職務経歴書を書いていると、何も書く事が無くて悩んでしまうこともありますよね。
私も何も書くことが無く、実績もなかったので少し盛って書いた経験があります。
あなたが職務経歴書を盛りたい気持ちも分かりますが、私の経験から注意した方がいいと思うことがあります。
そこで職務経歴書を盛る場合に注意した方がいいことを、いくつか紹介したいと思います。
①完全な嘘は絶対にしてはいけない
職務経歴書は今まであなたがどんな仕事をしてきたかを知るものですよね。
そこに企業に対してアピールをすることで、会社へ採用されるか決まってきます。
職務経歴書の項目は、今までの職歴や資格の有無などを書き、最期に仕事へのアピールを書くことが多いと思います。
しかし仕事の経験が少なかったり、資格を何も持っていなければ、アピールすることができませんよね。
アピールすることができないからといっても、絶対にやってはいけないのが嘘を書くことです。
私も職務経歴書を書く時に、資格も何もないので一度だけ嘘を書いて盛ったことがありました。資格の勉強をしていたのですが、取ってもいない資格を取得したと書いたことがあったのです。
私はこれから取るから大丈夫だと軽い気持ちで書いたのですが、面接では資格の事についていろいろ聞かれたり、採用されたら証明書を持ってくるように言われて焦ったことがありました。
職務経歴書というのはあなたの仕事の履歴書なので、やってもいないことは書いてはいけないですよね。
あなたがもし職務経歴書を盛ったことで入社したとしても、後でバレると大変なトラブルになりかねません。
入社したいからといっても、そんな危ない橋を渡るより、正々堂々と勝負しましょう。
職務経歴書を少し盛るのは許されるかもしれませんが、嘘を書かないように注意しましょう。
②数値を盛るのは証明できないので表現を変える
職務経歴書を書く時にアピールポイントとして、前職での実績を書くこともあるかもしれません。
前職での実績は同じ業界ならば数値で書くと分かりやすいですが、他業種になるとピンとこないこともあります。
数字を書くことで説得力があると言われますよね。しかし、それは同じ業界やその凄さを理解できる人だけに通用することなので、職務経歴書の場合には数値を盛って書かずに、違う表現でアピールしましょう。
私も数字を書いて実績をアピールしたことがありました。しかも少し数字を盛って書いたことがあり、私としてはすごくアピールできると思っていました。
しかし、面接では前職の実績について聞かれた時に、違う業種なので数値の凄さが分からないと言われてしまいました。
しかもその数値はどれほど凄いものかを、言葉で説明させられたのです。私のアピールポイントだったので、しっかりと説明をしたつもりでした。
ですが、その数値を書いてアピールしたことが、自慢に聞こえたようで逆にマイナス印象を与えてしまったのです。
数値を盛ってまでアピールしたことが、かえってマイナスイメージになったのです。
知らない人にも分かりやすく伝えることは、仕事でも大切なことだと言われました。盛ってまでアピールしたのに、マイナスイメージになっては意味がありませんよね。
今ではその言葉の意味が良く分かります。あなたが職務経歴書を盛る時には、数値を盛るのではなく違った表現でアピールすることをおすすめします。
③盛ったことを誰にも話さないように注意する
職務経歴書で嘘を書かずに、盛ることによってアピールすることは、多くの人がやっているかもしれません。
あなたが働きたいと思っている会社へ入社する為には、多くのライバルとの競争に勝たなければいけませよね。
少しは盛ってでも対抗しないと競争に勝てないので、ある意味仕方がないとも言えます。
しかし職務経歴書を盛ったことは、絶対に誰にも話さないようにしましょう。
私も職務経歴書を書いた時に、少しアピールポイントで盛った話を書いたことがありました。
それをたまたま同じく面接をした友達に話をしたところ、その友達も盛ったと言っていたので2人で受かると良いねと話をしていました。
次の日に担当者から職務経歴書について、虚偽表示をしていないかと電話で尋ねられた経験があります。
少し盛ってはいましたが、嘘は書いていないのできっぱり虚偽表示をしていないと伝えて、大きな問題にはなりませんでした。
しかし盛ったことが原因かは分かりませんが、案の定内定はもらえなかった経験があります。
あなたが会社に採用されたいと思っているのと同じように、他の人も何とか採用されたいと思っています。
どこであなたが職務経歴書を盛った話が漏れるか分かりませんよね。ノリや勢いで話をしたことがきっかけで、不採用になってしまっては盛った意味もなくなります。
絶対に盛ったことは口外しないようにしましょう。
まとめ
職務経歴書を盛る場合の注意点を紹介しましたが、あなたへの参考になりましたか。
職務経歴書を盛ることはできるだけしたくはないですが、どうしても書くことが無ければ話のネタ作りとして、少しだけ盛るのもありかもしれません。
しかし嘘や虚偽表示は盛るとは違うので、絶対にしないように注意しましょう。
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