【転職理由：ブラック企業のため】

私は新卒で大学を卒業して就職活動を行い地元のイベント設営の営業関係の仕事に就職しました。初めは仕事が新鮮で上司の人も非常に優しく、良い会社に就職したととても満足していたのです。

そんな私が転職を考えるようになったのはノルマです。

入社1年目が経つぐらいで、上司の方に非常い厳しいノルマを課せられ、毎日そのノルマを達成するのに1日12時間動労をしていました。

そのノルマは私が考える範囲で到底不可能だと思うノルマであり、1ヶ月で新規顧客を5つも開拓するなんて出来るはずがありません。

私は毎日くたくたになるほど働かされ、もうこれ以上の努力をすることが出来ないほど追い込まれていました。

私はある日上司に自分の思いを告げると、なんと上司はノルマを達成する気がないのなら辞めてもらうことになるかもしれないと言われたのです。

私は唖然としてこれ以上この会社で働いていても地獄の日々が待っていることを悟りましたので、私はすぐに転職を決意することになったのです。

同じ会社の同僚の営業マンも、半分以上辞めている状況ですので、私もこれ以上この会社にいるとろくな目にならないと悟りました。

そんなとき、私は会社に内緒で同じ同業者の仲の良い会社に転職に関する相談を行い、私なら雇っても良いと言ってくれていました。入社2年目のときでした。

その会社の営業マンに私と非常に仲の良い人がいて、その人の紹介で私は転職を決意することになったのです。

その仲の良い知り合いが言うには、私が現在勤めている会社は仕事環境が最悪で、同業者の中でも悪い噂が立っているとのことでした。

私はすぐにその知り合いのススメで転職先の会社の社長と会い、来年の春から転職する方向で話が進むことになったのです。

転職する際にはやはり、給料だけではなく労働環境をしっかり把握することが大切で、同僚の人にきちんと意見を聞いておかないと後々泣きを見ることになりかねないと納得しました。

その会社の社長は、会社の福利厚生をしっかりと考えていて、きちんと残業代も払ってくれますし、ほとんど定時には仕事が終わるようなスタイルで仕事ができるみたいです。

給料はそれほど変わりませんが、それでも楽に仕事ができる環境のほうが圧倒的に仕事をしていても楽しく感じると実感しました。

私は現在働いている会社は外向きには非常に良心的な会社ですが、その実態はブラック企業となんの代わりもないほどひどい会社だとあらためて気付かされた次第です。

転職というのは、まずは自分の会社の労働条件や労働環境が世間一般的にどれ位のレベルなのかをあらかじめ頭に入れておくことが重要で、待遇の良くない会社にいては将来自分の幸福を失ってしまう可能性もあります。

このような場合には、ある程度速い決断が必要であり、すぐに転職に向けて行動を起こすような行動力が重要になります。

どうしようもないと諦めて働くということは、将来的にもドツボにハマってしまう危険性を持っていますので、絶対自分がメリットを感じるような職場で働くことが理想的であります。

特に新入社員などはまだ社会をあまり知らない人も多くいますので、きちんと社会一般的な常識を見につけ、自分の会社がブラック企業なのかどうなのかを判別できるぐらいの視野が必要です。

何もわからないまま働いていると本当に将来的に大損をしてしまいますので、早めの決断と転職する勇気を持つことが非常に必要になります。

どうせお金を稼ぐなら少しでも待遇が良い会社で働くことが大切です。もっと自分を大切にして、仕事をしていて楽しい部分を持てるような職場を選択できるようにしてください。

決してブラック企業に長い間在籍しないように注意が必要です。