人材派遣営業から事務へ転職【23歳 女性】

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【転職理由:体力と気力が限界のため】

私は新卒入社で営業職に配属されました。関東ではありましたが、営業車を使用しての小売店・納品店を回るルートセールスでした。

運転免許は大学4年生の時に取得・前後に初心者マークをつけるほどの危なっかしい慣れない運転で、先輩に心配がられるほどでした。

正直、上司やお客様には恵まれており、女性の営業が支店内で初めてだったということもあるので、本当に良くしてもらっていましたが、とにかく残業の毎日でした。

営業先から戻ってくるのは23時ごろ。そこから自分のレターケースに無造作に突っ込まれた見積依頼を片っ端から仕上げていく日々。併設の倉庫でピッキングすることも新卒の仕事でしたので体力的に本当にきつかったのを覚えています。

また、慣れない運転なのに、毎日走行距離100キロ以上というのも本当にストレスとして感じていました。

私の仕事の忙しさは年末年始がちょうどピークでした。怒涛の年末年始をやっと超えてその処理業務を行っているとき、ちょうど朝礼が始まる前に倒れてしまいました。過労と貧血でした。恥ずかしながら親に迎えに来てもらい、家に着きました。

「もう少し自分の体を考えたほうがいいよ。」

母から、私が会社から帰ってきた時間や、帰ってこれなかった日を記した家計簿を見せられたとき、「私は仕事をして自立したと思ったけれど、こんなにも親に心配をかけているのか」と絶望しました。

このとき、転職しようと決意しました。

「今辞めたって、このご時世に絶対に転職なんかできるはずない。だから再考しなさい」

上司の言葉は今思えば私のことを思ってのことだったと思いますが、その言葉が私を突き動かす燃料となりました。一か月間の引き継ぎを経て、私は新卒の会社をたった1年で退職しました。

ハローワークに行き、大手の転職サイトに登録をしました。あんなにも新卒での就職活動が大変だったのに、1年もしないでまた活動をするとは・・・。

自分が情けなく、大学まで通わせてもらった親に申し訳ないと思いましたが、とにかく「やるしかない」と、その思いを原動力にしました。営業職で失敗してしまった私は、同じ轍を踏むわけにはいかないので、「事務職」を絶対条件に掲げました。

今でいう「第二新卒枠」ではありましたが、当時はそんな括りはなかったので、自分にある武器は「若さ」しかないと思いました。たった1年程度のキャリアは、10年選手に負けてしまうと思ったからです。

また、長期のスパンで考えると自分の性格上怠けてしまうので、短期で、できれば1か月程度で希望の会社に内定をいただくことを目標にしました。

転職活動は「モチベーションの維持」が非常に大事だと思います。少しでも「まあいいか」と思うと、怠けてしまって結果も思うようにいきません。営業職の時につらかったことを思い出し、「同じ轍は踏むまい」と踏ん張って転職活動を行いました。

もし不合格となっても、どこかに必ず自分を必要としてくれる会社があるはず。失敗してしまった時はクヨクヨせず反省点を書き出し、次回の面接に生かすようにしました。退職後1か月以内に内定をいただいた時、心から嬉しかったのを覚えています。

転職するか悩んでいるということは、心の中で「本当にここで働いていていいのかな」「自分のためになっているのかな」と自問していると思います。その思いに自然と自答したその答えこそが、自分の本心だと思います。

今の仕事を続けることも、辞めて転職することも、どちらも悪いことではないですし、どちらが良いことかは自分しか決められないことです。退職すること、転職することは、未知の領域で不安がいっぱいだと思います。

「ちゃんと退職を伝えられるかな」「転職できるかな」「新しい職場になじめるかな」。それらは机上で考えることではなく、行動に起こしてから考えることではないでしょうか。

一度「こうしよう!」と思ったことは自分にとって最良の案だと思いますし、そのモチベーションを維持すれば、必ず結果はついてくると思います。

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