留学をしていると、どうしても心配になるのが就活をどうするかという問題です。
基本的に、異国の地にいると、日本の情報がほとんどシャットアウトされてしまいます。もちろん、日本語のない英語まみれの生活を送れるのは、語学を身に付けたい人からしたら、最高の環境ですよね。
日本であれほど苦労した英会話などが驚くほど効率的に身に付きます。留学をしてよかったと感じている留学生は多いでしょう。
ところが、帰国後のことが気になって、おちおち寝ていられないという留学生もいると思います。理由は、就活が控えているからです。
来る日も来る日も外国人に囲まれて、日本語を忘れかけている人もいるかもしれません。留学は楽しいですし、できる限り実りあるものにしたいと考えるものです。
しかし、それが原因で、就活に失敗したり、最悪就職浪人になってしまっては、なんのための留学か分かりません。
①出発前に就活についても調べておこう!
まず、交換留学などが決まった後は、多少のゆとりがあるはずです。留学が決定して、即日で渡米や渡英するわけではありませんよね。
最低でも1か月は、ある意味、暇な期間があると思います。留学できることが決まるまでは、どうしても英語の勉強などで忙しくなるものです。しかし、決まってしまえば、英語力に磨きをかけるだけではなく、就活の準備もしておくといいですよ。
とはいっても、就活を行うのが1年以上先となると、何をしたらいいかわからないと思います。
そこで、とりあえず、おおまかな就活の流れだけでも確認しておきましょう。
最初に、就職希望先を決める。決まったら、SPI対策をする。エントリーシートの書き方を覚えて、よいものが書けるように練習する。企業に応募する。面接を何度か受けて、採用者の目に留まれば、採用が決定する。
就活対策は、やろうと思えば、留学先でもある程度は行えます。ところが、肝心の全体像や就活のイメージがない状態では、何をしたらいいのかさえ分かりません。
これでは、留学中に何も策を講じることができません。ですから、留学前に最低でも就活の流れくらいは頭に入れておくと、役に立ちますよ。
②社会人の友人を作る!
特にアメリカには、多くの日本企業から派遣されてきた、日本人留学生がいるものです。
そうした人たちは、就活経験者でもあるので、相談相手になってもらえると助かることがあります。年齢が10歳違うけど、そこまで時間が過ぎていると、就活事情にも変化があるのではと、あなたは訝しく思うかもしれません。
確かに、いくらかの違いはあるかもしれませんが、就活の基本的な部分まで、ごっそりと変わっていることはまれです。
就活生を取り巻く環境は、景気の良し悪しによって、変わっている可能性は高いです。10年や20年前辺りとなると、不景気のど真ん中でした。無事に就職を終えられたら、ラッキーなところがないでもなかったです。
最近では、雇用状況が改善しているなど、そうした変化が起こっているのは、あなたもご存知だと思います。
しかし、就活を成功させるのに必要な心構えや、ベースとなる考え方は、ほとんど変わっていません。ある意味、普遍性のある部分なんですよ。
ですから、留学を開始したら、日本企業から来ている日本人留学生と友人になっておくことをオススメします。
もし、身近に見つからないようなら、留学センターなどの留学生が多く集まる場所へ行ってみるのもいいですよ。日本人だけではなく、韓国人、中国人、インド人、フランス人、ドイツ人など、さまざまな国から来た外国人と知りあえます。
場合によっては、彼ら・彼女らに質問してみるのもいいです。日本の●●という会社の社員さんなら、毎週何曜日に、どこそこで開催されているパーティーでよく会うよ。
クラスメートに日本人がいて、仲がいいんだといった情報が得られるかもしれません。
③就活本を持参しよう!
留学先まで、就活の対策本を持っていくのは、大変かもしれません。しかし、何冊かは用意した方がいいですよ。
インターネットを使っても、就活について調べられます。就活サイトへ登録をして、事前に覚えておくべき項目やビジネスマナーの確認もできます。
とはいっても、就活に関して、体系的にまとめられた書籍を持っていた方が、効率がいいですし、分かりやすいことには変わりありません。
留学中に、就活のことが気になって落ち着いて勉学に励めないのも問題です。留学後に、日本から就活本を送ってもらうこともできますが、それだとかなりの金額がかかります。
帰国が間近に迫ると、どうせ読んでおきたくなるものなので、ちょうど良さそうなものを一緒に持っていくのがおすすめです。
まとめ
留学は楽しいものです。しかし、浮かれっぱなしで、就職浪人になってしまっては、なんのための留学だったのかと思ってしまいます。
特に留学先で社会人の友人と交友を持っておくことは、大切です。
どうしても不安なら、相談に乗ってもらえますし、就活経験者なだけあって、心強いです。基礎的なエントリーシートの作成方法や、面接の受け方などを教えてもらえるかもしれません。
留学後のことも計算に入れて、充実した留学生活を送れるといいですね。
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