小学校教師から図書館司書へ転職【25歳 女性】

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【転職理由:心身ともに疲れたため】

大学を卒業してからすぐ、私は公立小学校の教師になりました。小さな頃からの夢であった教師になることができ、可愛い子どもたちに囲まれて充実した日々を送るつもりでした。

しかし教師という仕事は想像以上に激務でした。子どもたちが分かりやすいような授業を展開するために教材研究をじっくりしたくても、校務分掌が忙しく全くその時間が取れなかったり、理不尽な上司ともうまくコミュニケーションをとることができず、私は1年目の夏に一度体調を崩してしまいました。

その時は何日か休暇をもらい、心も身体もゆっくりと休め、家族の励ましなどもあり何とか気持ちを入れ替えて復帰することができました。

しかしそれ以降も毎日残業は当たり前、休日も何かと仕事があり出勤しなければならない日も多く、疲れ切った私は、あんなに夢見た教員という仕事に魅力を感じなくなってしまっていました。

そんなある日、もともと読書が好きで趣味だった私は読みたい本があったため、自宅近くにある市立図書館を訪れました。図書館に足を踏み入れた瞬間、私は身体に稲妻が走ったような衝撃を受けました。

とても穏やかな時間が流れていて、利用者は皆本を読み耽り自分の世界に入っていて、大好きな本に囲まれて、喧騒とは程遠い空間である図書館こそ、私が働きたいと望む場所なのだと確信したのです。

それまで私は図書館司書という職業を意識したことがなく、大好きな場所である図書館で働くという考えが頭にまったくありませんでした。

早速私は図書館司書という職業について、ネットや本を使い調べ始めました。図書館で正規職員として働くためには資格が必要であると知り、評判の良い通信大学の司書資格取得コースに申し込み、教員を続けながら1年で資格を取得しました。

仕事をしながら勉強をするのは容易ではなくくじけそうになった時もありましたが、そんな時私は必ず図書館を訪れました。ここで働く、絶対に働くと決意を固め、また勉強に励みました。

その甲斐あって1年で資格を取得した私はその年の入社2年目で教師を辞め、ずっと通っていた図書館に履歴書を持って出向きました。

私の資格取得を待っていてくれていたかのように、その図書館では司書募集の貼り紙をロビーに貼ってあったのです。その図書館のどういったところが好きか、どのような図書館にしていきたいか、そして好きな本のことなどを館長さんと話し、私は見事採用となりました。

現在は、図書館司書としてとても充実した日々を送っています。

貸し出しや返却の対応はもちろん、利用者さんが求める本を探したり情報を提供したりするレファレンスを行なったり、週末は子どもたちに向けて絵本の読み聞かせをしたりします。

読み聞かせの時の子どもへの対応は教員時代の経験が役立つことも多々あります。もちろん司書としての日々の中には大変なこともありますが、私は転職を後悔したことは一度もありません。

転職をすることは一大決心ですし、新しい道を拓いていくことを不安に感じる方が多いと思います。実際私もそうでしたし、平坦な道ではありませんでした。

しかし今の仕事に満足していない、他にやりたいことがある、自分を押し込めて今の仕事をしている方に私は転職を薦めたいと思っています。人生は一度きり、やりたいことを我慢していたらもったいないと思うからです。

なかなか転職するタイミングが掴めないという方は、悩んでいる今がチャンスだと思います。思い立ったが吉日です。

転職したい職業についてしっかりと下調べをし、本当にその仕事をしたいのか自分と相談し、決意を固めたらもういくしかないと思います。その選択はきっと、あなたをより素敵な世界へと連れて行ってくれることと思います。

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