社会人としてしばらく働くと必ず頭の中に出てくる転職と言う言葉。

しかし転職は人生の中では一大イベントのひとつです。頭の中に出てきたとしても、色々と不安やしがらみがあり、行動にはなかなか移せないと思います。

私も1度転職を経験しているのですが、その際にはかなり悩みました。特に妻へ説明する時にはどうすればいいのかと・・・。

そこで私の経験を踏まえ、転職を迷っているあなたに3つのアドバイスを伝えたいと思います。

少しでもあなたの手助けになれば幸いです。

①転職は決して悪いことではない

昔に比べると今の日本は転職が簡単な社会になったと思います。

それでもやはりどこか転職は悪いことみたいな考えがあるように感じます。

けれど私はそんな風に思いません。転職は自分を成長させるための手段であり、いい機会です。

もし少しでも転職に興味があるのであれば、1度はしてみていいと思います。

私は1度転職をしているのですが、その際には自分が今まで社会で培ってきたものを見つめ直し何が出来るか、自分に足りないものは何かを見つけ、それをどのようにすれば身につけられるか考えました。

これは恐らく転職を経験しなければすることはなかったんではと思っています。

社会人としてある程度経験を詰んだタイミングで自分を見つめ直し、今後の方向性を決める。

それまではただ毎日何も考えず働いていた私にとって、これは転職を通じて自分が成長できたことの1つとなっています。

また違う会社で働くことで新たな経験をすることが出来ます。同じ業種でも会社によってやり方は異なり、使う知識も微妙に異なります。

そのため複数の会社で働けば複数のやり方や多くの幅広い知識を身につけられます。

また新しい職場や仕事に挑戦することで、新しことを処理する適応能力も養えます。

更に複数の会社に務めるわけですから、その分交友関係も広がり、多くの人と接することができます。多くの人と接するのは自分が成長するいい機会だと思います。

このように転職をすることで、1社で働くだけでは得にくい、自分を成長させる機会を得ることが出来ます。

そのため、もし少しでも転職に興味があるのであれば、是非ともお勧めします。

②今働いている会社だけが全てじゃない

特に新入社員の時から働いている方には多い傾向があると思うのですが、長いこと働いているとその会社が全てであり、他の会社に行くと待遇が悪くなると考えてしまいます。

けど全然そんなことありません。

確かに会社によっては待遇が悪くなることもあると思いますが、良くなることも当然多いです。

愛社精神を持つことは大変大事だと思いますが、時には周りに目を向けることも大事です。

もしかしたら、より良い会社が簡単に見つかるかもしれません。

また、周りの会社を見ることにより、今いる会社のいい面を再発見でき、より好きになることもあるかも知れません。

今いる会社が全てと思わず、1度他の会社も見てはいかがでしょうか？

今までの一つしかないと思っていた世界が開けて、見えなかった多くのことが見えるようになるかもしれません。

③悩むのであればまずは行動すること

転職する際には多くの不安が脳裏をよぎります。

もしかしたら待遇が悪くなるんではないか、今より待遇がいい会社に行くには今の自分では実力不足じゃないか、家族に反対されるのではないか、今いる会社を辞めることができるのか、等。

私もかなり悩みました。それを踏まえて言えることがひとつ。色々と考えている間に先ずは何か行動をしてみてはどうでしょうか？

実際、私は妻に内緒で転職を考えはじめ、企業研究をし、面接を幾つか受けました。

そうして内定を貰ってから妻に転職先の説明をし、自分が実際に行って見たきた印象を伝え、それをもって納得してもらい本格的に転職の準備に入りました。

もし面接に落ちたとしても落ちるだけならダメージ０で、半年もしたら同じところをまた受けれます。

むしろ落ちた経験を踏まえ、対策を練ってからリベンジ出来ます。家族に納得してもらうにも、納得させるための情報が必要です。

そのためにはネットだけでなく、あなた自身の目で転職先を見ることも大事です。

勤めてた会社に辞表届けを出す時にはかなり緊張しましたが、出してしまえば呆気ないものでした。

何回か引き止めはありましたが、辞める決心はついてたんで簡単に何も気にすることなく突っぱねることが出来ました。

むしろ文句あるならさっさと辞めさせてくださいよ、ぐらいの感じで・・・。

頭の中だけで考えていても答えなんかでないんです。答えを出すためにまずは行動が必要ですよ。

まとめ

転職を考えていると言うことは、おそらく何かしら現状に不満があるのかと思います。

色々と行動に移せない理由もあると思いますが、まずは出来る範囲で動いてみてはどうでしょうか？

そうしてみると、今までは悩むばかりで何ひとつ進展せず、あなた自身どうすればいいのか分からず途方に暮れていたことが、案外簡単に解決するかもしれませんよ。