新社会人が1年間で貯金すべき金額とは?達成するために必要な5つのステップ

【PR】

目次

新社会人が1年間で貯金すべき金額。いったいいくらだと思いますか?経験上、答えとしましては、実家暮らしであれば1年間で最低40万円、一人暮らしであれば1年間で最低20万円でしょう。

収入や生活スタイル等によって、ここで挙げた目標金額の受け取り方は様々かと思いますが、経験上、最低限このくらいの貯金はして欲しいものです。

と言いますのも、貯金と言うものは、新社会人時代や結婚前というのが一番しやすく、また一番貯まりやすい時期なのです。結婚して家族が増えたりすると、どうしても支出が増えてしまうため、なかなか貯金はしにくくなってしまうのです。

私の経験上、だいたい入社4年目くらいになってくると結婚をする人が増えてきます。結婚資金は勿論人それぞれですが、結婚式を挙げるだけでも最低でも100万円以上は必要です。

そうなってくると、年間20万円、40万円以上の貯金は新社会人の時よりしておく必要が十分あります。一気に100万円以上のお金を用意することができればコツコツとためる必要はないかもしれませんが、大抵は難しいですよね?

またもし今は結婚をする予定のない人であっても、急に結婚が決まったり、出産をすることになったりなんてイベントがくる可能性だってあります。貯金は新社会人時代の一番しやすいその時期からスタートすることが非常に大切なのです。

そこで今回は新社会人になる人必見。新社会人が1年間で貯金すべき金額、そして達成するために必要なステップについてお話していきます。

①財形貯蓄制度を利用すべし

先ず最もおすすめな方法。それは、なんと言っても「財形貯蓄制度」です。これは多くの企業で取り扱っている制度です。財形貯蓄制度とは、要は給与やボーナスから天引きで貯蓄をすることのできるものです。

天引きされる金額は自身で設定することができ、設定金額の変更や停止等も勿論自身の好きなタイミングで行うことができます。この、「給与やボーナスから天引きされる」というところが、この制度の最大限の魅力。

要は、何もしなくても勝手に天引きされた額で給与やボーナスが入ってくることになるため、貯蓄分に関してはもはや自由に手をつけることができないのです。

例えば毎月給与から3万円は財形貯蓄にまわすと決めたら、毎月3万円は必ず貯蓄するようになるのです。実家暮らしの場合、年間目標貯蓄額は最低40万円です。

したがい、毎月給与から3万円、ボーナス時には5万円天引きされるように設定すると、それだけでクリアすることができます。一人暮らしの場合は、毎月2万円、ボーナス時には3~4万円を財形貯蓄にまわせば、20万円の目標をクリアできますよね?

自分の手元に入ってくる前に貯蓄分は差し引かれてしまうため、貯蓄分に関してはそもそもないものとカウントして考えられるのです。入ってきた分は全部使ってしまうなんて人にはもってこいなシステムでしょう。

また財形貯蓄制度のメリットでもあり、デメリットでもある点として、いざ引き出す際に手続きが必要ということです。好きなタイミングですぐに引き出せるというわけにはいかないのです。

事前に引き出したい旨を伝え、所定の手続きを取ってから出ないと引き出すことができないのです。また引き出すのにも手数料が取られてしまうため、なかなか容易に引き出そうとは思えないようになっています。

メリットでもあり、デメリットであるのはそのような理由があるからです。

引き出したいという人にとってはデメリットではありますが、貯蓄をしたいと言う人にはメリットですよね?自動的に引き出すことが難しい状況を作るわけですから、貯蓄を長く続けることができるのです。

実際、私の場合、実家暮らしをしながら新社会時代、毎月給与から3万円、ボーナス時には5万円という金額設定をして、年間40万円以上の貯金をしました。

一年間その金額設定で過ごしたところ、余裕があったので、入社3年目には金額を増やし、給与から5万円、ボーナス時には10万円に変更をしました。ストレスなく貯めることができるので非常におすすめですよ?

②家計簿をつけるべし

次におすすめな方法。それは、「家計簿」をつけて収支を把握するというものです。要は、何にどれだけ使ったのかをきちんと把握するくせをつけて欲しいのです。

特に一人暮らしの場合。家賃や光熱費等々、実家暮らしの人以上に毎月必ずかかってくる費用がありますよね?支出をするもの、回数も実家暮らしの人以上に多いはずです。

したがい、何にどれだけ使っているのか、先月と比べてどうなのか等をきちんと把握するためにも、家計簿はマストなのです。家計簿と言っても、そう難しく考えなくてOK。

所謂昔からあるようなノート型のものから、スマートフォン用アプリで管理できるものまで現在は様々。特に、無料アプリタイプの家計簿は経験上非常におすすめです。

家計簿ノートですと、いちいちノートの書き出す手間がありますし、計算も自分自身で行う必要があります。もしグラフのようにして月ごと、費目ごとに比較をしたい場合は、自ら比較表を作ったり確認したりしなければなりません。

しかしながら、アプリの場合はインプットするだけでOK。外出時にもスマートフォンがあればすぐにインプットできますし、月ごと、費目ごとに並べ替えもすぐにできますので、比較も容易です。面倒くさい人にも、非常におすすめなのです。

無駄使いをしてしまう人には勿論、財形貯蓄制度がない、もしくは財形貯蓄はしたくないなんて人の場合、先ずはこの家計簿を利用して貯蓄をしていくと良いでしょう。

要は財形貯蓄のように、毎月貯蓄する額を設定してそのうえでいくらまで使ってよいかを逆算し、そのうえで家計簿管理をしていけばよいのです。

例えば一人暮らしで給与の手取りが18万円、そのうち2万円を毎月貯蓄にまわそうと考えている場合。単純計算で、16万円で生活をやりくりしていく必要があります。その16万円という数字を頭に入れた上で、だいたいの予算を割り当てていきましょう。

家賃等の必要経費を差っぴいた残りが所謂自由に使えるあなたのおこずかい。考え方は非常にシンプルです。

逆算から自由に使えるお金を導き出すのが無駄遣いを防ぐベストな方法ではありますが、それが難しい場合は、16万円という数字を頭に入れた状態で、家計簿をつけていくのでもよいでしょう。

要は16万円を超えたら、赤字、使いすぎということが分かるわけですから。いくら手元にあって、いくらまでなら使えるのか、そして何にいくら使っているのかを把握することは非常に大切。

家計簿はそれが一瞬にして分かるため、貯金計画をしていくなかで非常におすすめなのです。

③お弁当&マイボトル生活をすべし

次におすすめの方法は、「お弁当&マイボトル生活」をするというものです。要は、外食やコンビニ等での買い物回数を極力減らすというもの。これ、貯金のために節約をするうえで非常に効果のある方法なのです。

財形貯蓄や家計簿を続けることができないなんて人でも、お弁当&マイボトル生活を実施するだけで、それだけでかなりの金額を貯蓄にまわすことができるでしょう。

例を挙げて説明します。ある週5日勤務の人が、毎日500円のお弁当と150円のペットボトルのお茶を購入していたとします。毎日650円の支出ということですが、月で言うと約13,000円の支出ですね?年間で約15~16万円に値するものなのです。

結構な金額ですよね?この例では一日あたり650円で計算していますが、恐らく毎日650円で済んでいない人も多いはずです。そうなると更に支出額は増えます。1日1000円弱使っているのであれば、月約2万円、年間で約24万円に値します。

この金額だけで、一人暮らしの目標貯金額に達してしまいますね?昼食代にしめる金額というのは、結構ばかにはできないのです。

外食やコンビニの利用は非常に便利ではあるものの、ついつい金額基準ではなく食べたいもの基準で選んでしまったり、余計なものまで購入してしまったりする可能性が高いもの。

したがい、もしお弁当やマイボトルにシフトできるのであれば、是非その手を使うべきなのです。

お弁当への完全シフトが難しいのであれば、白いご飯だけ持参しておかずだけ買うなんていうのも手です。

お弁当一個分買うよりも少ない金額で済みますよね?お弁当&マイボトル生活へのシフトは、すぐに実践でき、またすぐに効果が現れる優れもの。是非試してみてください。

④ATMの利用は時間外手数料に気をつけるべし

続いてのポイントは、「ATM利用時には時間外手数料に気をつける」というものです。ATMの時間外手数料、一回につき108円~216円ほどではありますが、ちりも積もれば山となる。注意が必要なのです。

週1回、月5回引き出す人は最大で約1000円。年間で約1万円以上です。引き出し頻度が多い人は更に金額は増えていきます。

最近では銀行だけでなく、コンビニのATMで引き出すことができるようになったため、引き出したいときにいつでも引き出せるようになりました。

また取引内容や、時間帯によっては、無料で引き出すことができるため、ある意味、欲しい分だけ小額で気軽に引き出せる環境になっています。

しかし時間外手数料は、貯金をしているものにとっては馬鹿にはできません。本来支払う必要のなかったお金を払っているわけですので、立派な無駄遣いなのです。

私からすれば、その時間外手数料分で菓子パンを買ったほうがよっぽど意義があるものです。菓子パンであれば手元に残る、食事になるわけですが、時間外手数料の場合は何にも残りませんよね?非常に無駄なのです。

冒頭、目標貯蓄額として実家暮らしなら最低約40万円、一人暮らしなら最低約20万円と申し上げました。

一人暮らしの場合、会社より住宅補助等を支給されている場合は別ですが、もし支給されていないのであれば、20万円という額は相当厳しい設定金額でもあります。

小さなことからコツコツと、しかも不可能なことではないのですから、ATMの時間外手数料には気をつけるようにしましょう。

⑤クレジットカードを上手に利用すべし

最後は「クレジットカードの上手な利用」です。

クレジットカードと聞きますと、ある人は便利なものと考え、ある人は怖いものなんてイメージされることでしょう。たしかにクレジットカードというものは貯金を志す者にとっては敵にも味方にもなる存在です。

しかしながら、きちんとクレジットカードの特性を活かし利用することで、貯金を後押ししてくれるような大きな存在になってくれることは間違いありません。

例えば、クレジットカードについているポイント機能。公共料金の引き落としや、スマートフォン等の通信料の引き落とし等にクレジットカードを利用することで、その分をポイントとして得ることができます。

毎月必ず支払わなければならないものですから、別に無駄使いでもなんでもありませんし、どうせ支払うのであればポイントが得られるほうが断然お得です。

貯まったポイントは、買い物での支払い時に利用ができますので、貯金をするなかでの強力なサポーターになってくれます。またカード保有者だけが得られる特典も魅力です。

海外保険が付帯されているカードであれば、わざわざ海外旅行時に保険に入らなくてもOK。ここでもお金をセーブできますね?

旅行場所や日数、またカバー内容にもよりますが、以前ハワイに行く際に3泊5日で海外旅行保険に入ろうとした際、見積として一人約6000円を提示されました。6000円のセーブは大きいですよね?

実際、私は新社会人になってからはずっと、ポイントを目的にほとんどの買い物を現金ではなく、クレジットカードで行っています。

それはたとえコンビニでの数百円の買い物であっても。どうせ同じ金額を支払うのであれば、ポイントが得られるクレジットカード払いが得と考えているからです。

勿論、無駄使いのないように注意したり、紛失のないように注意していたりするのは言うまでもありません。またもう一つ、クレジットカードの利用に際して心掛けていることは、ポイントは貯まったらすぐに利用するというもの。

要は、永久不滅をうたっているもの以外、基本的にはポイントには有効期限があるため、使用機会を失わないように心掛けているのです。特に1ポイント単位で使用できるものについては、すぐに使用しています。

小さなことではありますが、それだけでもその分を貯蓄にまわせるのです。

まとめ

このように、新社会人が1年間で貯金すべき金額とは、実家暮らしなら最低40万円、一人暮らしなら最低20万円です。

これは経験上、強く言えることであり、将来的にマイホームやマイカーを購入したいなんて計画があるのであれば、さらに金額を増やして欲しいくらいです。

貯金をする方法、節約した分を他にまわす方法というのはいくらでもあります。今回取り上げたのはほんの一例ですが、すぐにでも実践できるものばかりです。

色々組み合わせたりして是非、新社会人の頃より貯金生活を実施してくださいね。

 

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る