毎日仕事と家庭に追い回されている働く女性から「専業主婦って気が楽でいいわね」「自分の時間が自由になるからうらやましいわ」なんて言われることもしばしばあります。
「きっと、悩みなんてないんでしょうね」・・・いえいえ違います!専業主婦だっていろいろと悩むことがあるんです!
では、専業主婦はどんなことで悩んでいるのでしょうか。
その悩みをご紹介していきましょう。
①周囲から「暇」だと思われている
専業主婦でも、子どもがいる場合と、いない場合で状況が違ってきます。
新婚で専業主婦となった場合、最初のうちは家事に慣れず、毎日そこそこ忙しく過ごしていますが、やがて時間にゆとりをもてるようになってきます。
小さいお子さんのいる家庭では、主婦が家事と子育てを同時進行でこなしているので、かなり忙しいと言えます。これは小さいお子さんに手がかかることと目が離せないことから、家事のスケジュールが立てにくいことが原因です。
また、家事をしっかりこなすと「ここまでやれば終わり」という境界線がないので、自分で区切りをつけるしかありません。
清潔感を求める人だと掃除に時間がかかってしまうこともザラ。
料理に凝る人も食卓に並べるまでに時間がかかってしまいます。
しかし、周囲から自分の都合で動けるからうらやましがられたり、いつも自宅にいると思われてアポなしで訪ねてこられたりとか、他人の都合に振り回されやすい傾向があり、モヤモヤしてしまうことも。
日々の生活に「自分軸」を持つことが大切ですね。
②世界が狭い
専業主婦になってからの最初の悩みが「旦那さんしか話す相手がいない」こと。
実家から離れ新居を二人で構えると、毎日仕事で遅くなったり、早朝から出勤する夫とじっくり話す機会が減り「独身時代の方がよかった」と思ったりします。
小さいお子さんのいる専業主婦の人は、家から子どもを連れて出かけるのが大変だったり、一日子どもと過ごして振り回されて疲れてしまい無気力になったりしてしまいます。
育児でわからないことや、ちょっとしたことを相談しようにも相談する相手がいないことでストレスがたまり孤独を感じるようになります。
そんな時は地域に目を向けてみましょう。
行政が取り組む色々な行事やカルチャー教室など、専業主婦の方でも参加しやすい午前中の時間に開講しています。思い切って参加してみてはいかがでしょうか。
また小さいお子さんがいて外に出られない人向けに、女性向け電話相談の窓口もありますので利用してみてはいかがでしょうか。
③経済的に自立できていない
専業主婦がもつ悩みに「旦那さんの稼ぎで暮らしている」というのがあります。
これは多くの独身女性から「うらやましい」と思われ「婚活」に走る動機になっていますが、当然のことながら「夫の収入で成り立っている」ので「夫になにかあればたちまち困る」暮らし方でもあるのです。
リスクを考える人であれば「夫がリストラされたらどうしよう」「夫と離婚したらどうしよう」「夫が先に亡くなってしまったらどうしよう」と不安でいっぱいになることでしょう。
もしものことがあったら生活はどうなるのか。また、自分が仕事に復帰できるのか。
将来の事を考えて貯蓄などして備えておく必要がありますよね。
まとめ
専業主婦の場合は仕事している人に比べてひとりで考えられる時間があるのは確かです。逆に自分ひとりででもんもんと悩みを抱える傾向にあるかも知れませんね。
人間関係の広がりを持つ、たとえば地域のイベントに出かける、家事に負担にならない程度のパートに出るなど、家族以外の人とつながりをもつことで解決出来る事があるかも知れませんよ。
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