公務員から塾経営者へ転職【25歳 男性】

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【転職理由:親の介護のため

私は大学で土木工学を学びました。そして卒業後は実家である宮城県で仕事をしたいと思い、就職活動をしたのですがなかなか内定がもらえない日々が続きました。

そこで、実家からは多少距離があるもののちょうど職員を募集していた田舎町の市役所の職員採用試験を受けたところ合格したので、大学を卒業してからは市役所の職員として勤務をしました。

実際に勤務していて感じたことはある程度満足感を得ることができて、充実していたということです。

市役所の仕事は民間とは違い、ストレスもそれほど多くなく、しかも仕事の内容は直接市民の方のためになることが多かったので、やりがいはありました。

しかし、一方で周りの同僚たちは仕事に対する取り組みが甘く、このままずっとこの環境で働くと自分自身もそうしたぬるま湯に慣れてしまうという危機感がありました。

さらに、実家の父親が倒れてしまい、介護が必要になったということも転職を考えるきっかけとなりました。勤めていた市役所から実家は車でも1時間以上はかかるほど離れていたからです。

そこで、最初は転職サイトなどを利用して実家から通える範囲での仕事を探しました。私が利用したのはリクナビNEXTです。

幾つか条件にかなう求人はあったのですが、日中、親の介護をしながらも勤務できる仕事がなかなか見つかりませんでした。

さらに、地元のハローワークにも通いました。しかし、私の実家は田舎町のため元々求人が少ないですし、さらに、給料も安く、それならわざわざ実家に戻るメリットがないというほどの条件の悪い仕事ばかりでした。

そこで、入社して3年目でしたが、結局は転職してどこかの会社に所属するのではなくて、自分で事業を起こすことにしました。それなら、勤務時間も自分で調整でき、親の介護も行うことができると思ったからです。

起業するために私が目をつけたのは個人経営の塾です。なぜ塾を経営しようと思ったのかというと、大学生の頃に塾講師のバイトをしていた経験があったからです。

塾の経営ならば、仕事の時間は夕方から夜ですので、日中に時間をとることができます。また、私の実家の地域は田舎のため教育レベルがそれほど高くありませんし、生徒数も多くありません。

そのため、大手の学習塾はほとんど出店していないという環境があったため、個人経営の塾でもある程度生徒を確保することができるだろうという思いがありました。

そして、私の場合は実家の空いている部屋をちょっとリフォームして、教室にするだけで塾を開くことができましたので、初期費用がほぼかからないというメリットもありました。

さらに、最も大きな理由は仕事を通して地域にも貢献できるという点です。個人の塾を経営することで地域の教育レベルの向上に貢献できます。こうした幾つかの理由があったので、始めることにしました。

実際に転職してみて感じたことは、今までは大きな組織の中で働いていましたので、そのため、どこか自分の行うこと、仕事の結果を人のせいにできたりしたのですが、個人経営の塾を始めるとすべての仕事の結果、責任は自分に帰ってきます。

それで、今まで以上に仕事に対する責任や重さを痛感しました。

そうした厳しい面もありましたが、実際に仕事の成果ややりがいはすべて自分一人で味わうことができるというメリットもありました。

もちろん、収入だけを見るとかなり減ったのですが、生活はできますし、それ以上にやりがいを感じています。また日中は比較的時間が取れるので親の介護も行うことができています。

きっと転職の理由は色々だと思いますが、人生は1度きりです。ぜひ、自分自身で後悔しないように思いっきりやってみることは大切だと思います。まずは動いてみることによって色々見えてくると思います。

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