私が研究職の仕事を辞めたいと思った理由【入社9年目】

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※以下は医療関連製造業、研究開発職、入社9年目(33歳)、男性の体験談です

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仕事を辞めたいと思ったきっかけ

大学院を卒業後、新卒でとあるベンチャー企業に入社して以来、実に多くのことをやってきました。

ベンチャー企業に入社したのは、若くても責任ある大役を任せてもらえそうだったこと、どんな仕事でもやらせてもらえそうだったこと、そして自分を試すことができそうだと感じたからでした。

職種こそ研究職ではありまいたが、市場動向の調査、製品企画、研究、開発、製品化、法令への対応、プロモーション活動、売り込み、なんでもやりました。

小さな会社だったので、前例や細かいルールが少なく、仕事を先輩に習うわけでもなく、自分が思うままにやってきました。

そして、自分が最初から立ち上げたいくつかの新規事業を世に送り出すことができるようにまでなりました。この時点で入社7年目でした。そこまできてあることに気づきました。

果たして、自分がやってきたことは正しかったのか?それまで、製品化というゴールに向かって正しいかどうか別としてがむしゃらに突き進んできましたが、ひとつのゴールまで辿り着いたとき思ったのです。

知名度のある同業他社ではどうやっているのだろうか?もっと効率よくやっているのではないだろうか?自分のやり方は間違っていないだろうか?現職にいてはその答えが見出せることはないだろうということだけはわかっていました。

同業他社とはいえ、大手他者とは共同開発を行うことも多く、全国の様々な企業に出入りしていました。

こういうところで働くと自分の疑問の答えが見つかるのだろうな、そう思うまで時間はかかりませんでした。

同時に、そう考える頃には、私の主な仕事は、仕事の計画を立てること、会社の内外問わず関係する他者と話すこと、そしてメールや電話ばかりの日常になっていました。

徐々に自分がやりたいことから仕事の内容がずれていっているのを感じました。もちろん、それは年齢が重なれば当然の流れとはいえるのですが、その仕事の効率に疑問を持っていました。

そうして、それまで溢れるほどにあった遣り甲斐が段々と小さくなっていき、具体的に今の仕事を辞めて他のことがしたい、と考えるようになりました。

そこから、悩みの解決に至るまで、実に3年以上の月日がかかりました。

転職活動と転職後の変化

仕事を辞めたいという悩みの解決策は、転職でした。当初、転職サイトには登録していましたが、全くと言っていいほど活用していませんでした。

転職を考え始めてから、転職サイトで転職の募集要項を毎日チェックしました。登録した転職サイトの数は10サイトほどあったものと思います。

とはいえ、業種もさることながら、職種も募集が少ないものでしたので1年が経過しても希望するような企業を見つけることはできませんでした。

そこで、転職エージェントを活用してみることを思い立ちました。早速、登録作業を済ませ、エージェントとの打ち合わせを始めました。面談を行い、それから電話による打ち合わせを数回行いました。

とはいえ、希望することとは関係ない企業でもとにかく売り込んでくる当時の担当エージェントの姿勢に参ってしまいました。

他にも別な2社の転職エージェントにお願いしましたが、結局満足する答えを得ることはありませんでした。この時点で、転職を考え始めてから2年数ヶ月が経過していました。

私の場合、やりたいことが明確だったので、希望する企業がなければ今まで同様にそのときの会社で働くつもりでいました。

正直なところ、あまりにも希望する内容が見つからず転職すること自体を諦めかけていました。ちょうどそんな時、希望するある企業から、転職サイトを通じて直接連絡がありました。

早速、先方と連絡を取り、転職の段取りを進めました。先方との取り決めは順調に進みました。それから現職に退職の意思を報告しました。とはいえ、大変だったのは引継ぎ業務の方でした。

会社には事前に転職する意思を伝えていましたが、なにせ引継ぎを直接的に行う相手がいない状態でしたから、自分の仕事を一通り完結させた上で、残ったメンバーに仕事を分散して引き継ぐことになりました。

結局、それに追われて、当初の転職予定日から数ヶ月ずれてしまうことになってしいました。その間、6ヶ月。ほぼ深夜まで働き、休日がない状態が続きました。

とはいえ、なんとか無事に転職を終え、希望通りの仕事と、長年の疑問だったことのひとつの回答を得たので満足しています。

今は、がむしゃらにやっていた仕事のスタンスを卒業し、他部署と調整しながら論理的に仕事を進めていくことに従事しています。

助け合うメンバーにフォローしていただける上司、チームプレーが非常に重要になっています。

その分、会議が多いのではないかなどという新たな疑問が生まれましたが、仕事自体はとても充実しており、満足しています。

転職前に意思を明確に表示すること

このように会社を辞めることを考え、転職を決めた私でしたが、この経験でわかったこと、それは、次の2点が非常に重要であるということです。

  • 自分の意思を明確にすること
  • その意思を周囲に実行に移す前の計画段階で正確に伝えること。
  • もし、なんとなく現状に不満がある、ということであれば、きっとそれは日本の社会であればどこへ行っても同じように思うことでしょう。

    現状の何が不満で、どのような次のステップをイメージしているのかを明確にすることが大切です。これは仕事の進め方と同じだといえると私は考えます。

    ある課題の問題点を提起し、それをどのように克服するのか計画して、その計画に従って実行する。また、そのとき、計画を立てる段階で、現職の上司にその意思を伝えることが大切です。

    それには2つの理由があります。

    まず、現職で問題点を克服できる可能性がありえるからです。

    給料が不満であれば昇給に繋がるかもしれませんし、忙しすぎるのであれば休暇を与えてくれるかもしれません。

    何より、その意思を示すことで、あなたをこれまでよりも丁重に扱ってくれる可能性が生まれます。

    もしそれで現状が変わらないのであれば、現職への義理立てや遠慮は無用となるので、辞める準備がしやすくなるかもしれません。

    また、辞めるのであれば、いずれにしても円満退職を望む方がほとんどでしょう。

    円満退職に持ち込みたいのであれば、自分が退職を聞きつける側であることをイメージすれば、できるだけ早く退職の日程や引継ぎの段取りを説明してもらいたいことがわかるはずです。

    上司の方も、人員を補充する、仕事を取捨選択するなど対応することができます。

    円満退職を心がけなければ、後味が悪いことこの上ありませんし、特に同業種に転職するのであれば、責任感がないなどと悪いうわさが流れてしまう不安だってありえます。

    私の場合、計画を立て、実行に移してから退職の意思を会社に報告しました。全て自分だけで決めてから報告したのです。そのため、引継ぎの調整が非常に大変でした。多くの反感を感じたのも否めません。

    また、私の場合がそうだったのですが、限られた分野、限られた職種で当然ながら募集が少なく、また流動的ではありません。

    他社との付き合いや顔を売ることも非常に重要だということも改めてわかりました。

    このことは、実際に希望する転職にうまく持ち込めたことと、転職後に自分を知っている方がいるということが恵まれた状況であることで強く感じました。

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