自己PRでコミュニケーション能力を上手にアピールする方法【例文つき】

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コミュニケーション能力。

就職活動をしていると、よく耳にしますよね?

実際、コミュニケーション能力は企業が求める能力としてよく挙がるもの。

ゆえに、履歴書や職務履歴書、エントリーシートや面接の場で、コミュニケーション能力を強みとしてPRすることは、1つの作戦でもあるのです。

勿論、効果的な方法で自己PRしなければ、武器にも何にもなりません。

そこで今回は、自己PRでコミュニケーション能力を武器にアピールしたい人必見。

自己PRでコミュニケーション能力を上手にアピールする方法についてお話ししていきたいと思います。

①相手の立場に立って自己PRを作成することが大前提

そもそも企業が求めるコミュニケーション能力とは、簡単に言えば“相手に自分の意見を正確に理解させることができる能力”です。

自身が伝えたい内容を相手に伝えるだけでなく、相手に内容も正確に理解して貰えるというものなのです。

相手と良好な信頼関係を築くことができる等の能力は、そこから派生してくるものと一旦はお考えください。

では、そんなコミュニケーション能力を示すべく、相手に自分の意見を正確に理解して貰うためにはどうしたら良いでしょう?

答えは簡単。

相手の立場に立って話をするということです。

どのような言葉を用い、どのようなボリューム感で、またどのような内容の話をすれば相手に自分の意見を正確に理解して貰うかできるのか。

これを念頭に置いた上で自己PRをすることが大切です。

相手を無視して、自分が伝えたい方法で、伝えたい内容をそのまま一方的にアピールしても、確実に失敗します。

あくまで自己PRは、企業に対して好印象を与え、そして自身を採用して貰うためです。

あなたが好きでスピーチや講演を開いているわけではありませんよ?

②書類選考なら文字で、面接なら動作や表情でもアピール

コミュニケーション能力とは、繰り返しになりますが、“相手に自分の意見を正確に理解させることができる能力”です。

そしてそこから派生して相手との信頼関係を構築できるものへとなっていきます。

ではその相手との信頼関係を築く過程で必要となるものとは何でしょう?

それは“礼儀”です。

相手に失礼なく、不快感を与えることなく接することで更に自身の好感度を上げ、相手の信頼を得ることができるのです。

ではそれを採用試験の際の自己PRで実践するためにはどうしたらよいと思いますか?

答えは簡単。

履歴書や職務履歴書、エントリーシートといった書類選考の場では文字で、面接であれば動作や表情でアピールすればよいのです。

文字というのは、誤字脱字を失くし、丁寧で綺麗な字で書類を作成すること。

これ、シンプルですが相手に対して誠意を示すことがこれだけで可能なのです。

実際私は、この方法を用いた際、企業から“文字から君の仕事に対する姿勢が読み取れる。丁寧且つ完璧主義だね。”と褒められました。

勿論、この企業の採用試験はトントン拍子で最終選考まで進みました(私が最終選考前で辞退したため最終合否は分からず)。

一方、面接における動作や表情ですが、これはもう分かりますよね?

相手の目を見ながら話をしたり、笑顔で受け答えしたりすることは、それだけで相手に好印象を与えます。

たとえ初対面であっても、相手に不快感を与えることなく、きちんと自分の意見を伝えられれば、相手には“コミュニケーション能力有り!” の判断を頂くことは可能なのです。

③コミュニケーション能力をアピールする自己PR例

ではここで、これまで挙げたポイントを踏まえた自己PR例を紹介します。

これまで挙げたポイントがどのように盛り込まれているのか意識しながら読んでみてください。

「私の強みは、どのような人とでも円滑にコミュニケーションがとれることです。実際その強みを活かし、前職では◯◯分野で長年シェア0%であった顧客から30%のシェアを獲得することができました。当初、顧客とは面談も受け付けて貰えないほどの酷い関係でした。しかし顧客にとって有益となるマーケット情報を提供し続けたり、顧客の緊急要請に対して迅速な対応を取ったりして、最終的には30%シェアの獲得を実現しました。これは、相手のニーズを第一に考え、それに則った形でコミュニケーションを取り続け、信頼を得ることができたからと考えます。この私のコミュニケーション能力や経験は、私の強みです。是非御社の△△分野におけるシェア拡大においても活かしていきたいと思います。」

いかがですか?

言葉やボリューム感、内容についての注意事項は守られていますよね?

前職の◯◯分野に精通しない人でも、何をどう成し遂げ、達成度がどれほどのものかは容易にイメージできます。

実際の面接の場や、職務履歴書も場合は更にプロセスについて詳細を問われるでしょうが、 先ずはこのくらいの説明で十分です。

あまりの長文や専門用語が飛び交うレベルともなると、その分野に精通する人以外にとっては退屈なものとなり、悪印象を与えてしまいます。

一方、文字や動作、表情についてはここでは画面上であるため実現は不可能ですが、文章全体を見た時、誤字脱字もなければ、きちんと流れが出来ていますね?

ゆえに相手に分かりやすく意図が伝わる文になっています。

はじめに最も伝えたい“コミュニケーション能力がある”というアピールがあり、その後その根拠が描かれています。

そして最終的にはそれを将来的にはどのような形で活かしたいかまでに触れていますね。

もし可能であれば、就職先で現在◯%のものを何%までどのようにしてアップさせるか言及できればベストですが、具体的な情報がない場合はこれでも構いません。

自己PRはあくまで自慢ではなく、自身の能力を如何にその会社で活かすかを説明するもの。

決してコミュニケーション能力がありますだけの内容では終わらせないでくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

自己PRでコミュニケーション能力を上手にアピールするためには、コツがあります。

今回挙げたポイントを踏まえて、是非自分なりにPR文を作成してみてくださいね。

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