リーダーシップ性。
総合職や将来管理職を目指す人であれば、とりわけ企業より重視される能力です。
ゆえに、履歴書、職務経歴書、エントリーシートや面接の場等々で、上手にアピールすることができると、非常にプラスとなるのは言うまでもありません。
そこで今回は、自己PRでリーダーシップ性をアピールしたい人必見。自己PRでリーダーシップを効果的にアピールする方法についてお話していきます。
①リーダーシップとは、仕切り屋ではない
そもそも企業が魅力的に感じるリーダーシップ性とは、その場を取り仕切る、所謂“仕切り屋”ではありません。
その場の取り纏めは勿論ですが、責任能力や周囲を巻き込む力、そんなものまでも含みます。
何かを始める際に、率先して動き、そしてばらばらになりそうな周囲を上手に取り纏めながら目標達成に導く。
そんな能力こそ、企業が求めるリーダーシップ性なのです。
ゆえに、リーダーシップを自己PR上で謳う際には、◯◯における責任者をやったですとか、△△部の部長をやっていただけでは不十分なのです。
責任者や部長として何を行ったのか、何をして周囲を取り纏めたのか。
そんなことを踏まえながら、あくまで“仕切り屋”ではとどまらない枠での能力を説明することが大切です。
と言いますのも、企業はそのエピソードを入社後の自社での仕事に置き換えて、その人の将来像をイメージするからです。
是非このポイントは抑えておきましょう。
②課せられた責任についても必ず説明する
リーダーシップ性を自己PRでアピールする大元の理由には、“自身は優秀な人材である”ということをアピールしたい意図がありますよね?
“こんなところでリーダーとして活躍したんだ、凄いでしょう?”
そんなことを企業側に訴えたい気持ちがあるはずです。
ではどうすればそれが企業側にも上手に伝わるでしょうか?
答えは簡単。リーダーとして活躍した経験を語る中で、必ずその時に自身に“課せられた責任”についても説明すればよいのです。
要は、これだけの責任を背負って行ったのだということを相手に伝えることで、相手に衝撃やある種の感動を与えることができるからです。
“課せられた責任”と聞くと、なかなかピンとこないという人は、“自身に求められていた役割”という形で置き換えてみてもよいです。
企業としては、社員一人ひとりに責任や役割というものを常に意識して行動をして欲しいもの。
責任や役割をきちんと意識した上で目標達成に向かう人は、企業にとって非常にウェルカムなのです。
自己PRの際には、責任や役割に関しても言及するようにしましょう。
③リーダーシップを効果的にアピールする自己PR例
ではこれより、ここまでのポイントを参考にした自己PR例を紹介します。
ポイントに着目して読んでみてください。
いかがですか?
草野球チームの代表を例にしていますが、リーダーシップをどのようにして発揮したかが分かりますね?
リーダーとして何をしたか、そして自身の責任や役割をどのように感じ、どのように果たしていったかも、説明がされていますよね?
メンバーに指示を出しながらも、それでも重要事項に関しては責任者として自身が行った。
これは上に立ってチームを纏めるものとしてとても大切な仕事です。
草野球チームの話ではありますが、入社後のビジネスにおいても求められるそのスキルが、きちんとできていますよね?
またチーム発足ができた後も活動が続いている点、レベルアップしている点に関してもポイントが高いですよね?
継続的、且つ安定的に続いている証拠です。
そして入社後のことに関しても、どのような形で活かしてきたいかが明確になっていますね?
自身の強みをPRすることは、ただ自慢することではなく、あくまでその企業で活躍できる存在であることを相手に証明するためです。
したがい、必ず例文のように入社後の将来像に関してもきちんと触れるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
リーダーシップ性を自己PRの題材として使用する人は多いと思いますが、その際には今回挙げたようなポイントに是非意識を持っていってくださいね。
ただの仕切り屋ではなく、どんな責任や役割を持ちながら、何をどのように行ったのか、そしてどのようにして周りを巻き込んでいったのか。
そんなことに着目して自己PRを作っていきましょう。
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