正社員になりたくても向いてないなと感じるときってありますよね。正社員は安定した将来やしっかりとした福利厚生などメリットもたくさんある雇用形態です。

しかしその分責任感や仕事に対する圧力は非正規雇用よりも重くのしかかってきます。また、仕事で成果を出せなかったりすると上司に注意されたりと自分の能力も試されますよね。

実際に私も正社員を経験したことがあるのでわかりますが、正社員は安定した将来、給与の変わりに色々な制約や責任がのしかかってきてプレッシャーも感じます。

自分が面倒を見ている非正規雇用の社員がミスをすると自分の責任にもなるのでいつも張り詰めた状況の中で仕事をしなければなりませんでした。私も正社員に向いてないなと思い始めて、思い切って仕事を辞めてしまったこともあります。

そこで今回はそんな私の実体験も元にして、正社員に向いていないなと思ったとき、考えるべき進路を大きく三つに分けてアドバイスいたします。

①アルバイトや派遣で仕事を見つける

まずは非正規雇用として働くという進路をお伝えします。正社員になれないならばと考えるときにこれは誰もが考える進路の一つですよね。

アルバイトや派遣業は派遣切りやクビなど正社員に比べて安定しないことが多いのはやはりあります。しかし非正規雇用なのでそこまで責任感も負わなくていいし、プライベートな時間の確保もしやすいです。

最近では非正規雇用で働く人口がどんどん増えていっており、働く際の一つのスタンダードな選択肢としても挙げられます。

もしあなたがそこまでお金に固執していなかったり趣味も大切にしたいなどという思いがあったら非正規雇用で働くことも一つの手です。

掛け持ちをしたりすれば給与面では安定するでしょう。また紹介予定派遣や正社員登用などの制度もあるところはあるので慣れてきたら頑張って正社員になってみるという選択肢でもいいと思います。

実際に私はアルバイトをやってから正社員になる方が正社員になってからも負担と感じることは少なく仕事をすることができました。

②技術を身につけてフリーで働く

次に正社員に囚われない働き方としてあげられるのがフリーランスというスタイルです。フリーになるためには色々と勉強をしたり人脈を増やさなければ難しいでしょう。

しかしフリーで働くということは時間や場所にとらわれずに好きだったり興味のある仕事ができるということですので楽しく仕事ができます。

その一方で、仕事によっては責任感や重圧は正社員のときよりもはるかに多いと思います。自分が怠惰してしまったら仕事も進まなくなってしまうからです。先ほど述べたように好きなことを仕事にできるのであればその重圧も楽しめるでしょう。

最近ではWEB関係の仕事(プログラミングやデザイナーなど)も盛んでフリーランスの人たちもたくさんいますよね。アフェリエイトで稼いで生活をしている人もいます。WEBでなくてもフリーで働く手法はいくらでもあります。

フリーランスとして第一線で働く人たちのセミナーなども開催されているので参考に行ってみてもいいでしょう。

自分がどんなことに興味を持っているか、どんな仕事をしてみたかをしっかりと吟味した上でフリーとして働くための準備をしてみてはいかがでしょうか。

③起業をしてみる

最後に考えるべき進路の一つとして起業をしてみることをお伝えします。

②のフリーランスで働くことと少し似ているかもしれませんがフリーランスは企業から請け負った業務を行うことがメインであるのに対して起業は新規事業を一から立ち上げることになります。

なので自営業で飲食店を開いたり新しいブランドを立ち上げたりすることも起業だと言えます。

起業といえば一見とても難しいイメージを持ちがちですよね。資金集めから飲食店などを始めるならば場所の確保だったり色々な許可証などを申請したりと、手続きは確かにそう簡単にいくものではありません。

そして失敗をしたときにどうなるかも不安の一つです。私の友人でも起業をした人がいましたが資金集めがうまくできずに結局起業できなかったという人もいました。

しかし最近ではクラウドファンディングやWEBを利用した起業など、起業をする人のための材料が豊富な時代になりつつあります。

あなたがやりたいことが明確であればどんな事業も始められやすくなっているのです。起業もフリーと同様に責任感や重圧がのしかかりますが、向いていない正社員をやるよりもはるかにやりがいも感じられるでしょう。

まとめ

正社員に向いていないと思っていても今の時代であれば色々な方法で仕事をすることができます。

あなたの性格ややりたいことをしっかりと考えた上でどの進路が一番あなた自身に合っているかをしっかりと考えて行動をしてみてください。

正社員になることだけが安定でもありませんし、選択肢ではありません。もっと視野を広げてみて楽しく仕事をしていきましょう。