女性総合職等、所謂、女性転勤族にとっての最大の悩み。
それは“転勤”ですね。
転勤可能性は入社前から分かっていたはずなのに、
いざ転勤となるとブルーになってしまう方は非常に多いです。
実際、女性転勤族は転勤に関する悩みを常に抱えています。
そしてその悩みの根底にあるのが、彼女たちの“恋愛”なのです。
結婚のタイミング、相手、そして自身のキャリア形成との両立。
彼女たちは転勤というワードとセットで斯様なことを考えているのです。
今回はそんな女性転勤族の抱える悩みについてお話していきます。
①転勤は結婚までにしておきたい
私の元後輩女性転勤族の話です。
彼女は海外駐在がしたい!という希望があった為、
女性総合職、つまり女性転勤族の道を選びました。
ところが彼女曰く、海外駐在をする時期はいつでもOKではなかったのです。
必ず20代前半のうちに済ましておきたいとのことでした。
要は20代前半のうちに海外駐在を経験すれば、20代後半~30代前半には日本に戻ってこられる為、婚活ができるというものでした。
転勤時期が20代後半からのスタートになると、婚期を逃してしまうとのこと。
女性転勤族の道を選んだものの、
転勤と恋愛の関係を考えるとそこが一番の悩みどころだと言うのです。
結婚してからの転勤であればまだ夫を説得できそうだが、
恋人同士であれば別れる可能性が十分高い。
これは女性転勤族の多くが感じていることです。
そして実際、別の元後輩は自身の転勤を機に恋人と別れました。
このように女性転勤族にとって、最初の転勤のタイミングが彼女たちの恋愛事情を大きく揺るがすものとなってしまうのです。
②転勤先が気になって仕方がない
女性転勤族にとって、最初の転勤タイミングと同じように気になるのが転勤先。
仮に転勤タイミングが自身の希望時期とずれていたとしても、
転勤先によっては大きく挽回させることが出来るのです。
国内であれば、大阪、名古屋、福岡等の中心地。
海外であれば欧米や日系企業の多く進出している地域。
こんな場所を彼女たちは転勤先として求めているのです。
理由は簡単。出会いのチャンスが沢山あるからです。
(勿論、生活環境が整っているというのも大きな理由の一つではあります。)
実際、最近では海外でも各地で日本人会なるものが多く発足しており、
交流の場、出会いの場が多く存在しています。
そこで出会った人同士でカップル成立なんていうのも珍しくありません。
また独身海外駐在者の増加に伴い、
海外のその地域における恋愛相談所なるものも生まれました。
自身のキャリアと同じくらいシビアである恋愛に関する悩み。
転勤族の彼女たちにとって、転勤先はその悩みに大きく関わるファクターなのです。
③転勤期間は3年未満でありたい
世間一般の企業を見ていると、転勤期間は3~4年というのが主かと思います。
私の元職場もだいたい3~4年毎に転勤や職場異動がありました。
転勤先が非常に良い場所であった場合は別として、
大抵、転勤期間は短く合って欲しいというのが女性転勤族の本音です。
実際、私の周りの女性転勤族は、口を揃えて“転勤は3年未満希望”と言っていました。
要は、3年未満であれば転勤のタイミングや転勤先関係なく、
後々の恋愛や人生設計にも支障が少なそうとのこと。
やはり、根底には恋愛や結婚があったのです。
4年未満ではなく3年未満というところを強く拘っているのが印象的でしたが、少し納得できるものだと思いませんか?
3年未満とは、恋愛とキャリアの両立が男性以上に難しい女性転勤族ならではの、強い拘り、そして悩める数字なのです。
まとめ
このように、女性転勤族は転勤に関する悩みを常に抱えており、
またその悩みの根底には常に“恋愛”があるのです。
いつ転勤をするのか、転勤先はどこなのか、どのくらいの期間転勤先で過ごすのか。
これらを考える時、彼女たちにとって、キャリア形成に関する悩みよりも、恋愛事情に関する悩みの方が大きいと言っても過言ではありません。それほど悩める問題なのです。
そしてこれらは女性転勤族である限り、一生抱える問題でしょう。
女性転勤族。一見、強くたくましい女性のように見られがちですが、
彼女たちは常に自身の転勤と恋愛事情とで悩みを抱えているのです。
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