女性にとって結婚後の働き方・生き方は永遠の課題ですね。
特に転勤や管理職への昇格可能性のある女性総合職にとって、結婚は仕事人生における大きな分岐点ゆえ、尚更難しい問題かと思います。
では女性総合職にとって、成功する結婚後の働き方・生き方とは一体何でしょうか。
それはずばり、“その時々の自身のライフプランに準じた働き方・生き方にシフトしていく”ことなのです。
実際、夫の転勤、出産、育児等々、女性は結婚することで常に環境が変わり続ける為、結婚前同様の働き方を続けるのは難しいですよね。
“結婚なんてしなければ…”と後悔される方も多いのでは?
そこで今回は、女性総合職の結婚後の働き方・生き方に関して3つの成功例を挙げてお話したいと思います。是非、結婚後のワークライフバランスを考える際の参考にしてみてください。
①結婚後、夫の転勤先の地で再就職する
ある友人は結婚後すぐに夫の転勤が決定した為、
結婚前より働いていた職場を泣く泣く退職しました。
なぜなら、女性総合職として8年以上勤めたというキャリアを夫の転勤を機に失う形となったからです。
ところが退職して夫の転勤先に引っ越した後、
彼女はその新天地で一般職という形で再就職を果たしました。
数年後また夫は転勤する点、そして今は主婦業が最優先である点から、
彼女は総合職ではなく一般職として再就職することがベストと考えたのです。
自身が置かれている状況から再就職先を決定したのです。
その結果、正しい判断が実を結び、彼女は見事仕事もプライベートも完璧に両立することができ、充実した日々を送ることに成功しました。
②結婚後、資格を習得して再就職する
私の元上司の奥様は、これまた結婚後夫の海外転勤により泣く泣く退職しました。
そして更に不運なことに、会社規定やVISAの関係から、現地で働くことすら叶わなかったのです。
そこで彼女は、夫の駐在任期が約4~5年である点、
今は働くことができない点を考慮し、現地での帯同期間中は資格修得に充てると決めました。
結果、彼女は現地の大学で英語力だけでなく、なんとMBAを取得してしまいました。
そして帰国後、彼女は習得した英語とMBAという最強の武器を手に外資系企業への再就職を果たしたのです。
再就職後、彼女は出産も経験しましたが、現在も育児をしながら様々な制度を利用して仕事を続けています。
これもひとえに帯同時代、自身を取り巻く環境から正しい判断をしたからでしょう。
③結婚後、フリーランスの仕事を始める
実はこれは私です。私も元々総合職として働いていましたが、夫の海外転勤に伴い退職を余儀なくされました。
現地に帯同した当初は、現地での再就職を強く希望していましたが、会社規定や治安面、そして夫からの主婦業優先という強い希望から現地企業への再就職も叶いませんでした。
しかしどうしても諦めきれなかった為、
これらの条件をクリアできるフリーランスの仕事を始めました。
主婦業や趣味・習い事に勤しむ傍ら、自宅で好きな時間に仕事をすることにしたのです。
結果、収入面は不安定ながらも大成功。
取り巻く環境を鑑みて選択したこともあり、現在の働き方・生き方には大変満足いく形となりました。
まとめ
このように女性総合職の結婚後の働き方・生き方とは、
自身を取り巻く環境によって左右されやすいものなのです。
そして結婚後も自身の働き方・生き方を成功させるためには、“その時々の自身のライフプランに準じた働き方・生き方にシフトしていく”ことが大切なのです。
そういう意味で、結婚後の女性総合職には“柔軟性”が必要といえるでしょう。
今置かれている環境や流れに反した無理な働き方をする人よりも、変化に応じて“柔軟性”を持って働き方・生き方をシフト出来る人こそ、真の成功者なのではないでしょうか。
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