転職活動において、絶対に欠かせないツール。
それは、転職サイトでしょう。
転職サイトとは、ネット上で誰でも無料、且つ簡単に登録・利用ができてしまう便利ツール。
仕事や家事をしている傍ら、飽き時間にスマートフォンやパソコン上で即利用できてしまうため、まさに転職活動中の女性にとっての強い味方でしょう。
しかしそんな便利な転職サイトではありますが、実際に転職サイトに登録する上では幾つか注意が必要です。
安易な気持ちでポチポチッと登録してしまうのは非常に危険なのです。
そこで今回は、転職サイトに登録する上での注意点についてお話したいと思います。
①転職サイトにおけるパーソナルデータは、企業への履歴書そのもの
転職サイトを利用するためには、当然のことながらネット上で登録が必要となります。
パソコンからではなく、スマートフォンからも登録は可能です。
登録方法ですが、画面の指示に従い、ログインIDやパスワードを設定の上、簡単なパーソナルデータを入力していく形になります。
パーソナルデータとは、学歴、職歴、また転職をするにあたっての希望職種や勤務地等です。
このパーソナルデータ、非常に簡単に入力することができるのではありますが、入力した内容は求人企業や転職エージェントに対して公開されます。
つまり、安易な気持ちでテキトーにデータ作成をしてしまうと、その情報をもとに相手に自分自身を判断されてしまうのです。
誤った情報が相手に伝わってしまったり、もしくは相手に悪印象を与えてしまったりする可能性があるのです。
したがい、“パーソナルデータはただただ転職サイトに登録するためだけのもの”と安易に考えてしまってはいけません。
パーソナルデータは履歴書そのもの。その内容をもとに企業は自身を判断してくるのです。
スマートフォンやパソコン上で簡単に入力ができるとは言え、自身の転職活動の行方を左右させる大切なもの。
必ず注意しておきたい箇所なのです。
②嘘の内容での登録は御法度
当たり前ではありますが、パーソナルデータ、つまり企業への履歴書における情報に嘘いつわりがあってはいけません。
例えば前職における職務内容に関する記載。
自身を良く見せようとして、事実とはあまりにかけ離れたことを記載してしまわないようにしましょう。
繰り返しにはなりますが、あくまで企業は転職サイトに記載されたその情報を基にあなた自身を判断してきます。
ゆえに、そこに書いてある情報は全て正として扱われることになるのです。
そのため、もし仮に虚偽の記載があったことが採用プロセスの中や採用決定後に判明された場合、採用が見送られる可能性は大いにあります。
またそれだけでなく、今後その転職サイトを利用しての転職活動ができなくなる可能性だってゼロでは無いのです。
それに、仮に採用は決定され、そのまま入社を果たすことができたとしても、自身に対する企業側からの不信感を拭うことは決してできないでしょう。
昇進ができなかったり、待遇アップが望めなかったり、残念ながら明るい未来はありません。
虚偽の記載と聞くと、全くの嘘を記載することを想像するかもしれませんが、そういうわけではありません。
1の話を相当盛って、10のように言うことも虚偽記載です。
実際、元職場に入社してきたある中途入社社員はそうでした。
語学留学経験有り、英語もそれなりに話せるとアピールしてきたものの、入社して蓋を開けてみれば、アピール内容と実態との間には相当の乖離がありました。
留学経験ありとは言いながら、実際は留学中のほとんどの時間を日本人と過ごしていたため、英語を使用していた時間は実はほんのわずか。
したがい英語力もそれ相応のレベルしかなく、アピール内容とは乖離があったのです。
その場しのぎで言い放った情報や見栄は、最終的には自身にマイナスとして返ってきます。
勿論、効果的に自己PRをするために巧みに言葉を操ることは大切です。
しかしながらあまりにも実態と乖離があるのは大問題。自身の信用問題に発生しますので、注意しましょう。
③むやみやたらに複数の転職サイトに登録しない
熱心な人ほどよくやりがちなのが、複数の転職サイトに登録をするというもの。
一つのサイトだけでなく、複数登録すれば、その分情報量も倍になる。
そのような考えから行うのでしょう。
しかしながら実態として、大手の転職サイトの場合、掲載されている求人数や情報数についてはほとんど変わりがありません。
◯◯会社に関する求人募集の情報が、AのサイトにもBのサイトにも被って掲載されているなんてパターンが多いのです。
勿論、転職サイトによって個々の特色を出している点はありますが、情報に関して言えば、大手であればほぼ同じ内容です。
したがい、複数のサイトを利用したところで、情報量が増えるかと言えばそうでもないのです。
寧ろ、複数のサイトを活用することに疲れてしまうことでしょう。
また転職活動に関する情報とは言えど、後悔する情報は自身の個人情報。大切な情報に他なりません。
したがい、きちんと意図があるのであればよいですが、むやみやたらに個人情報を入力し、情報開示することは避けるようにしましょう。
一つでも信用できる転職サイトがあれば、それを十分に利用し、そこにある情報をくまなく閲覧する方が良いのです。
まとめ
いかがでしたか?
このように、便利な転職サイトではありますが、登録するにあたっては注意点が存在します。
軽い気持ちで、パパっと登録しようなんていうのは危険なのです。
これから転職サイトを利用しようと言う人、今回挙げた注意点を参考に、正しく利用するようにしてくださいね。
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