知的障害者設の仕事が辛いので辞めたいです

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目次

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※以下は知的障害者授産施設 29歳 男性の体験談です

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私は仕事を辞めたくなった理由

利用者と度重なる衝突やトラブル

知的障害者授産施設に就職したての頃は、『知的障害』という言葉だけを知っているだけの状態で、「どんな特性を持っているのか・どのように接すればよいのか」が全く理解できていませんでした。

こちらの要望には全く答えてくれなかったり、理不尽に怒られたりと思うようなコミュニケーションができず、思うようにいかない怒りで利用者に手が出そうになることもありました。

そんな日々が続くことによって人と関わりを持つ仕事は私には向いてないと考えるようになっていきました。

思っていた内容とは違う仕事

「知的障害がある人と楽しく仕事をする」といった考えで就職をした私は、半年で自分の考えが本当に甘かったことを実感しました。

利用者が仕事する横で軽いサポートをすることが仕事だと思っていましたが、職員が一生懸命に営業をしたりして仕事を獲得し、利用者の工賃として支払うという大変さに困惑してしまいました。

どれだけ頑張っても直接自分のお金にならないという現実に戸惑を感じ、いったい誰の為に仕事をしているのかがわからなくなってしまいました。

上司との価値観の違い

理想の上司像というのは人それぞれ違うとは思いますが、就職した当初は「上司というものは常に頼もしい存在」というイメージを持っていました。

しかしながら私の上司は自ら教えるタイプではなく、「勝手に見て学べ」タイプの上司で、それにも関わらず勝手なことをすると厳しく注意をしてきました。

また自分の考えをハッキリと言わない上司も別におり、もっとリーダーらしく後輩を引っ張って欲しいと愚痴を言うことが多くありました。

同僚との関係

一緒に仕事をする同僚との付き合い方にも悩む時期がありました。

毎日のように顔を合わす同僚の中にも好き嫌いがあり、嫌いな人と仕事上関わりを持たなくてはならないことに嫌気がさし、本気で転職を考える日々が続きました。

また気が合う人々がグループになることにも疑問を持ち、人見知りがある私は一人で行動することが多くなってしまいました。

給料の低さ

そもそも福祉業界は給料が低いとわかってはいましたが、実際に働くことで給料の低さを実感し、「他の業種に行った方が絶対に今より稼げる」と何度も何度も思いました。

他の職業の友だちとお酒を飲みながら給料の話になると、自分だけがバカにされると思ってしまい逃げるように話をそらしたことも多いです。

自分の理想と現実が違いすぎて嫌になり、福祉業界に就職してしまったので結婚もできないと決めつけていました。

解決方法

様々な研修や講義に参加

とにかく知的障害に対する知識が圧倒的に足りなかった私は、自分の意見を聞いてもらう為には相手のことを知ることが先だと考え、知的障害に関する研修や講義に志願して参加することにしました。

研修や講義では他の施設の様々な利用者の問題行動や出来事を知ることができ、自分の周りで起こっていることは特別な事ではないことに安心感を覚えました。

また私と同じような悩みを抱える他の施設職員と交流することにより、困っているのは自分だけではないことに安心感を得ました。

今の仕事はコレだと思い聞かせる

自分が描いていた仕事と違ってしまった私でしたが、結局は「知的障害者に為に働いている」という考えを常に持つことで、自分の仕事に対してのモチベーションを保つように心がけました。

思いもしなかった重労働をしなくてはならない場面においても、この仕事をやり終えると利用者に給料を払うことができると自分に言い聞かせ、誰かの賃金の為に働くやりがいを得ることが自然とできるようになりました。

自分が理想の上司像になることを目標とする

あるときから自分の上司に期待を持つことを諦めた私は、今後自分が上司となる為の反面教師にしようと考え方を変えました。

部下との接し方や振る舞い等を全て「自分だったらこのように対応する」として上司と関わることにより、不満を違う形に変えるようにした結果、自分にはとても真似できないような仕事や行動が見えてきました。

そのことで上司を尊敬することができるようになりました。

一匹オオカミであることにプライドを持つ

「人は人で自分は自分」いい意味で周りの人間関係に興味を持つことをやめ、日々の仕事を利用者に目を向けることに集中すると、自分が嫌われていようがなかろうがどうでもよくなってきました。

仕事で関わる人々は仕事のことだけ話をし、プライベートなことには興味を持たないように意識すると、利用者の支援に意識を集中することができました。

また仕事に集中できるようになると、自分のプライベートにも充実感を得られるようになりました

節約に目覚める

毎月もらえる給料明細を眺めながら、この給料に見合った生活をするように心がけるように考え方を変えました。

人よりも「いい車やいい服を着たい」という欲望を抑えることで、他人と比較してもしょうがないという考え方に変わりました。

こんな自分でも正規職員として働けているという喜びにも気がつくことができ、今の自分の状況にも満足できるようになりました。

仕事を辞めたいと悩んでいる方へのアドバイス

いろいろと辞めたいと思った理由を述べましたが、私は9年経過した今でも現在の職場で働いています。知的障害への理解も深まり、様々な視点から人を見られるようになれて得した気分にもなっています。

そんな私と同じような理由や年齢で仕事を辞めたいと思っている人々へ、私が常に頭の中に入れていた言葉を書きます。

仕事の失敗をくよくよしない

どんなに偉い人や完璧だと思われる人々も、絶対に仕事で失敗をします。ですから自分も失敗することは当然だと考えるべきだと私は考えるようにしました。

失敗した直後は大騒ぎするかもしれませんが、少し頭を冷やして過剰反応しないようにできれば次の仕事も意欲的に行えます。

私の場合、誤った支援をしてしまい利用者と衝突してしまった翌日には気持ちを切り替え、気持ちを一新して関わるようにしていました。

一年後には無かったことになっている

自分の頭の中でいろいろと問題を抱えながら生きている人は多いハズです。でもその問題は一年後には忘れているか「そんなこともあったな」と感じます。

私も過去に上司と言い争いになったことで大きく動揺してしまいましたが、今となっては笑い話にも変えることができています。

どこへ行っても自分は自分

今の仕事を辞めて違う職場に転職したとしても、嫌な上司や同僚は確実に存在します。

違う環境になれば今よりも仕事が楽しくなるという考えを捨てることで、現在の仕事に打ち込めることができると思います。

逆に言うとこの考えを常に持っておくことでどこへ行っても大丈夫だと思っています。

日ごろの心がけを改める

自分の仕事に関しての心がけを見直すことで、やりがいや達成感が全く違ってくると思います。

  • いつもなにに注意をして仕事をしているか?
  • その仕事に対して費やしている時間は妥当なものか?
  • 自分が目指す目標に向けての心がけができているか?
  • 以上のことを毎日心がけることで、仕事に集中していけると思います。

    世の中には様々な職業があり、働いている誰もが仕事を辞めたいと思う瞬間が訪れます。私は転職しないことを心に決め、現在の仕事に打ち込む決意をしました。

    人間はなにかしらの仕事をしていないと生きている感覚を味わうことができません。食事も美味しく食べることができないし、結婚して家庭も築くことができません。

    仕事を辞めたいと思っている同年代の皆さん、諦めたらそこで終わってしまいます。がむしゃらに働きましょう。

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