば、
新鮮さややりたいこともなくなり、非常に暇です。
熱中するものを見つけない限りは淡々と毎日が過ぎていき、
非常に勿体無い時間を過ごす羽目になってしまいます。
したがい時間が沢山ある赴任期間中こそ、是非語学習得の期間に充てて欲しいのです。
赴任地域によっては日本よりも安く語学学校に通えることが可能です。
実際私は現地の大学の英語コースに通っていますが、
学費は日本の10分の1。勿論内容は充実していますよ。
将来グローバル企業に勤めたいという意思があるのであれば、
是非この期間を有効利用してしまいましょう。
③資格保有必須の職業に就きたいのであれば、資格の習得を
3つ目は資格の習得です。
企業によっては資格保有必須を条件として掲げている為、そのような企業に再就職を希望するのであれば是非赴任期間中に資格の習得に励んで欲しいのです。
私の元職場の上司の奥様は、海外赴任期間中に現地の大学に通い、見事MBAを取得しました。そして帰国後、彼女はその資格を活かし、外資系企業の経理として就職したのです。
勿論全ての企業において資格が必須かと言えばそうではありません。
資格ではなく、経験・知識を重視する企業も多く存在します。
ゆえに、先ずは自分の興味のある業界、企業、そしてポストを海外赴任期間中に有る程度目星をつけることが大切です。
そして資格必須と分かったら、彼女のように赴任期間中の時間を資格修得に充てるべきでしょう。
そうすることで帰国後の再就職をスムーズに進められますよ。
まとめ
このように、退職した妻たちが再就職を果たすべく海外赴任中にしておくべきこととは、“(将来的に希望するのであれば)出産・育児”、“語学習得”そして“資格修得”なのです。
海外赴任期間は何かと“暇・退屈”と感じてしまいがち。
しかしそれでも将来帰国後は再就職を希望しているのであれば、
再就職に向け目標を持って日々を過ごすべきでしょう。
漠然と過ごすのは非常に勿体無いのです。
再就職準備をある程度進めておくことで、
帰国後には余裕を持ったスタートを切れると思いますよ。
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