職場に馴染めないときの対処法7つ 

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目次

会社勤めをしていると、職場の人と一緒に仕事をするため、皆とうまくやっていく必要があります。ところが、様々な事情で職場に馴染めない場合があります。

新人の頃は、学生時代と違って幅広い年齢や立場の人と関わるので、それだけでも戸惑うものです。そうでなくても人見知りだと、人とコミュニケ―ションを取るのが難しいでしょう。

また、公私を区別し過ぎて、仕事以外で一切かかわろうとしなければ、職場の人から敬遠されます。それでいて仕事で結果を出せないと、風当りが強くなり、距離を置かれてしまうでしょう。

職場の側に原因がある場合もあります。新参者を受け入れにくい雰囲気だったり、険悪なムードが漂っていたりすると、その輪の中に入っていくのは難しいですね。

また、残業を美徳とする風土があるなど、自分の価値観と合わないケースもあります。根本的な所でずれている場合、無理に馴染もうとするとストレスになります。

自分と職場のいずれに原因があるにせよ、職場に馴染めないと仕事に集中して取り組むのは困難になり、成果もあげられず、ますます職場に居づらくなります。

そこで今回は、職場に馴染めないときの対処法7つをご説明します。各原因ごとにどうすればいいかを考えていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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①多くの人と接した経験がない場合

学生時代は同年代で似通った趣味や考え方の人と接することが多かったでしょう。ところが社会人になると、年齢も立場も違う人と関わる必要が出てきます。

その人たちは考え方も異なり、置かれた立場の違いから利害関係も絡み合います。そのため円滑にコミュニケーションを取り、人間関係を上手く築いていかなければなりません。

これは社会人になり立ての新人には難しいですよね。話の真意を理解できず、問題を起こして怒られたりすると、つい殻に閉じこもり、職場に溶け込むのが難しくなります。

それでも、前へ出て行かないといつまで経っても職場には馴染めません。そこで最初は、多少問題を起こすのを覚悟のうえで、自ら積極的に話しかけ、顔と名前を覚え、各々の性格や考え方を覚えましょう。

同時に、人間関係の良し悪し、その背景なども知っておきましょう。その際、長年勤めている人と仲良くなり、職場の事情を聞き出しておくのも効果的です。

そうして職場の人々のことを理解できれば、誰に何を話せばいいかなどを落ち着いて判断でき、自信を持って関われます。その様子を見て周りも安心し、どんどん話しかけてくれるでしょう。

②コミュニケ―ション能力が足りない場合

人見知りの人は、初対面や親しくない人のいる集団の中に、なかなか入っていく勇気がなくて、孤立してしまいがちです。

またそれほどではありませんが、人とコミュニケ―ションを取るのが苦手な人もいるでしょう。そのような人は、相手と何をどう話していいかわからず、気まずくなって場がもたなくなることがあります。

社会人になってもその状態だと、職場に馴染むことができません。周りはみんなで楽しく仕事をしているのに、自分だけその輪に入れず、孤独を感じるでしょう。

そういう場合、無理して一気に大勢と仲良くなろうとしない方が無難です。まずは職場の人をよく観察しましょう。その中で、自分と気が合いそうな人が一人くらいはいるはずです。

その人に少しずつ話しかけ、徐々に親しくなりましょう。すると、その人経由で他の人ともつながれ、気づけば職場の大勢と自然に話せるようになるでしょう。

また話す時は、相手の話によく耳を傾けることが大切です。相槌を打ちながら聞くだけでも場が持ちます。相手も自分に興味を持ってくれてうれしいと思い、積極的に話してくれるでしょう。

そうすると相手のことがよくわかり、自分との共通点も見つかって、自分からも話しかけられるようになります。そうして会話が弾み、一層親しくなれるでしょう。

③公私の区別をつけすぎている場合

公私の区別をつけることは、たしかに大切です。仕事中は私語を慎み、仕事に集中して成果を上げ、プライベートのことは基本的に職場に持ち込まないという姿勢を保てば、周囲から信頼してもらえるでしょう。

しかし、何事も度を越えると問題があります。同僚とは仕事の話以外は一切せず、就業時間を過ぎれば飲み会の誘いも断って帰宅し、休日に同僚と遊びにも全く行かないと、付き合いの悪い人だと思われるでしょう。

こうした杓子定規な態度を取り続けていると、自分と職場の人との間に見えない壁が出来て、なかなか馴染むことが出来ません。その結果、困ったことがあっても頼みづらく、仕事にも支障が出かねません。

そこで、少し柔軟な態度をとるようにしましょう。例えば、休憩時間に気軽に同僚に話しかけます。また、昼は外に出かけて一緒に食事をとります。さらに、飲み会も何回かに一回は参加し、親交を深めましょう。

そうしているうちに、徐々にお互いに人柄もわかっていき、意外な一面も発見できたりして、より深い人間関係が築けるでしょう。その結果、気づけば職場に馴染めていたという状態になっているはずです。

最低限の公私の区別はつけて、仕事は手を抜かずに全力で行います。一方で、世間話や趣味の話などを気軽にしつつ、仕事のベースとなる人間関係を円満に築いておくことも大切です。

④仕事が出来なくて周囲から認められていない場合

新人の頃は、仕事が出来なくても、まだ大目に見てもらえるでしょう。また、人事異動や転職などで、経験の浅い仕事に就いたばかりでも、成果を出すまでには猶予を与えてもらえる場合が多いです。

ところが、それなりに経験があって、権限と責任を与えられているのに、仕事が出来ず目標を達成できなかったらどうでしょうか。そもそも一人前として、プロとして認めてもらえません。

その結果、周りから冷たい目で見られ、話しかけてもらえず、自分も居づらさを感じます。そこで周りに溶け込もうとして冗談でも言おうものなら、「やるべきことを先にやって結果を出せ」と思われるでしょう。

このように、仕事が出来るか否かも、職場に馴染めるかに影響を及ぼします。そこで、自分が実力をつけて結果を出し、周りに認めてもらうことが、この場合は何よりも重要です。

まず出来る限り経験を積み、仕事のノウハウを吸収し、場慣れして自信をつけましょう。また、仕事の出来る同僚のやり方を観察して、真似出来る所を見つけ、自分に合ったやり方にアレンジしましょう。

さらに、自分だけの仕事マニュアルを作成し、日々その内容を見直していきます。そうすればミスも減り、効率化を進められ、やるべき仕事で結果を出しやすくなるでしょう。

そうした最低限の責任を果たせるようになると、気持ちに余裕も出てきて、よりレベルの高い仕事も出来ます。例えば、新たなアイデアを生み出して、新商品の開発を提案することも出来るでしょう。

こうして仕事が出来るようになれば、使える人材として周囲から認められ、仕事を積極的に任されたり、助言をもらいに話しかけられたりします。そうして自然と職場に馴染んでいけるようになるでしょう。

⑤職場の雰囲気が悪い場合

上記の4つは、自分に原因があって職場に馴染めない場合でした。一方で、職場の方に問題があって馴染めないケースもあります。様々な事情から職場の雰囲気が悪くなっていて、居づらさを感じてしまうことがあります。

例えば、社内では皆普通に仕事をしていても、社外での飲み会などで、同僚や上司の悪口を散々言い合っているとします。また、悪口まで行かなくても、愚痴ばかり言い合って嫌なムードになることもあるでしょう。

あるいは、職場の多くの人はいい人なのに、一部パワハラなどをする酷い上司がいて、そのせいで職場の雰囲気が悪化しているケースもあります。いずれにせよ、こうした空気の中では、なかなか職場に馴染むのは難しいでしょう。

この場合、自分の仕事に支障がないのであれば、まずは無視して必要以上に関わらないようにしましょう。悪い雰囲気の中に積極的に入っていって、自分まで駄目になる必要はありません。

もし仕事に支障が出そうなら、上司や会社に相談して改善されるなら、そうしてください。上司や会社には、従業員が働きやすい環境を整える責任があるので、やるべきことをやってもらいましょう。

そうしていい雰囲気に改められた職場であれば、馴染もうという気にもなれます。また、そのように改善に努めた自分に対し、周りもよく思ってくれて、その結果職場に馴染みやすくなるでしょう。

しかし、いくら努力しても雰囲気が変わらず、むしろ邪魔者扱いされ、いじめや嫌がらせの対象になる危険もあります。その場合は、もはや転職を考えた方がよいでしょう。

職場の雰囲気を変えて馴染めるように努力することが大切です。ただし、それにも限度があるので、働きやすい職場に転職することも検討してください。

⑥新参者が入りにくい職場の場合

中途採用を定期的に行っている会社なら、転職者が入ってきても珍しくありません。むしろその人が早く仕事や職場に慣れるように、積極的に受け入れてくれるでしょう。

しかし、老舗企業や家族経営をしている会社など、中途採用をほとんど行っていない会社もあります。そういう会社は、身内で固まる意識が強く、独自の社風や職場の雰囲気が形成されていがちです。

たしかに、昔からいる従業員には、居心地が非常にいいでしょう。しかしその分、新参者が途中からそこに入っていくのは難しくなります。少しでもその雰囲気に合わないと判断されると、ずっと仲間はずれにされたままになりかねません。

そういう場合、身内意識の強さを否定しない方が無難です。そこで働くと決めた以上は、郷に入っては郷に従えというように、まずはその雰囲気を受け入れるほうがうまく行きます。

そのうえで、仕事は黙々と真面目にこなしつつ、世間話などをしつつ徐々にその輪の中に入っていきます。一気に込み入った話に首を突っ込まず、無難な話題を選びながら、関係を築いていくことを優先にしましょう。

そうした姿勢をとっていると、「この人は真面目でいながら、コミュニケ―ションも取れて、一緒にやっていける人だな」と安心してもらえます。身内意識の強い人たちは、最初は警戒しますが、心を許せば一気に仲間に入れてくれるものです。

自分のカラーを出していくのは、そうやって認めてもらった後でも十分です。最初は自分から合わせていく努力をして、職場に馴染んでいきましょう。

⑦自分と価値観が合わない場合

転職などをして、新しい職場に入ることがあるでしょう。その際、会社の方針や社風、職場の雰囲気について、予め出来る限り把握しておくべきですし、実際そうするでしょう。

しかし、本当の所は入ってみないとわからないものです。例えば、効率重視でプライベートの時間をしっかり確保する職場だと聞いていたのに、入ってみたら残業を美徳とする価値観が蔓延している場合があります。

また、自由闊達にものが言えて、風通しのよい職場だと聞いていたとします。ところが実際は、上司の発言力が極めて大きく、常にその顔色を窺う雰囲気が漂っていることもあるでしょう。

いずれにせよ、事前に聞いていたことや自分の価値観と、実際の職場に広まっている考え方とが合わないケースがあります。その際、たしかに頭から否定せず、まずは出来る限り受け入れることは必要です。

しかしそれにも限度があります。根本的に価値観が合わないのに、無理して我慢していると、ストレスがたまる一方です。それが仕事にも支障となり、職場の人間関係にも悪影響を及ぼしかねません。

そうした問題が深刻化し、その職場に居る限りどうしようもない場合は、無理に馴染もうとせず、やむを得ず再度転職を検討した方がよいでしょう。あるいは、社内で配置転換を希望する選択肢もあります。

合わせられる所は合わせる努力をすることが大前提です。そのうえで、どうしても無理がある場合のみ、職場や会社の変更を考えるようにしましょう。

まとめ

自分と職場のいずれに原因があるにせよ、職場にうまく馴染むことは難しいものです。

特に社会人になったばかりの頃は、右も左もわかりません。まずは、自分から積極的に意思疎通を図り、人間関係を築いていきましょう。

また、コミュニケ―ションが苦手な人は、気の合いそうな一人を探し、その人をきっかけに交流の輪を広げていきましょう。さらに、公私の区別をつけすぎず、飲み会に参加したり気軽に話しかけたりすると、職場に馴染みやすくなります。

一方、パワハラの上司がいるなど、職場自体に問題があって馴染みづらいケースもあります。その際は、会社に対処を求めたりして、改善の努力をしていきましょう。

新参者が入りにくい雰囲気の職場なら、まずは仕事で結果を出し、認めてもらうことが大切です。そのうえで、「郷に入っては郷に従え」を意識しつつ、徐々に仲間に入れてもらえるようにしましょう。

なお、以上のように努力をしても、根本的な価値観が合わなくて、どうしても馴染めない場合があります。その場合はやむを得ないので、転職や配置転換などで解決することを検討しましょう。

職場に上手く馴染めれば、周囲の協力を得ながらスムーズに仕事ができます。また、毎日気分よく仕事に取り組めるので、ストレスもたまりません。様々な努力や工夫をして、しっかり馴染めるようにしていきましょう。

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