就活に失敗したことで就職浪人をしようと決意した時に、必ずしも良い結果が出るとは限りません。
就活では企業の業績などによって採用人数も変わわるので、翌年に期待して浪人するのも選択肢のひとつです。
しかし場合によっては、あなたが思い描いているような結果を出せないこともあるのが就職浪人の怖い所です。
そこで就職浪人をした後に考えられる最悪の末路を3つ紹介します。
①生活費や学費が払えずに退学する
就職浪人をすると決意した時に考えられる最悪の末路のひとつに、経済的な破綻をしてしまうか可能性もあります。大学によっては就職浪人をした時にある程度単位を取得していれば、授業料を安くしてくれる大学もあります。
1年間大学に通わなければならないので、学費が抑えられることはかなり助かりますが、奨学金が下りない可能性が高いです。
留年する時は奨学金が期待できないので、授業料などはすべて自分達で用意しなければなりません。
もしも奨学金を利用して大学に通っていた人にとっては、大きな問題となります。就職浪人をする場合には1年間の大学の学費に加えて生活費が必要です。
学費が抑えられたとしても、100万円から200万円近いお金は掛かってしまいます。
このお金を自分が就職浪人をするために、親に借りることができればいいのですが、どこでも就職しろと言われればあなた自身ででお金を用意しなければなりませんよね。
バイトをしたりお金を借りたりしながら就職浪人生活を送ると、生活費を稼ぐためにバイト三昧の日々となってしまいます。
最悪なのはバイトをしなければ生活ができなくなることです。結果として大学の単位を落してしまったり、就活で十分活動できずにまた採用されないというケースもあるので注意しましょう。
就職浪人をする時は1年間の経済的な負担によって、就活を失敗してしまうケースもあるのでよく考えてから決断しましょう。
②精神的に追い込まれてしまう
就職浪人をした後に考えられる最悪なケースとしては、精神的に追い込まれてしまうということです。
就職浪人をすると1つ下の世代と勉強をすることになりますが、友達ができたとしても気軽に遊ぶこともできません。この1年で就職を成功させなければならないというプレッシャーを受けることになります。
あなたが就職浪人を決意した時には来年は受かるだろうという気持ちだったかもしれませんが、この1年で必ず結果を出さなければいけないというプレッシャーは昨年以上に精神的に追い込まれてしまいます。
もしも今回も就活に失敗したらどうしようという思いながら、就活の準備をして万全な体制で臨まなければなりません。
ただいくら準備をしっかりしても、良い結果が出るとは限らないので、面接の日が近づくにつれてプレッシャーも大きくなります。
2回目の就活で慣れているとはいえ、結果を出すまでは常にプレッシャーを感じながら生活をすることになります。
そのためもしも今年結果を出せなければ、1年を無駄にしてしまったという罪悪感を感じますし、自分は必要とされない人材なのではないかという思いも強くなるでしょう。
自分に自信が持てなくなることで、就活以外にも生活に支障が出るほど病んでしまう可能性もあるかもしれません。
あなたは就活で良い結果を出すまでは常にプレッシャーを感じ続けているので、いつストレスが爆発してもおかしくはないでしょう。就職浪人をすることで精神的に辛い大学生活を送ることになるかもしれません。
③就活する時に悪い印象によって結果を出せない
就職浪人をすることは次の就活の時に良い結果を出すことを期待しますが、必ずしも就職浪人をしたことが企業に良い印象を与えるとは限りません。
最悪なケースとしては就職浪人をしたことが企業に悪い印象を与えてしまい、良い結果を出せないということです。
あなたが就職浪人をしようと思った理由は様々ですが、来年ならば良い会社に就職できると思って決断したことですよね。
あなたがどうしても行きたい会社に落ちてしまったことで、次の機会にもう一度チャレンジするためなら、あなたの熱意や努力は企業側に伝わるかもしれません。
しかし就職に失敗したからという理由だけで就職浪人をすれば、企業側としては悪い印象しか受けませんよね。
就職に失敗する人はたくさんいますし、それでも生活のために必死で就職をするのが一般的です。あなたが希望の会社に入れなかったから他では働きたくないというのは、ある意味その企業にとっては嬉しいことです。
しかし熱意だけでは採用することはできないので、結果として希望する会社に就職できないかもしれません。そして他の会社に就活することになれば、仕方なく他の会社で働くという印象を企業側は受けてしまいますよね。
就職浪人は理由によっては企業側に悪い印象を与えてしまうので、せっかく浪人したのにまた就活で結果を残せないという最悪なケースもあります。
まとめ
就職浪人をした後に待ち受ける最悪なケースはいろいろありますが、あなたが思っているよりも就活ではいろいろな障害が立ちはだかります。
誰もが希望する会社に就職できる訳ではないので、狭き門を必死で潜り抜けようとしているのです。
希望を胸に就職浪人をする決意もひとつの考え方ですが、最悪な末路を頭に入れておくことも大切なことです。
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