趣味欄で効果的に自己PRをする方法3つ

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就活で履歴書などを作成するとき、「趣味欄でも、効果的な自己PRをしたい」と考えることがありますよね。

「自己PR欄」だけが、自分をアピールする場ではありません。履歴書などは、そのすべての項目が、自分をプレゼンする場と考えていいでしょう。

ですから、趣味欄でも、できるだけ強く自分をアピールして、ライバルと差をつけたいと考えるわけです。私も以前、就活している時に、あなたと同じことを考えたものです。

その時の経験を踏まえつつ、趣味欄で効果的に自己PRをする方法をお話ししますね。

①定番の趣味は「数」などで具体的にアピール

あまり人がやらないような特殊な趣味、担当者が思わず目を止めるような種類の趣味の場合は、その趣味自体が自己PRになると考えていいでしょう。

変わった趣味なら、担当者は自然に注目してくれるでしょうし、面接の際も、担当者はそれを話題にするかもしれませんよね。

けれど、それはレアケース。趣味欄に書くのは、「よくある趣味」ということが多いに違いありません。特に、「映画鑑賞」「読書」「音楽鑑賞」といった定番の趣味の場合は、どんなふうにアピールしたらいいか、迷うものですよね。

単に「映画鑑賞が趣味です」と書いただけでは、効果的な自己PRにはなりえません。では、どうしたらいいのか?

おすすめしたいのが、「数などをあげて、具体的にアピールする」というやり方です。

例えば、「映画鑑賞」が趣味ならば、「毎年、年間100本は映画館で見ます。自宅で見るDVDも含めると、200本以上になります」というように数を示すのです。

もちろん、嘘はいけません。10本しか見ていないのに、「100本見ている」と書くのはNGですが、「映画鑑賞が趣味」という以上、それなりの本数は見ているはずですよね。ですから、その数を示すことで、アピールするといいでしょう。

読書の場合も、「年間150冊読みます」というようにアピールすれば、「活字離れ」が進む現在では、その数がかなり効果的な自己PRポイントになるはずです。

音楽鑑賞の場合なら、「自宅にこういうオーディオ機器をそろえて、楽しんでいます」というように書くのもいいでしょう。

このように具体的な数などをあげて説明すれば、どんなに定番の趣味でも、効果的な自己PRになると思いますよ。

②継続力をアピール

これは、一つの趣味を長年続けているケースにおすすめしたいやり方ですが、趣味の欄で「継続力」をアピールするということも可能です。

例えば、小学生の時から何かの楽器を習っていて、今でも、それを趣味として続けていることもあるでしょう。その場合は、「何歳から始めて、キャリア◯◯年になります」とうように書くのです。

一つのことを長く続けるというのは、誰にでもできることではありません。

最初は親に言われて習い始めたものを、今でも続けているというのは、継続力のある証拠ですよね。ですから、そこを強調することで、趣味欄で効果的な自己PRすることができるわけなんですよ。

もちろん、楽器に限定したことではありません。絵画でも書道でもスポーツでも、あるいは何かのコレクションでも、「長く続けている趣味」があるなら、その点を、大いにアピールしましょう。

コレクションの場合は、集めたものの数もいっしょにアピールしてもいいかもしれませんね。つまり、前項のポイントと合わせて、より効果的な自己PRにするわけです。

③「多趣味」をアピール

長く続けている一つの趣味をアピールするのではなく、「趣味の数」でアピールするというやり方もあります。

たとえば、「楽器演奏」「水彩画」「水泳」「グッズのコレクション」「料理」という5つの趣味があるなら、その5つをすべて並べて、多趣味ぶりをアピールしましょう。

このやり方が効果的なのは、担当者に同じように趣味を持っている人がいる確率が高くなることです。

そのうちの1つでも、担当者と同じ趣味があるなら、担当者の目に止まるに違いありません。面接では、その趣味のことで話が盛り上がるということも考えられますよね。

そうでなくても、さまさまな種類の趣味を持っている人は、「好奇心旺盛」「興味の対象が幅広い」という評価を得ることができます。何か一つのことに打ち込む人間も魅力的ですが、広い視野を持って、多くのことに興味を示すことができる人というのも、企業にとっては魅力的な人材ではないでしょうか。

その幅広さを強調するために、趣味欄にすべての趣味を列記する際、「私は好奇心旺盛なので、いろいろなジャンルの趣味を持っています」というように書き添えるといいでしょう。

こうすれば、さりげなく、効果的に自己PRできると思いますよ。

まとめ

趣味欄でうまく自己PRするには、どうしたらいいか。おすすめのやり方を3種類、お話ししてきました。

最初の項目にも書きましたが、もし、人がほとんどやらないような特殊な趣味があるのなら、それをそのまま書けば、強い自己アピールになりますよね。

ここでは、そうではない、一般的な趣味の場合の、効果的な自己PR方法を紹介しました。どんな定番の趣味でも、書き方によって、十分効果的なアピールができるということなんですよ。

参考になさってくださると、嬉しいです。

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