※以下は広告代理店、クリエイティブ職、新卒3年目、女性の体験談です
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(診断時間は約5分です)
女性としてこの仕事を続けていく自信が持てなくなった
私は広告代理店で、コピーワークなどのクリエイティブワークを業務としていました。
高校生の頃から憧れていた職業だったので、内定が出て、実際に現場に配属されたときには、これでやりたいことができるんだ!というキラキラした気持ちでいっぱいでした。
そして、辞めたいと思った理由も、この業務内容のせいではありません。
様々な広告主とのお仕事で、中には官公庁からの発注もあり、ハードルが高いながらも世に出たときの露出量も多い仕事でした。
転職してしまった今でも、コピーライターという仕事は本当にやりがいもあり、自分が社会に関わっていることができると感じることのできる、達成感の強い仕事でした。
辞めたいと漠然と気持ちが生まれてきたのは、新卒3年目の頃でした。
どうしても仕事上、広告主の都合にスケジュールは左右されることが多いため、残業も多く、休日出勤も珍しいことではありませんでした。
同時進行で複数の案件を抱えていたこともあり、例え休日となっても完全に仕事が頭から離れることはなく、出先でもずっとコピーのことを考えている状態でした。
睡眠時間がどうしても少なくなるので、ギリギリまで寝ていたいという気持ちから、メイクもだんだん手抜きになってしまい、ファッションも入社前までは絶対ヒール以外はかない!と決めていたような私が、スニーカーにだぼっとしたファッションで「いかに疲れないか」ということが最優先になってしまっていました。
そんなとき、エレベーターで他部署に配属になった同期と一緒になったとき、彼女の女性としてキラキラ輝いている姿を見て、ハッとしました。
つやのある髪、きちんとしたメイク、女性らしいシルエットのビジネススーツ。脚がきれいに見えるパンプス・・・。
「忙しそうだね、今度ごはんでもしようよ!」と明るく彼女に声をかけられたものの、「う、うん・・・」としか返事ができませんでした。
自分としては、彼女と食事に行くにしても、今更女性らしい服装が似合わなくなっているような、という不安がありました。
まるで自分と違う仕事をしているので、彼女にはそれができても自分には無理なんだよな・・・と言い聞かせながら、このままの自分でいいのか?と急に我に返るような気持ちになりました。
ちょうどその頃、同じ職種の女性の先輩が立て続けに退職されていったのです。結婚が理由だったり、体調を崩したことだったり、まったく異業種への転職だったり・・・。
自分としては、まだこの年齢で結婚は・・・とは思っていましたが、女性の先輩がそうやって30手前で会社を去っていく姿を見て、この会社でこの仕事をしていると、女性としての満足(結婚・出産・子育てなど)を得ることは難しいのではないか?と思うようになりました。
キャリアもプライベートも我慢しない!
私がやっていた職種は、正直どこかに属していなければできないというものではありません。
フリーランスでもこの職種で活躍されている方は多くいますし、マンネリを嫌う業界なので、フリーランスの方をあえてチームに入れて行う作業もあります。
あえて「会社に属していること」がメリットになる点もありますが(大きい広告主の規模の大きいプロジェクトに携われるなど)、仕事量が多いために、自分の時間が作れず、「自分磨き」すらできない仕事人間になってしまうデメリットもあります。
私は、この職種が好きだったこともあり、もう辞めてしまいたい!という気持ちはなかったこともあり、身近な他社の知り合い(同業種)や、仕事上で知り合った業界歴の長い方などに退職については相談をしました。
同じ会社の人には、同期も含めて最後まで相談はしませんでした。
結局、相談をした中で、ある方から「うちの会社で働いてみない?今よりも時間はコントロールできるから、そこで自分のおろそかになっていたことをもう一度手直ししてもいいんじゃないか?」というお話をいただきました。
元々取引のあった会社の正社員での採用、しかも職種自体は同じままで、今の会社よりも時間に余裕があるとなり、これは悩んでいる場合ではないと、すぐに心を決めました。
今の会社で別の部署に転部するという選択肢もありましたが、そうなると二度と同じ職種には戻れないこともわかっていました。
せっかく身につけたスキルを無駄にしたくない。プライベートも充実させたい!そう願った私は、退職についてはまったく後悔しませんでした。
転職後の会社は、元いた会社よりも規模は異なるため、お給料の部分では多少のマイナスにはなりましたが、それでも労働時間や環境面では、それまで得られなかったものを得ることができ、満足のいく日々を過ごすことができています。
転職したことで、元いた会社や自分の生活を客観的に見ることもでき、自分としても足りなかった部分を補えるように行動できるようになりました。
そして何より、新しい環境になるとその分また人間関係も多彩になりますので、お仕事に関しても多様なお仕事に接することができ、その点でも非常に満足しています。
何を優先するかだけは必ず決める!
私の場合、転職に際し「お金」の面はあえてこだわりませんでした。
もし、お給料に関しても今まで同様のレベルを求める、最低でもこれだけは・・・といったような気持ちがあれば、なかなか話はまとまらなかったと思います。
私の場合は「コピーワークの仕事は続けるが規模は問わない」「フルタイムでは働くが、労働時間を遵守する企業を選ぶ」といった2点のみ、自分の中で「譲れないもの」として決めていました。
この2点がない場合は転職はしない、とも最初から決めていました。
いま転職しようか悩んでいる、退職したほうがいっそ・・・と悩んでいる方には、まず焦らずに、情報を集め、分析して、自分の中で完全に納得ができるまでは、転職・退職という行動は取るべきではない、とアドバイスさせていただければと思います。
相談相手選びも重要。同じ会社の人だと、裏で何を言われるかわかりませんし、最悪間違った方向にミスリードされてしまう可能性もあります。親兄弟も心配して「辞めるな」の一点張りの可能性も。
私としては、相談相手は自分より年長、年配の方で同じ業界の方、できれば転職経験者の方がベストだと思います。
転職・退職を悩む理由によっても異なるとは思いますが、転職や退職というものは、パワーがなければなかなか乗り切れるものではありません。
楽になるより、精神的・物理的・金銭的にもつらくなることもあると思います。
ただ、自分が何を失っても、何を手に入れたいか、これだけが整理できていれば、間違った方向に進むことはないと思います。
正社員という立場で勤務されているのであれば、会社の制度を利用して、ある程度現在の環境から距離を置いたり、時間を置いたりすることも可能だと思いますので、そのメリットを十分に利用することも大事かと思います。
会社に使われるのではなく、使ってやるんだ!会社に生かされているのではなく、自分で生きていくんだ!という意志をもって、よい選択ができるようにしていただければと思います!
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