テレビ局AD(アシスタントディレクター)の仕事が辛いので辞めたいです

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※以下はテレビ番組制作会社アシスタントディレクター、新卒1年目、女性の体験談です

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仕事との出会い、勢いや流れが大事!でも本当にやりたかったこと?

大学の先輩に紹介され、在学中からテレビ番組のアシスタントディレクターとして、アルバイトで働いていて、卒業後入社しました。

誘ってくれた先輩がとても仕事ができる憧れる方で、その先輩からお声がかかり、自分が認められたような、嬉しい気持ちでした。

在学中のアルバイトとしては、時給もよく、ガンガン働いて稼げる、やりがいのある仕事でした。アルバイトや大学の課題を言い訳に、就職活動をおろそかにして、そのままアルバイト先で就職することになりました。

アシスタントディレクターというのは、よく、休みもなくお風呂にも入れず働き通しで現場で怒鳴られ・・・というイメージを抱かれると思うのですが、その通りです。

日々いっぱいいっぱいな中、仕事をこなしていきますが、そのうちに、これでいいのだろうか?という思いが浮かんできました。

とにかく日々怒鳴られることがストレスでした。物も投げられたし、仕事とは関係のない容姿に関する批判など、今思えば、パワハラ的なことが毎日でした。

今思い返すと自分が悪いのですが、社会人経験が浅い自分にとって、上司や周囲の人は全員味方で、自分の裁量を分かってくれて、自分にできる仕事を与えられるのだと思っていました。

上から「できる?」と言われれば、反射的に「はい」と答えていましたが、仕事を抱え込み、相手が求めるレベルの仕事が達成できないことが多々ありました。

「なんでできていないんだ!」と言われて、謝っても、内心、「そんな私に頼んだのはそっちだし、こっちだって休みなく働いてて、寝ずにやったから間違えたんだ・・・」と思っていました。

結局自分の力量を分かっているのは自分だけで、即座に自分の力や、その仕事に割ける時間を考え、上司に「無理です」ということも大切だと今なら思えます。

だんだんと、この仕事でいいのだろうか?と疑問がでてきました。そもそも、テレビ業界に入りたいわけではありませんでした。

学生時代もずっと物作りをしてきて、漠然と、「何か作る仕事がしたいな」と思っていて、テレビ業界という、憧れる人は憧れる仕事に潜り込みましたが、自分のやりたいこととのズレを認識するようになりました。

「自分もテレビ番組を作りたい」「ディレクターになりたい」など夢があれば、辛い仕事も修行として、勉強として受け入れられますが、私自身、テレビ業界での展望が抱けず、それならただただ辛いだけで、その先に何もないと気づきました。

これじゃない・・・と思ったら?

それでも仕事を辞めたい、という思いはなかなか具体的に浮かんできませんでした。仕事を紹介してくれた先輩に恥をかかせてはいけないという気持ちも強くありました。

日々仕事が山積みで、このまま辞めては大量の仕事を投げ出すことになります。

家に帰ることもできず、ネットカフェに寝泊まりし、局内の移動中歩きながらパンを食べたりする毎日で、少しも休むことができない日々。

ストレスから逃げ出したい、現実逃避したい、と、トイレの床に寝そべって目を瞑ったりしました。

2ヶ月ほど休みなく働いて、番組を撮り終わり、ひと段落したと思った瞬間、上司から次の撮影の話。「

またあの日々が繰り返されるのか」と思った途端に、急に「次は無理」という思いが込み上げ、その場で「辞めたいです」と伝えました。

上司からは色々言われた気がしますが、出入りの激しい業界ですので、結果的には了承してくれ、辞めるに至りました。大学卒業から1年ほどしてのことでした。

脱出してみると、なんでもっと早くに辞めなかったんだろう?と思いました。

すぐに辞めて「逃げた」と思われることが嫌でした。仕事を始めたのも「憧れている人もいる業界だし」と、体面ばかり気にしていたような気がします。

でも本当にこの先にやりたいことはあるのか?と自分自身に向き合ったときに、自分の進退が決めることができるのだと思います。

アシスタントディレクターを辞めてから、紆余曲折がありましたが、また別の業界で下積みをすることになりました。

また大変な日々が始まりましたが、しかし、前回のときとは、全く違った気持ちで仕事をすることができました。

「与えられたことをこなす」のではなく、経験すべてが自分の血や肉になることだと、仕事に関わる姿勢が違いました。

先輩の仕事を見て、覚える。仕事の内容だけではなく、仕事に取り組む姿勢なども含めてすべて。自分の経験でなくても、疑似体験ができます。

同じようなことがあったときに対処できるし、ミスを避けることができます。それが下積みです。給料がとても安くこき使われても、掃除や後片付けなどのやりたくない仕事も、我慢できます。

例えば、服飾業界に入り、華やかなデザイナーの世界を想像したのに、店舗に配属され、接客、ノルマの日々・・・。

目先だけを考えれば、この仕事がしたかったわけではない、と嫌になることもあるかと思います。しかし、会社からしてみれば、ブランドのお客様を直接会うという機会を与えてくれているのですよね。

このブランドが好きな人は、どういう人なのか、他にはどんなブランドを着ているのか、どういう話が盛り上がるのか。マーケディングです。

その日々は必ず自分にとって大事な経験へと繋がります。

それに、今逃げ出して、他に方法論はあるのか?と考えると、「これ以外ないのだ」とある程度達観して仕事をすることができると思います。

やりがいのある仕事を掴むために!

「現代の子はすぐ辞める・・・」「新入社員が、3日でやりたいことと違うって辞めたよ」と、巷での話をよく聞きます。私も、そう思われるのが嫌で、辞めたいという気持ちを抑えてきました。

思い描いていた仕事と違う、思ったより辛い。社会に出ると、そういったことがほとんどだと思います。でも、その先にヴィジョンがあれば、取り組む姿勢も変わるのではないでしょうか。

それでもアシスタントディレクターの仕事を始め、全ての経験が役に立っていると、今現在実感しています。

「あのときに比べればまし」と比較することもできますし、アシスタントディレクターをしていたと言うと、根性がある人だと認められたり、多面的に物事をとらえ、人をアシスタントすることが得意になったり、「大変だったでしょう」「芸能人は誰と仕事した?」と話題にもなります。

就職の前に、本当に自分のやりたいことは何か、向き合って深く考えること。深く考えて結論がでなくても、飛び込んでみる。

大概深く考えたつもりでも、後々自分の浅さに気づきますし、やりたいことではなくても、やってみると意外に向いている仕事もあります。

好きなことではなくても、相手に認められると、やりがいがでてきます。「やりたいことでもないし向いてもなかった!全然違った!」と失敗しても、それもありです。

正直、逃げ得な仕事もあります。特に初めての就職先では、比べられるものがないため、パワハラもパワハラと気付かず、自分が悪いから・・・と思いつめてしまうケースもあります。

そんなときに「忍耐力がなくてだめだ」と思い込まずに、ほかの人に相談して、身にならないシゴきならば、それは時間の無駄です。

もちろん、卒業後就職して、そのまま同じ会社に勤めてキャリアを積むことが最短だと思いますが、自分のやりたいこと、できることと合致する仕事が、すぐに見つからない人もいます。

人には人のペースがあります。何年経っても、最終的に自分のやるべきことが見つかればいいのではないでしょうか。

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辞めた後どうなる?を知ることで、今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

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コメント

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  • コメント (2)

    • ゆうり
    • 2016年 7月 07日

    私は新卒でAD歴4ヶ月目の者です。
    3年目の方が私の一番近い先輩なのですが、「死ね、殺す」を言われたり、タバコを投げられたり、避妊具を渡されたり、セクハラ言葉を言わされたり、今日は終電で帰ろう!とした瞬間に「明日の朝までにこの資料やっといて」と言われたり、
    正直もう精神的に限界に近く、Pに辞めたいと相談しても、「お前の忍耐力がないからだ」と言われました。最近は会社にいない時はわけも分からず自然と涙が出てきます。
    それに私が辞めたい人間というのも会社中の人が知っていました。
    今の仕事のキリがいい時期が9月なので、今度こそそこで辞めようと思っているのですが、1番心配なのが再就職できるかが不安です。
    半年で辞めた人間を雇ってくれるところなんてあるのかと…
    投稿者様は再就職の際に、大変だったことはありますか?
    是非教えていただきたいです。

    半年よりも1年いたほうが再就職しやすいなら、1年は無理してでもいようと思っています。

      • 管理人
      • 2016年 7月 08日

      ゆうり様

      コメントありがとうございます。
      頂いたメールアドレスに直接返信させて頂きます。

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