Uターン転職する際に悩むのが、志望動機をどうすればいいのか・・・という点ですよね。
まず、今都会で働いていていてUターン就職を考えると、どうしても「都会で通用しなくなったから」「田舎でゆっくり暮らしたいから」「家族と過ごしたいから」等、ポジティブな志望動機が浮かびにくいですからね。
事実、私も関西に9年間住んで仕事をして、地元島根にUターン就職をしようと思い転職活動をした時期もありましたが、なかなかポジティブな志望理由が浮かばず、出てこず苦戦しました。
志望理由となると、やはり本音本心でないと相手に伝わらないし、採用をしてもらえません。
田舎の会社ほど人間関係にウエットですし、人の入れ替わりも少ないので「受ける人の本音」を知りたがります。
そのため、本音でもある、そして例え誇張でも本心に聞こえるお勧めの志望理由を3点お伝えします。
①人生の集大成であることを伝える
まず1つ目は、「今回を最後の転職にしようと思っている、人生の集大成にしようとしている」ことを伝えることです。
どういうことかというと、都会からUターン就職をしてくる=都会で通用しない、都会が嫌になった、地元でのんびり暮らしたい、複雑な家庭事情がある(介護や離婚など)ととられます。
もちろん上記理由があってUターンする人が大半ですが、志望理由として、「自分の腰を据える場所はやはり生まれ故郷だ」ということを伝えることが重要です。
具体的に言うと、
といった流れで志望理由を話していくことも一つだと思います。
②地元に貢献したいことを伝える
2つ目は、「地元◯◯県に貢献したい」ということを強く伝える事です。これは私が就職活動をする中で最も響いた言葉だと言えます。
Uターン就職をするときによく「地元に貢献をしたい」という人が多いですが、中身が薄いとすぐに見抜かれ、不合格にされますが、中身のあることを言った場合、最も評価される言葉になります。
特に過疎化が進む田舎にUターンを考えている人には有利なのですが、田舎は年々少子高齢化が進み、地元の若者が大学進学と併せてどんどん都会に出ていく、そして都会で就職をして帰ってこない問題がメディアでも多く取り上げられています。
その中でもUターンしてくる若者も多いですが、二極化されていて「本気で地元を盛り上げたいと考える熱い若者」あとは「都会でドロップアウト(仕事が嫌になった、お金がなくなった)をしてニートに近い生活を実家でする若者」にハッキリ分かれている印象です。
それは企業側も問題として分かっていることなので、そこを利用することが重要です。
という流れで志望理由を話すのも手だと思います。
「地元に貢献してこういうことをしたい」と具体的な思いがある場合はそれを伝えればよいと思うのですが、具体的な思いがない場合も「自分を育ててくれた◯◯県の力になりたい・恩返しをしたい」というワードは有益だと思います。
実際、私も前職の営業で地元を担当していたのですが、お仕事を任せてもらうたびに「一緒に地元で働かないか、地元にはあなたみたいな盛り上げてくれる若者が少ないんだ」とよく言われていたことを思い出します。
私は未熟で力もありませんでしたが、「仕事にかける思い」「仕事にかける情熱」をかってくれるお客様は多かったです。それだけ、地元に熱のある若者が少なくなっているのだと感じた瞬間でした。
そのため、あなたが思っている以上に、あなたが熱い思いを話せば都会で大人と話すよりも伝わりやすいと思います。
③「いつかは地元で」というフレーズを使う
最後3つ目ですが、「いつかは地元に戻りたかった」というフレーズを伝える事です。
地元の企業は「地域貢献」とか「地域密着」というフレーズを好む傾向があります。
そこで、あなたの「いつかは地元に戻りたかった前向きエピソード」を伝えると効果的だと思います。
上記2つ目の志望理由と併せて話すことも効果的だと思います。
まとめ
以上3点がUターン就職を考えるあなたにオススメしたい志望理由です。
志望理由に迷っているのでしたら、一度、是非、ご参考にして頂ければと思います。
私が実際にUターン転職時の面接で使い上手くいった方法なので、成功する確率は高いかと思いますよ。
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