就活でゼミに入ってない場合の就活戦略3つ

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就職活動において、ゼミというものは話せるネタの中でも大きいものです。

なのであなたがゼミに所属していない場合、それらを話すことが出来ないというのは確かに悩むところです。しかし心配する必要はありません。

就活で見られるポイントはもちろんそこだけではありません。ここでは、ゼミ以外のアピールポイントを紹介したいと思います。

①サークル経験

就活では中々切っても切れない重要な要素として、サークル経験はあります。

サークルはやはり本人が興味を持って参加する者なので、人物像が映りやすく人事の方も当然重視します。ただし注意するべきはその内容です。同じ経験をしていても、表現の方法次第では印象が180度変わります。

駄目な例として、ただ自分がやったことを述べるだけの人が多いです。

人事の方としては大事なのは人柄であって、その経験談に熱を入れて語られても退屈するだけです。

大会優勝など明確な実績があると確かにアピールはしやすいですが、それに本人がどれだけ関与し、またどれだけ影響されたかということが何より重要なのです。

部長ならばメンバーを纏めるためのリーダーシップ、メンバーの一員ならば積極的に参加するなどの意欲的姿勢など、自分の役割からどのように話を膨らませることが出来るかが大事になります。

サークルの内容自体は実はさほど重要ではありません。

もちろん多大な実績や専門的な技術などを扱っていれば評価は上がりますが、あくまでおまけです。自分がどのような人間かを語る上での材料として利用することを心がけましょう。

②バイト経験

バイトについてもサークルと同様に、どれだけあなたという人物がわかるかを念頭に置いてエピソードを見つけましょう。

ただしバイトという物はサークルと違い、意欲的であると見られるとは限らないケースもあります。

これは担当する人事によって違うかと思いますが、バイト経験でアピールできるのは興味よりも社会経験や対応力の方がアピールしやすい点かと思います。

バイトは対価として収入がありますので、サークルと違いやむを得ず行っている方も多いという特徴があるからです。

もちろんバイトも様々なので一概には言えません。家庭教師などは興味を持ってやる人も多いかと思います。しかし、面接を受けている職種とかけ離れたバイト内容、特に単純作業系に興味を持ったと主張してもちぐはぐに感じられることでしょう。

マイナスにはならないかもしれないでしょうが、貴重なアピールポイントをそのような形で消費するのは少し勿体ないと思いますよね。

特に飲食系のバイトの場合はやはり社会人との接点などがアピールとして強いので、そちらの方面から推すようにしましょう。

③学業

実は学業についても、アピールする点はあります。

しかしもちろんただ勉強を頑張った、はNGです。何故なら学生は勉強が本分であり、やって当たり前のことで実際に殆どの人がやってきていることだからです。

そんな当たり前の話を堂々とされても困りますよね。なので学業でのアピールは効果が薄いと思われがちなのですが、内容次第ではプラスになることもあります。

特にゼミについて話せない場合、その価値は大きく上がります。

例えばあなたが理系なら、講義での実験の話をしてみると良いかもしれません。他の学部学科にないようなことの話は、上述のサークルなどの話と等価です。

人事にとってはどちらも比較的新鮮なネタですからね。また、自分が興味が湧いた講義について話すのもいいかもしれません。

特に講義で興味を持ち、独学でもやったなどという経験があれば十分なアピールになります。ただし当然ですが極度な専門性はこれまたNGです。

人事はあなたの専攻と同じとは限らないので、長々と語っても興味もないので聞きたくありません。繰り返しますが、経験談という物は説得力を高めるもので、あくまでおまけなのです。

自分の主張に付け加える形で述べることで初めて効力が上がります。これは資格などでも同じことです。

資格も本人の努力の形ではありますが、資格を持つ理由が明確でないと傍から見たら手段と目的が入れ替わっているように映ってしまいます。面接会場が独りよがりな発表会とならないように気を付けましょう。

まとめ

以上で主張できるものを簡単に紹介しました。

面接官にとっても、ゼミの内容自体というのは意外と重要ではないことも多いです。

結局は本人がどういう人物かを知ることが大事ですので、これまでの経験を交えてそれを出し切ることが出来ればゼミの存在は大きくありません。上記以外にも人によってはアプリ制作や何かの活動に参加するなど、主張するところはあると思います。

散々述べたとおりですが、それらを情報として提示するだけでなく自分を紹介する材料として利用することが大事であり、ゼミもあくまでその一部に過ぎないのです。

あなたがどういう人物かというのを説明することを第一に考えて面接に挑むことが出来れば、自然と余計な情報は削がれてゆきます。

ゼミやその他実績に拘らない就職活動を、是非お勧めします。

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