【転職理由:デザイン関係の仕事への憧れのため】
私は大手の求人広告会社で営業サポートの事務職として働いていました。
主な仕事内容は営業さんが受注してきた申込書の処理や請求書の発行、またエクセルデータなどで書類をまとめたりパワーポイントで書類を作成したりしていました。
電話応対や来客応対も事務の仕事で、同じ部署に所属していたアルバイトや派遣社員の面倒もみていました。事務にしては毎日結構多忙で、残業も多いときは三時間ほどあったかと思います。
WEBデザイナーへ転職を決意したきっかけは昔からデザイン関係の仕事をすることに憧れがあり、一度きりの人生ならばやはり好きなことを仕事にしたいと思い、入社3年目で思い切って転職をすることにしました。
また、WEB関係は今もこの先もぐっと伸びていく業界だと思い、この先職に困らないようにと、長く働き続けられる仕事に就きたいと考えたときにこのWEBデザイナーが頭に浮かびました。
結婚しても技術があれば在宅で仕事をしたり、フリーで仕事をしたり、他の仕事と併用していろいろな仕事の仕方ができそうだなと思ったのも転職をしようと思ったきっかけです。
私はまず1年間WEBデザインのスクールに通うことにしました。転職をしようにもまずは技術が全くなかったので技術を身につけるのと、WEBデザインのことを知るために週一回スクールに通っていました。
同じスクールに通っていた人たちはみんな初心者ばかりで、私のように今は全然違う仕事をしているけど将来的にはWEBデザイナーになりたいと夢を持っている人たちばかりが集まっていたのでとても通いやすかったですし、切磋琢磨して授業を受けることができました。
先生も現役のWEBデザイナーの方でデザイナーの裏事情やこれからのWEB業界についてなど技術面以外のたくさんの知識を教えてくれました。技術面はHTMLやCSSはもちろん、PhotoshopやIllustrator、デザインについてなども教わりました。
転職活動は仕事をやりながら行いました。履歴書とともに送るポートフォリオもスクールで作成しました。求人サイトはリクナビなどの大手からWEB業界に特化したサイトまで幅広く登録をして、興味がある会社はチェックをしました。
しかしどこの企業もやはり実務経験を重要視されているようで募集要項にはほとんど実務経験ありの方と書いてありました。
私はまだ未経験でしたがとりあえず興味ある企業には履歴書やポートフォリオを送り続けました。すると以外にも結構の会社から面接の日程などが来ました。
後から聞いたのですが実務経験はあくまでもあればということで実際にはあまり重要視していない企業が多いようです。
私は休みの日や有給を使い面接に行きました。技術がない分思いや意思をしっかり伝え、やる気のアピールをたくさんしました。そのおかげか2社ほど内定をもらうことができました。
私のように全く異なる業界へと転職をしようとしている方もたくさんいらっしゃるかと思います。未知の仕事への転職活動はとても怖いですし、本当に転職できるのかどうかとても不安ですよね。しかしどの業界も今は人手不足で、企業は人を求めています。
今回転職活動をしてみてひしひしと感じました。経験者を求めたりしている企業もたくさんありますが実際には未経験の人も私のようにチャンスはあります。
なので諦めずに、未経験ならばそのデメリットを生かした自分なりのアピールをすれば良いのです。なかなか厳しいことを言ってくる面接官もいますがその企業とは縁がなかったと思った方が賢明でしょう。
転職活動をする際に重要なことはいちいち傷つかないということです。諦めずにいろいろな企業にアタックすれば双方に良い企業は必ず現れます。自分に自信を持って自分の未来のためにも頑張りましょう。
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