言語聴覚士を辞めたいあなたへの5つのアドバイス

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最近ではテレビやメディアにも取り上げられることが多くなった言語聴覚士のお仕事、その仕事分野は多岐にわたります。

失語症のリハビリがしたいと思っていても、実際に必要とされる業務の多くは嚥下に関してで、失語症の訓練は勤め先によっては1割未満ということもあります。

自分の思い描く仕事と実際の現場での仕事とのギャップに悩むことも多いと思います。他職種との連携も密で、自分の専門とする分野だけでなく幅広い視点からのアプローチも必要ですよね。

また、現在は365日リハが推奨されており、土日休みのない病院がほとんどだと思います。

そんな中、日々進歩する医学に関しては学会や勉強会などの参加も必須ですし、特にPTやOTと比べ、結果がすぐに出ない訓練とその訓練の有用性について悩むことも多いと思います。

期日までにこれだけリハビリを行えば確実に良くなる、目に見えて訓練の効果が現れるということが少ない業務ですし、プライベートでも訓練に活かせそうなものを自然と探してしまったりと、仕事とプライベートの境界が曖昧になる職種でもあると思います。

そこで、言語聴覚士を辞めたいと考えるあなたへ、微力ながら私から5つのアドバイスをお贈りしたいと思います。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

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①働く場所・分野を変えてみる

先にも述べたように言語聴覚士の分野は多岐にわたります。

しかし実際に就職先で求めらることが多いのは嚥下に関する評価・リハビリです。かなりの求人もありますし、就職先に困らないのはまずこの分野だと思います。

ただ、求人は少なくとも、確実に聴覚や音声、音響、脳画像など働き先は多様に存在します。あなたがもし日々の病院業務に疲れているのなら、もっと視野を広げて考えてみてほしいと思います。

言語聴覚士として働くのは何も入院施設のある病院のみではありません。クリニックやデイサービス、企業や補聴器店でだって働くことができます。

大学で研究を重ねることもいいでしょう。医療職だとその他の世界を知らないことが多く、視点が狭くなることもあります。

転職して全くの別分野に行くのは1から全てを学ばないといけないので大きな勇気が必要になると思います。

言語聴覚士という資格を活かしながら働くことができれば、新たな場所でも必然的に必要とされますし、一度勉強してきた知識をより深めるチャンスにもなります。

今一度、自分のやりたいこと興味が出てきた分野、働き方など考えてみてください。企業や入院施設外で言語聴覚士として働いてみるのも新たな発見ができるかもしれません。

②仕事とプライベートで切り替えができるようにする

これは言語聴覚士に限ったことではありませんが、言語聴覚士の業務内容上、患者さんについてをプライベートで考えることも多いと思います。

あの時の判断が正しかったのか、果たして現在行っている訓練は意味があるものなのか、考え始めると答えの出ない問いが次々に出てくると思います。

考えてしまうこと頭に浮かんでしまうことは自然なことですから仕方のないことです。しかしこれを意識的に区別していくことが大切だと思うのです。

今はプライベートだからとオンオフを切り替えられることができれば、プライベートを仕事に侵されることも無くなりますし、これにより心の負担が大分軽くなると思います。

慣れないうちは大変かもしれませんが、是非意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

メリハリがつき、仕事は仕事として割り切って捉えられるようになると、辞めたいと感じていた理由も取るに足りないことだったと思えるようになるかもしれません。

③友人・知人・家族に話してみる

今現在の自分自身の気持ちを他者と共有することで見えてくることというのは、自分が思う以上に大きいと思います。

病気についての捉え方や、医療職に求めるもの、患者側から期待するもの、仕事以外でそう言った話を聞いてみると客観的な視点で見つめ直すことができます。

また、一人で抱え込むと偏った考えで似たようなことを繰り返し考えがちです。

あなたが仕事で他者を支えてあげているように、自分自身も他者に支えてもらうことで、いたわってあげてみてください。

④休暇を取って一度リセットしてみる

辞めたいなと考えてはいても、現実問題として生きていかなければならないので、そう簡単に辞めることを選択できないと思います。

転職して新しい環境に身を置くのも相当なパワーがいることですし、それなら今のところでまだ頑張るか・・・。でもしんどい、と堂々巡りな毎日を過ごすことになります。

そうなるくらいなら勇気を持って長期休暇を取ってリセットしてみるのはいかがでしょうか。長期休暇といっても休みすぎると仕事に行くことが億劫になってしまう可能性もあるので、1ー3週間くらいがベストだと思います。

毎日同じ場所に身を置いていると、がんじがらめになり正常な判断ができにくくなります。本来のあなたはこれほどのことではダメージを受けずにいられたことが、自分自信が弱っていると大きなストレスを感じてしまったりするのです。

仕事に関しての様々なモヤモヤも、元のあなたに戻れば何のこともなくやり過ごせるかもしれません。一度、業務一切から離れてみて、客観的に見つめ直すのです。

離れてみることで、あんなに嫌だと思っていたことも、もう一度頑張りたい、やっぱりあの仕事が好きだと再確認できることもあるのです。

この効果は絶大だと感じており、②でも述べたオンオフの切り替えを形として実行するものだと思います。

なかなか意識的な切り替えを行うのが難しいようなら、思い切って仕事とプライベートを意図的に切り離してみてはいかがでしょうか。

⑤全く違う分野へ転職する

これは休暇を取ってリセットする方法でも辞めたいと悩む心を切り離せられない場合の最終手段です。

休暇を取るにも期間の制限があるので、最終的には元いた場所に帰らなければなりません。辞めたいと感じる思いが強ければ強いほど、それを考えると大きなストレスを感じることもあるでしょう。

もうそうなれば、一度この言語聴覚士という仕事、資格自体から自分を切り離してみるのです。

新たな場所で新たな世界の働き方を体験することで、言語聴覚士として働いていた自分を客観的に捉えることができるでしょうし、世の中には仕事は一つでない、働き方も様々であると感じることができると思います。

言語聴覚士として、医療職として常識だったことが通じないこともあるでしょうし、また新たな業務に今までの言語聴覚士としての働きがプラスに作用することもあると思います。

言語聴覚士としての経験を活かすことで得られること、そこから新たに派生してやりたいことが出てくる可能性だってあります。

繰り返しになりますが、一度離れて見ることで今までの捉え方が大きく変わることもあります。

企業に行けば病院でのホスピタリティだけでは経営が回らないので、利益を追求する場面も多くあると思います。

病院勤務の頃の経費削減や診療点数に関する次元とは明らかに異なるレベルのものもあると思います。あなたが辞めたいと感じている今の仕事は、自分が理想とする働き方とどう違うのか、身をもって経験することも大切かもしれません。

まとめ

以上が私からのアドバイスになります。

とにかく、言語聴覚士を辞めたいと悩んだら一度専門家に相談してみるのがいいかもしれません。

大手人材紹介会社のマイナビでは言語聴覚士に特化したキャリアアドバイザーがいますので、いいアドバイスを貰えるかと思いますよ。

転職すると決めていなくても相談に乗ってくれますので是非、利用してみてください。

辞めるのはそれからでも遅くないはずですよ。

とりあえず、ST専門のキャリアアドバイザーに相談してみる

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