就活はまず何からやればいい?最初にやるべきこと5つ

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就活。いざ始めようと意気込んでも、何から始めてよいか分からないなんて人は多いのではないでしょうか?

私自身も、はじめて就活を行った時は、何から始めてよいのか分からず、取り敢えず周囲の様子を見ながら、見よう見まねでがむしゃらにやったものでした。

結果的には、第一志望の企業に入社できたものの、はじめから効率よく就活を進められたかと言うと、決してそんなことはありませんでした。

就活スタート時は非常に効率の悪い方法で進めてしまっていたのです。今思えば、時間も労力も相当無駄遣いしてしまったと強く反省です。

ずばり就活はスタートが肝心。そのスタートさえスムーズに切ってしまえば、私が行ってしまったような非効率的な就活を行わずに済むことができるのです。

そこで今回は、これから就活をはじめる人必見。就活時に最初にやるべきことについてお話していきます。

①そもそもなぜ就活をするのか目的意識をはっきりさせる

就活を進めるにあたり、まず質問です。そもそもなぜ就活をするのでしょうか?就活をする目的は何でしょうか?

「自分に合った企業を見つけ、そこに入社し、そこで活躍すること」そうですよね?

そんなの当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、なかなかきちんと理解していない人が多いのです。就活のゴールを、「企業から内定を貰うこと」と設定してしまい、満足のいく結果に終わらなくなってしまう人が非常に多いのです。

企業から内定を貰い、一見就活が成功したように見えたとしても、志望企業ではなかったり後々後悔したりしている人、見たことありませんか?

これこそ、誤った目的意識を持って就活を進めてしまった、典型的な失敗パターンなのです。あくまで就活のゴールは「企業から内定を貰うこと」ではありません。

最終ゴールは、「自分に合った企業を見つけ、そこに入社し、そこで活躍すること」です。

その点をまずはきちんと理解しましょう。就活を進めるにあたって、先ずはこの目的意識がベースとなります。当たり前と思うかもしれませんが、今一度きちんと心に刻んでおきましょう。

②なぜ企業が採用試験・面接を課すのかを理解する

就活をする目的について理解をしたところで、続いては、企業側の立場について理解をしておきましょう。

そもそもなぜ企業は書類選考や筆記試験、面接を行うのでしょうか?またそれぞれの選考過程ではどのようなことに注目をしているのでしょうか?人柄、コミュニケーション能力のチェック。

勿論、正解です。しかしそれだけではありません。企業は選考過程の中で、もっと深いところまでチェックしています。

ずばり企業は、「その人材を採用することで企業にどのような利益をもたらすのか」、「その人材は自社で将来どのような活躍をするのか」ということをチェックしているのです。

したがい、就活では如何に企業に対して、「自分がその企業にふさわしい存在」、「自分が優れている存在」であるかをアピールすることが大切なのです。

きちんと理解できていましたか?履歴書や面接等々での自己PRを成功させるためには、企業の意図を理解することがマスト。したがい、企業の意図も理解せずに自己PRを行っても失敗する可能性が高いのです。

柔軟性があるという自分の強みをただただPRしてもNG。その柔軟性をその企業でどのように活かせ、そして企業側にどのようなメリットを与えることになるのかを示せなければ、企業側には響かないのです。

企業の求めるものに応えられなければ、どんなに優れた強みを持っていても採用して貰えないのです。

自分自身が就活を行う目的、そして同時に企業が採用試験・面接を行う意図をきちんと理解することは、就活を効率的に進めるためにも絶対に抑えておきましょう。

③自己分析

就活を行う目的、そして採用試験を行う企業側の意図が理解できたところで、いよいよ自己分析に入っていきます。

自己分析とは、その名の通り、自分自身を分析することでありますが、ただただ自身の性格や思いを書き出すことではありません。よくそれを行ったことで、自己分析が完了したと誤解する人がいますが、それは大きな間違いなのです。

自己分析をするのは、あくまで「自分に合った企業を見つけ、そこに入社し、そこで活躍すること」を叶えるためです。

また、企業側に、「自分がその企業にふさわしい存在」、「自分が優れている存在」であることを印象付けるためのネタ探しです。先ほど行った作業がここで活きてくるわけですね。

具体的に説明しましょう。

自己分析をする際には、①将来何がしたいのか、②具体的な人生プランは何か、③社会で通用する自身の長所、④またそれを証明できる具体的なエピソードについて考えます。

「将来何がしたいのか」ですが、漠然としたものでも構いません。億単位の仕事がしたいですとか、駐在員として海外で仕事がしたい等々。○○業界で働いてみたいというよりも、どんなことをしたいのかを箇条書きにしていくと良いでしょう。

私の場合は、「B to Bビジネスがしたい」、「海外駐在がしたい」、「自分を武器に営業をやりたい」でした。

次に、「具体的な人生プランは何か」。ここでは、自身の希望の働き方や、ワークライフバランスについて考えてみてください。

暦どおりに働きたいのか、シフト制勤務で働きたいのか。総合職か一般職か。転勤有無、給与、そして結婚や出産等。

私の場合は、「総合職として入社し、暦どおりに通勤、給与・待遇も並以上、30歳までに海外駐在を経験し、一生働き続けたい」でした。

「社会で通用する自身の長所」。これは、「社会で通用する」という部分が大切になってきます。闇雲に長所を書き出しても、社会で通用しない&企業に響かない長所であれば意味がないのです。

ここで書き出す長所は、後々企業に対する自己PRに繋がってくるものですので、それを考慮のうえで書き出さなければなりません。

私の場合は、「広い視野、臨機応変な対応力、柔軟性、好奇心旺盛」でした。

「それを証明できる具体的なエピソード」。口でいくら自身の長所をPRしても、説得力がなければ企業は信じてくれません。説得力のないPRはただの自慢話のように聞こえてしまい、逆に悪印象になるのです。

したがい、長所を書き出したらきちんとそれを裏づけできる根拠を探っておくことが大切なのです。

私の場合は、先ほどの長所の根拠として、「アルバイト先での顧客満足度アップキャンペーンの立案・実行、クレーム件数20%削減」、「国内外計50箇所以上旅した」というものでした。

もし転職活動の人であれば、ここで前職時代の成果等をエピソードとしてまとめておくとよいでしょう。

自己分析とは、ただただ性格や自身の思いを書き出していてはNG。きちんと、就活の目的や企業の意図を踏まえたうえで行うようにしましょう。

「自分って一体何なんだろう」なんてぼんやり考えるほど甘いものではないのです。

④自己分析をもとに就活の軸を決定する

自己分析が終わったら、それらをもとに、「就活の軸」を決定していきましょう。自己分析をすることで、それぞれキーワードが色々出てきたはずです。それらを一つ一つ拾っていき、自身の就活の軸を決定させるのです。

先ほどの私の自己分析結果をもとに、例を挙げましょう。

先ほどの私の自己分析の結果、「B to Bビジネスを行うグローバル企業で、若手でも海外駐在が可能な、自分の長所を武器に営業職として働ける企業」に勤めたいということが判明しました。

つまりこれこそが、私の就活の軸なのです。これが私の希望であり、企業や仕事内容に求めることなのです。したがい、この軸に合った業界、企業は何かを探しながら就活を進めていけばよいのです。

この就活の軸に業界を当てはめた場合、私の場合は、商社業界やリース業界等があてはまりますよね?そうです、実際、私は商社、リース業界を就活では受け続け、そして結果的に商社に入社しました。

軸に合っているからこそ、採用面接でも素直に自身の思いをぶつけることができましたし、言葉一つ一つに説得力さえありました。

したがい、商社やリース業界の採用試験はするする通過。逆にそれ以外の業界の採用試験はことごとく落ち続けました。

メーカーの採用試験に至っては、書類選考の時点で不合格。面接に進むことは一切ありませんでした。面白いものです。

「自社製品をどれだけ愛し、その良さを理解し、どれだけ拡販していくか」というメーカーに、「自分を武器に活躍したい」という私のカラーは合わなかったのでしょう。

自身の就活の軸に合わない企業には合格できないというのがはっきり現れた良い例です。よくどんな業界、企業が世の中にあるのかという点から就活を進める人がいますが、それは間違い。

あらゆる企業の中から、自分に合うものは何かを探しては、企業に自分を合わせることになり、本当にやりたいことがぶれていってしまいます。

自分の就活の軸をベースに業界や企業を探すことで、ぶれることなく、ピンポイントで合致した業界や企業を探すことができるのです。

就活を本格的に進める前に、先ずはきちんと自己分析をもとに軸を作っておくようにしましょう。

⑤就活関連情報の収集

就活の軸が定まったら、いよいよ情報収集に入ります。就活の軸が定まっているので、自分に必要な情報のみを得ることができるようになるので、余計な情報に惑わされることもありません。

時間も労力も最小限に抑えられるので、一石二鳥です。

さてその就活関連情報ですが、収集の方法としては、就活サイトの利用、合同説明会・セミナー・イベントへの参加、就活アドバイザーの利用、就活関連本からの収集が挙げられます。

これらを駆使することが大切なのです。特に、就活サイトの登録・利用はマスト。

「具体的な就活の流れが分からない。」、「イメージが思い浮かばない。」なんて場合、かなり早い段階で就活サイト主催のそのような人向けのセミナーが開催されます。

勿論、多くの場合、参加費用は無料です。したがい、就活を本格的に進める前の段階で、就活に関する予備知識を得ることができるのです。生の情報として得ることができるので、是非参加してみると良いでしょう。

そのためにも、就活サイトの登録は早期に済ませておきましょう。

また就活サイトに登録することで、上記のような情報は勿論、業界や企業情報、そして合同説明会・セミナー・イベントに関する情報も全て得ることができます。

就活サイトを介して採用情報やエントリーを受け付けている企業なんていうのもありますので、要注意です。

実際、私の入社した企業では、就活サイトを介してのエントリー及び説明会参加が採用試験を受けるための絶対条件でした。サイト登録をしていなかったら、採用試験を受ける資格さえ得られなかったのです。

恐ろしいですよね?就活サイトは現在多種多様です。

似たようなサイトばかりとは思うかもしれませんが、メインで使用するサイト、サブで使用するサイトという形で、2~3種類のサイトを駆使するようにするとよいでしょう。

A社のサイトには掲載されていても、B社にはなかったなんていうことも多々あります。定めた就活の軸に沿って、自分に必要な情報を得るためにも賢く利用するようにしましょう。

まとめ

就活は、慣れないうちはどうしても何も考えず、周りのまねばかりをして、がむしゃらにスタートしがちです。

しかしながら、はじめに誤ったスタートを切ってしまうと、後々軌道修正するのに時間が掛かってしまったり、手遅れになってしまったりする可能性は高いです。

私自身、スタートを誤った切り方をしてしまったため、その誤りに気づき、そして修正するのにかなりの時間を要しました。

結果的には志望企業に入社することができたものの、効率的な就活ができたかと言えばそれはNO。

スタートがきちんときれていれば、確実にもっと効率的に就活を進められました。時間も、労力も、そして履歴書代や切手・封筒代、交通費をもっと削減できたのは確かです。

したがい、就活を進めるにあたっては、きちんとしたスタートを切ることが非常に大切なのです。「思い立ったらGO」それも確かに大切ですが、就活はやみくもにやってはNG。

就活の目的、企業の意図、自己分析、就活の軸、そして情報収集。これがきちんとできていれば、準備万端。

今回挙げたポイントを踏まえて、丁寧に着実に良いスタートをきってくださいね。

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