仕事を辞めたいと思ったとき、「でも、仕事を辞めるのは逃げなのではないか」と考えて、悩むこともありますよね。確かに「仕事を辞めるのは、逃げにすぎない」と言う人もいますから、人からそう思われるのではないかと考えてしまいがちです。
あなたのような悩みを抱えている人は多いと思いますし、この私自身、過去に同じことを悩んだ経験があるんですよ。
その時はずいぶん悩み、いろいろな人に相談したものですが、「仕事を辞めるのはけっして逃げではない」というのが、私の結論です。では、どうしてそう言えるのか、私の考える理由を3つお話ししますね。
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(診断時間は約5分です)
①仕事を辞めるのはポジティブな行為だから
「逃げる」というのは、言うまでもなくネガティブな行為です。しかし、仕事を辞めることはけっしてネガティブな行為ではありません。
誰しも、自分の自由意志で自分の人生を切り拓いていく権利がありますよね。自分の歩む道は、自分で好きなように選択していいわけです。仕事を辞めるというのはつまり、「今までとは違った人生、進むべき道を自ら選択する行為」ということです。
例えば「仕事が辛い、仕事を辞めたい」と思いながら、「逃げ」だと思われたくないために、我慢して仕事を続けたとしましょう。それは、言い方を変えれば、「自分の人生の可能性を広げることから逃げている行為」ということになるのではないでしょうか。
人生には多くの選択肢があるのに、「がまんして仕事を続ける」ということによって、その選択の権利を自分で放棄してしまっているわけですよね。
逆に、仕事を辞めるというのは、積極的に人生の選択をする行為、自分の可能性を探すポジティブな行為ということになりますよね。
今の仕事が自分にはミスマッチだと感じたら、別の道を選ぶのは、逃げでもなんでもないと思います。新たな道を求めるというのは、ある意味、勇気のある行動と言っていいでしょう。
勇気ある行動が「逃げ」なはずがありませんよね。「むしろ、仕事をガマンして続ける方が『逃げ』だ」というのが、私の考え方なんです。
②緊急避難は「逃げ」ではないから
例えば外を歩いていたら、急に空が暗くなって、雷鳴が聞こえてきたとしましょう。屋外にいると落雷に遭遇してしまうかもしれません。その場合は、自分の身を危険から守るために、屋内に避難するのがふつうです。
落雷を怖れて屋内に避難した人を、「カミナリから逃げた情けない人間」とは、誰も言いませんよね。
自分の身を守るために危険なことから避難するのは、人間として当然の行為です。むしろ、雷が鳴っているにも関わらず、屋外にいて落雷に遭ってしまう人の方が無防備だと非難されるに違いありません。仕事を辞めるのもそれと同じではないでしょうか。
「仕事が辛い」と感じ、「辞めたい」と思いながら仕事を続けていれば、当然ストレスが溜まって、心の病気になるリスクが高まって行きます。また、身体的に辛い仕事であれば、それを続けることで体を壊すことも十分ありえますよね。
無理して仕事を続け、心身の状態をおかしくしてしまうのは、決して褒められたことではありません。避難しないで落雷に遭ってしまう人と同じと考えていいでしょう。
「避難」というのは、文字通り「難を避けること」です。難を避けるのは、人間にとって賢明な行為です。賢明な行為を、人から非難されるいわれはありませんよね。
非難する人は、つまり、「避難すること」と「逃げること」をイコールと勘違いしているだけなのではないでしょうか。
③転職によってキャリアアップを目指せるから
仕事を辞めて家庭に入り、主婦や主夫になるという選択肢ももちろんありますが、多くの場合、今の仕事を辞めたら、他の仕事を始めることになるでしょう。
つまり転職をするケースが多いわけですが、転職によってキャリアアップを目指し、それを実現することもできますよね。
よく言われることですが、終身雇用の考え方がある日本と違い、欧米では転職によってキャリアップを目指すのが一般的です。転職回数の多い人を、「積極的に行動を起こし、チャレンジできる人」と評価するケースも少なくないと言います。
自らチャレンジしてキャリアアップを目指すというのは、もちろんポジティブなことですから、「逃げ」とは逆の行為と言っていいですよね。
日本でも、終身雇用制が崩れてきていますから、欧米的な考え方をする人、それを実践する人が増えています。ですから、そもそも「仕事を辞めて転職するのは逃げだ」という考え方自体、旧弊で時代にそぐわないものだと思うんですよね。
言うまでもなく、日本人は「職業選択の自由」が憲法で保証されています。どんな仕事を選ぼうと、いつ別の仕事に変わろうと、それはその人の自由なんです。
なので、仕事を辞めることにうしろめたさを感じる必要なんて、まったくありません。
まとめ
人からアドバイスされたことに自分の考えを加味して、「仕事を辞めることが逃げではない理由」を3つお話ししました。
「どんな理由で辞めるにしても、仕事を辞めるという行為は『逃げ』ではありえない」というのが、私の考え方です。何よりも大切なのは、ポジティブに自分の人生の選択をすることではないでしょうか。
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