企業研究のやり方5つ

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就職活動で行う企業研究は、早い方で大学3年の9月頃から始めるようです。

でも、あなたが実際に企業研究をするとして、何をすればいいか具体的に思い浮かぶでしょうか。右も左も分からないまま実際に企業研究を開始しても、どのような事をすればいいのか、迷ってしまいますよね。

忙しい学生生活を送る中で、その他の活動と就活スケジュールの兼ね合いを取っていくのは、なかなか難しい部分があるかもしれません。

しかし、将来就く仕事は人生において重要な位置を占める場合が多く、出来れば自分の性格や興味に合った仕事を選びたいですよね。

就職してから仕事が合わなくてやめるという事がないように、あなたに合った企業を研究する事は大切です。

そのためにひと手間かけて企業について調べ、あなたに合った職場を探すという作業は、しっかりと行っておきたい重要な部分だと思います。

また、その企業の事をしっかりと把握しておけば、面接時に企業の持つビジョンや発売している商品について意見を述べる事ができ、内容の充実した面接を行う事ができます。

では、実際に企業研究を行うに当たり、行っておくべき企業研究のやり方5つをご紹介します。

①企業研究に必要な情報の集め方

最近は、インターネットや書籍などを調べれば、企業研究で目を通しておくべき内容が分かるようになりました。

具体的に、どのような事を調べればいいのかと言うと、企業のホームページ、企業概要、企業理念、代表者メッセージ、事業内容、取引実績、IR情報、取引先、顧客情報、就活生向けの就職四季報といった項目を調べる事で、該当する企業の研究を行います。

製品やサービスを提供している企業なら、それを体験してみる事も大切な方法です。

例えば、飲食店を経営している企業なら、実際に店舗で食事をしてみたり、製造業であれば、該当企業の製品を使用してみたりする事で、感じる事があるはずです。

そのようにして、企業に対してあなたなりの感想や意見を持つ事が、企業に対するイメージを明確にする上で役立ちます。

その時、同業他社の製品やサービスも体験して、志望する企業と他者との違いを比較すると、企業のもつ特徴が浮き上がってくるかもしれません。

新聞や雑誌に該当する企業の記事が掲載されていたら、その情報を覚えておき、自分なりの意見を言えるようにしておきましょう。面接では、競合他社が多数存在する中で、なぜその企業を志望したのか問われる事があります。

そのような時、前述のように製品やサービスを体験したり、企業の情報を把握して、企業研究を行っておくと、製品のこのような点に惹かれた、といった具合に、自分の感じた事に基づいた意見を述べる事ができます。

企業研究で調べておくポイントとして主だったものをあげると、売上やIR情報があります。売上を調べる事で会社の規模を調べる事ができますし、過去数年間の売上を調べる事で、会社の成長性や経営状態をある程度把握する事ができます。

IR情報からは、その企業の財務状況や経営状態を知る事ができます。

財務状況が好ましくない場合、説明会などでその点について言及されない場合がある一方、ここではその企業の正確な情報を知る事ができます。

注目するべき項目は、決算の説明資料です。

ここでは、売上の他に、事業部ごとの利益(事業別に利益を見る事で調子の良い事業を把握する事ができます)、好調、不調の原因を企業はどのように捉えているか、次年度の戦略についてなどを調べる事ができます。

職種が同じでも企業によって求める人物像や、製作する製品が異なったり、一度企業研究をしてみると、そういった細かい違いが見えてくる事があります。

その企業で働くあなたの姿を想像する事で、自分に合っているかどうか、考えてみる事も大切です。

②インターンシップ

インターンシップで実際の仕事を体験すると、その仕事についての理解が得られます。
希望する職業とあなたの希望のミスマッチを防ぐと共に企業研究の一環にもなりますので、積極的に参加するようにしましょう。

インターンシップに参加しておけば企業の性質やそこで働いている人の事を把握する事ができます。

実際に働いている人と話してみると明るく親切で楽しそうに仕事をしており、そのような点に惹かれてこの会社を志望しました、といったように、面接時の話題づくりをする事もできます。

また、自身の専攻する勉強に関連した企業であれば、勉強している内容と、その知識を実際に運用している職場を体験する事ができ、学問に対する新たな意欲や自身の専攻している学問への意識の向上など、新たな自分を発見できるかもしれません。

長期休暇の時など時間があるのなら、インターンシップを経験する事も大切な企業研究のひとつです。

③OB・OG訪問

実際の社員から話を聞く事ができれば、志望する企業のイメージをより明確に持つ事ができるようになります。そして、OB・OGから得た声は、自分だけの成果となります。

面接時に社員の方から話を聞き、この企業で働いてみたいと思いました、など話を広げるきっかけにもなります。

企業の社員に話を聞くとなるとなかなか勇気がいるかもしれませんが、そのような場合は複数で応募するなどしてOB・OGの話を聞いてみましょう。

在籍している大学にOBが見つからない場合は、該当企業の人事部門に連絡してみる事で、社員の方の話を聞く機会があるかもしれません。

実際に話を聞く上では、相手に失礼のないように、あらかじめ質問を考えておくなど前もって準備をしておくようにしましょう。積極的に行動してみる事で得られる成果もあるはずです。

OB訪問の後は、お礼の手紙やメッセージを送る事も気をつけておくべきポイントのひとつです。

OB訪問時に優秀な学生は人事に推薦される企業もある、と言われていますが、最近はインターンシップ等で企業が取得した学生に関する情報が採用及び選考活動に使用できるのは、学生が4年次の6月以降の場合だけという取り決めがありますので、その点にも注意しましょう。

④4P法の活用

企業研究の方法のひとつとして4Pというものがあります。

これは、4つのPである製品(Product)、流通(Place)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)という研究の対象にすべき4つの要素を表しています。

「製品」では、商品の品質や機能、ラインナップ、ブランドイメージやパッケージデザインを検討してみましょう。

企業を研究していく上で目をつけるべきポイントは、その企業の主力商品はなにか、なぜそれが主力商品なのか、競合他社はどのような商品に力を入れて販売しているか、など研究するべき項目は様々です。

企業研究を通して、その企業の商品展開の方法や特徴を把握し、あなたなりの意見を述べられるようになっておくと、他の就活生と差をつけることができます。

「流通」では、どのような方法、場所で商品を購入する事ができるのか把握する事で企業を研究する事ができます。

流通範囲や品揃えから始まり、販売手法などを調べてみましょう。

最近では、インターネット販売を実施している所や、食品の宅配サービスを提供しているレストランも存在しており、このような点も、企業の流通方法を検討する要素のひとつです。

「価格」に関して、定価、割引、支払い方法などの検討は、本来マーケティングを行う上での基本戦略のひとつです。

しかし、実際に設定されている価格を検討してみる事で、競合他社との差別化に力を入れている事が分かったり、高級路線をとっているのか、低価格商品に力を入れているのかといった具合に企業の採用する方針が見えてくるはずです。

「プロモーション」では、いかに認知度をあげて訴求したいイメージを伝え、販売を拡大していくのかが考慮されています。

駅のホームに広告を出していたり、新聞広告やインターネットでの宣伝など、その企業が力を入れている宣伝を見る事で、企業研究を行う事もひとつの方法です。

主な広告媒体としては、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌やインターネットなどが挙げられます。

⑤企業研究シートの作成

企業研究シートというものも存在しており、ここには、企業データや経営理念、社風、待遇、募集要項、障害者の雇用状況、志望理由などを記入する欄があります。

この研究シートを利用すれば、企業に関する情報を自分なりに整理する事ができると共に、志望理由をあらかじめ明確に考えて記しておく事ができるため、本番の面接対策に有効です。

その他にも、同業他社と比べた時の強みや弱み、特徴や入社後に挑戦したい事、説明会やOB・OG訪問で気づいた事、自分の性格と該当企業の社風で一致するところ、最近ニュースになった出来事に対する感想など自分なりに工夫した企業研究シートを作成してみましょう。

一通りの項目を記入すれば、自然と企業研究ができているはずです。

まとめ

企業研究の前に、自分がどのような企業に合っているか、自己分析しておく事をおすすめします。

自分の事を客観的に把握する事ができれば、企業に自分を売り込めますし、社会で生活していく上で周囲と上手くやっていくには、自分の性格を正しく把握しておく事が大切です。

企業研究を通して調べた事からあなたの意見を述べる事ができると好ましいですね。

しかし、それらの表面的な情報で企業の全てを判断できるわけではありませんので、その点も把握しておきましょう。

企業に関する情報を正確に集め、会社に対するイメージのミスマッチを防ぐ意味でも、面接での話題作りのためにも、企業研究をしっかりと行っておきましょう。

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