TVでお笑い芸人やアイドルが自己紹介をする際、よくキャッチコピーを使っている人がいますよね?
その内容が面白いかどうかは別として、実際、キャッチコピーを使用することは初対面の人にかなりのインパクトを与えます。
その人の名前は覚えていなくても、別の機会でその人の映像や写真を見たら、“あの時の○○の人だ”ときっと思い出すでしょう。
就職活動も同じです。
履歴書、職務経歴書、エントリーシートや面接等々でキャッチコピーを用いることは、相手に自身を強く印象付ける最大の武器となるのです。
そこで今回は、そんな自己PRでのキャッチコピーの作り方のポイントについてお話します。
①キャッチコピーは分かりやすく
- とりあえずカタカナ言葉を使ってみた
- とりあえずインパクトのある言葉を使ってみた
残念ながらそれではキャッチコピーを使うメリットは全くありません。
相手に対して印象付けることはできるかもしれませんが、ただの悪印象となって終わってしまう可能性が高いからです。
そもそもキャッチコピーとは、たった一言で自身を象徴させてくれるもの。
ゆえに、誰が聞いてもピンと来るようなものでなければならないのです。
音の響きやインパクトだけで決めてしまっては絶対にNGなのです。
②動物やキャラクターからヒントを
キャッチコピーを見つける際、なかなかアイディアがひらめかないなんて人はきっと多いはず。
そんな時は、動物やキャラクター等からヒントを得てみましょう。
特に動物はヒントを得られやすいですよ?
例えば、犬。犬と聞くと、忠実さ、愛くるしさ、賢さ等々、様々なイメージワードが浮かぶはずです。
そのようにしてイメージワードと自分自身とを照らし合わせ、その中で最も象徴的に表す動物やキャラクターが見つかれば、あとはそれを上手に自己PRに組み込んでいきましょう。
外見もそれとなく自分自身に似ていると尚良いですね。
ただし、必ず万人が納得するようなものでなければNGですよ?
あくまでキャッチコピーとして動物やキャラクターを取り上げるのは、相手にわかりやすく、且つ納得をして貰うためです。
トリッキーなものは決して選ばないでくださいね。
③キャッチコピーを使った自己PR例
ではこれまで挙げたポイントを使用した自己PR例を紹介します。
ポイントに意識しながら読んでみてくださいね。
いかがでしょうか?
“アクティブハムスター女子”という言葉がキャッチコピーとして使用されていますね?
アクティブハムスター女子と聞いても、???とならないよう、きちんとそのキャッチコピー使用後には、理由が述べられています。
好奇心旺盛で行動派ではありながらも常に先々のことを考えて行動に移す、だからアクティブハムスター女子なのだということで説明をしているわけです。
しっくり来ませんか?
そもそもハムスターはチョコチョコ動き回り、非常にアクティブな動物ですよね?
また一方で、頬袋にえさを詰め込み、先々のことを見据えた行動をする一面もあります。
そんな様子を、自身の性格に当てはめているのです。
そしてその性質を分かりやすく説明するように、ジャカルタ滞在の話をしています。
自身で事前に確認し、そして現地で働く日本人にコンタクトを取り、貴重な情報を得て無事に帰ってきた。
このエピソードは、きちんとアクティブハムスター女子であることを裏付ける貴重なものとなっています。
そしてそれを将来的にはビジネスでも活かしたいとしていますね?
何をどのように活かしたいか、そして何に興味もっているかがわかるような文章になっています。
キャッチコピーから始まった文章ではありますが、このように最終的には自身の強みや性格、そして入社後に行いたいこととして纏め上げるのが理想です。
是非参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
このように、自己PRでキャッチコピーを作るのにはいくつかポイントがあります。
そしていくら素敵なキャッチコピーができあがったとしても、それをきちんと裏付けることができる具体的なエピソードや説明が無ければ何にもなりません。
なかなかキャッチコピーを用いた自己PRができずに悩んでいる人は、是非今回あげたポイントに注目して作成に取り組んでみてください。
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