仕事が難しい。分からない事がたくさんある。そのせいで、自分はダメな人間だ、何もできない、もう辞めたい。等、私生活にも悪影響を与えかねないネガティブ思考に繋がっていきますよね。

仕事は自分で理解し、流れや方法を掴んでくると、必ず楽しさを感じるようになっていきます。

そして分からないこと、難しいと思ったことでも経験を生かして乗り越える力がつくものです。教えられたことをいきなりなんでも理解して仕事に臨める人はいません。

無理せず、自分のペースでできそうな事から始めてみましょう。コツさえ掴めば急成長することだって可能です。

①仕事に関する本を1冊買ってみる

人は、何か初めて「やってみたい」と思った時には、入門用の本や、インターネットで「～入門」の検索をしますよね。

そこから分からないこと、やらなければならないことを無意識にタスク化していきます。運動や趣味にしろ、教則本というのは必ずあります。

教則本にも初心者向けの簡単なものや、細かな情報が載っているプロ向けのものがありますが、自分が読みやすい、自分が知りたい内容が書いてある1冊を見つけてみてはいかがでしょうか。

必ず上司や先輩よりも分かりやすく、何度も丁寧に教えてくれる先生になってくれるはずです。

わからなかった事をその場で調べたり、上司、先輩に聞くのはもちろん大切な事です。しかし、時間が無かったり声をかけるタイミングが無かったりする事が多いのではないでしょうか。

分からない、難しい事から目を背けることだけは絶対にいけませんので、買って眺めてみるだけで、安心感と自信、そして知識に繋がると思います。

仕事の休憩中に眺めていれば上司の目に触れて、評価UPにも繋がるかもしれませんよ。

②「分からない」「難しい」と感じた所をメモに残す→後からゆっくり調べる

学生時代、苦手教科の勉強中に分からない場所が分からない！という経験はありませんか？興味がない、つまらないことならなおさら調べるのも億劫になります。

まずはどこが分からない、難しいと感じるところなのかを発見しましょう。

「難しい」ことは考えなければならないことが沢山あるので、頭の中がいっぱいいっぱいになってしまいます。先輩、上司にその都度口頭で説明されたことなんて簡単に覚えることはできません。

1つ1つ理解するまで考えるのはまず後回しにしてみて、まずは分からない事の整理から始めてみてはいかがですか？

勤務中、メモ帳にわからなかった、難しく感じたことだけを個条書きで残して置いて、家に帰ってからゆっくり調べてみてください。

本、インターネットでも、同業者の友達でも、焦りと不安だらけの中その場しのぎで先輩や上司から聞くよりは頭に残るでしょうし、何が難しいのか、何が分からないのかさえ整理することができると、それだけで気分的にとても楽になると思いますよ。

そしてそれを1つ1つ解決していけば必ずあなたの力はついていくはずです。焦らずコツコツやっていきましょう。

③本当に分からない、仕事に行きたくない、限界だと感じたら辞めてもいい

自分にはこの仕事が全くもって合わないのではないか、自分がもっと活躍できる仕事があるのではないだろうか。転職が当たり前になってきたこの世の中で、そういったことでお悩みの方は案外多いのかもしれませんね。

本当に悩んで、苦しい時は先輩や上司に正直に相談してみましょう。

何か対策を考えてくれるかもしれませんし、相談した上で、特になんの動きもみせてくれない場合、もしくはもっと頑張れ、といった類の言葉しか頂け無かった場合は、今の仕事自体があなたに合わないだけかもしれません。

世の中に職種、仕事は山ほどあります。その中にはあなたにどうしても合わないものもあるでしょう。

プライベートでも仕事の悩みばかり考えてしまったり、そのストレスが原因で身体を壊したり、精神的に病んでしまったりしたら元も子もありません。

晴れて次の仕事が決まったとしても、トラウマになってしまってのびのび働けなくなってしまうかもしれません。

やりがいが持てて楽しく仕事ができる、難しくても本当に頑張ろうと思える場所をもう一度探して見てはいかがですか？

転職の際は業務内容と待遇をよく確認して、本当に自分に合った場所を探しましょう。きっと、今の職場よりもっと活躍できる場所がありますよ。

まとめ

楽しい人生を作り上げていく上で、仕事というのはとても大部分に影響します。

人生の中で仕事に携わっている時間は本当にたくさんあります。その仕事の時間を苦しいもののままにしておくか、メリハリのある充実した時間にできるかはあなた次第です。

かといって仕事は全て1人でするものではありません。あなたが難しいと思いながら仕事に臨む姿勢は必ず誰かが見てくれていますし、会社の利益にも反映されているはずです。

上記がきっかけで、あなたが活躍できるきっかけになれば幸いです。