20代後半での就職活動は、周りに仲間も少なく不安がいっぱいですよね。
年齢に制限はあるのか、どういった点に気をつければいいのかをお伝えしていきます。
①年齢制限があるかは企業による
新卒として応募できるかは企業によって異なります。
ですが、年齢制限のあるところは非常に少ないのでその点について大きな心配をする必要はありません。それには企業イメージの問題も絡んできてしまうからです。
今の時代、一概に年齢で応募を制限してしまうと、例えば病気や怪我などで卒業年次が遅くなっている人に対して「新卒としての応募はできません」と言うのはおかしい、といった議論になってしまい企業イメージが悪化してしまうという懸念があります。
そのため、応募段階での年齢制限は設けることが少ないのです。
あなたが不安を感じているように、20代後半の新卒の就活生というのは決して多くはいませんから、応募の門を広げたところで企業としても選考に時間がかかりすぎることもありません。
わざわざイメージが低下してしまうリスクをとってまで門を狭めている企業はごく少数です。
また、20代後半という年齢は、新しく仕事に挑戦していくにあたって遅すぎる年齢ではありません。まだまだ若く、これから何にでも挑戦することができる年齢です。
定年までの年数を考えると、20代前半も後半も大した差はないのです。ですから、気にすることなく応募してみてくださいね。
②なぜ卒業のタイミングが遅くなったかをはっきりと伝える
なぜ、一般的な新卒よりも年齢が高くなっているのかをしっかりと伝えるようにしましょう。
面接官も、あなたが今までどんな人生を送ってきたか関心があるはずです。例えば、休学をして海外に行っていたのであればグローバル人材を求める企業にとっては大きなプラスとなります。
社会人になるまでの時間が長いということは、それだけ多くの経験を積んでいることの裏返しでもありますから、自分の経験を自信を持って語れるように用意してください。
語るほどのことがない、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。その場合は自分の経験ややってきたことを時系列で書き出してみてください。
そして、1つでも他の人はしてこなかったであろう経験や、周りよりも上手くできた経験、もしどうしても見つからなければ自分のやってきたことの中で自分が一番やりがいを感じたことなどを取り上げて語れるように用意しておくようにしましょう。
ここで重要なのは、その内容についてしっかりと応募の際に記入することです。
面接であれば、面接官が疑問点を聞いてきてくれるので問題ありませんが書類審査の段階ではこちらからの一方的な情報提供になります。
あなたがせっかく経験豊かな人生を送ってきたのに、それが伝わらないのは本当にもったいないことですよね。
必ず、誰がみてもわかるように納得がいくように自分の経験とそのために時間がかかった経緯を示しておくことが大切です。
③若い就活生に勝つ、もしくは差別化する
今後長きに渡って会社での活躍が期待できる人材であれば、20代後半でも前半でも関係なく採用の対象になると思います。
なので若い就活生にも負けないような明るさ、素直さを出していってください。
なんとなく疲れた感じがしていたり、異常にプライドが高く自分よりも年齢の低い先輩とうまくやっていけなさそうだ、と思われてしまうと残念ながら採用には至らなくなってしまいます。
実際のあなたの性格がどうかも重要なポイントですが、採用されるかどうかという視点で考えた場合には面接官の目に移るあなたの性格が全てとなってしまいます。
実際には明るく素直な性格なのに、面接で緊張している話し方や振る舞い方が暗く頑固だと捉えられてしまうと、実際とは違う悪い評価をつけられてしまうことになります。
あなたの良い部分がうまく面接官に伝えられるように普段よりも明るく話すようにし、内容も素直さが伝わるエピソードを交えるようにするなどの工夫が必要です。
とはいえ、あなたの性格を十分に考えた上で、自分よりも若い就活生と同じように戦っていくのは難しいという場合には、差別化を計るようにしてみてください。
人生経験が長いからこそ持つことのできる落ち着いた雰囲気や、普通の就活生が持っていないような経験を語る、といった部分で高い評価を得られるかもしれません。
どちらの方法を取るのが優位か明確なラインはありませんが企業毎に求められる人物像を研究し、より企業が採用したいと思うのはどちらかを考え自分自身の見せ方を工夫するようにしてみてください。
まとめ
20代後半であるからといって就活が不利になったり、応募ができなかったり、といった心配はほとんど必要ありません。
周りに同じような仲間がいないくても、これまでに同じような年齢で新卒の就活を突破してきた人は数多くいるはずです。
自分に自信を持って活動し、あなたにとって本当に合う企業に就職できること願っています。
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