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若い女性のニート脱出~社会に出るための3ステップ
今、若い女性のニート化が問題になっています。
昔は結婚するまでしばらくの間家で花嫁修業をすることを「家事手伝い」と呼びました。
しかし、近年では若い女性の「家事手伝い」は、学校を出て就職する機会を逃した人であったり、対人関係や健康面で不安があり、そのまま両親の元で暮らしているといった事情を抱えている人を指します。
このような女性が年齢を重ね、親と死別するなどがきっかけでたちまち貧困に陥ってしまいます。
それを防ぐための取り組みが、行政やNPOなどで始まっています。
若い女性が自分に自信を取り戻し、
社会に出るためにやれることを3つのステップでご紹介します。
①人付き合いに慣れよう
ニートになってしまう要因には、
「子どもの頃の友人とのコミュニケーション不足」があげられます。
近所の友達と外で遊ぶ機会が減り、小さいころから塾や習い事で忙しく過ごしているため、社会性が育たないからではないかと言われています。
とはいうものの、ニートになってしまうと家族以外の人と話す機会がないので、コミュニケーションスキルをあげていくことが難しいのも事実。
そこで「人気者が登場するドラマやドキュメンタリーをビデオで観る」ことを始めてみてはいかがでしょうか。
他人と話すことがむずかしい人でも、人気のある人がどのように他人とコミュニケーションをとっているのかを観ることによって、気づきや学びを得ることができます。
アメリカでは登校拒否の子どもに人気者が出演するビデオを3週間観たところ、登校拒否が治り、学校で周囲の人とコミュニケーションをとれるようになったという事例が報告されていて、一定の効果があると考えられています。
まずは、「自分でもできそうなこと」から始めることが大切です。
②まずは学びに行こう
いったんニートになってしまうと、世の中のスピードについていけず「自分に仕事はもうできないのかも知れない」と思い込んでしまいます。
こんなとき、一歩踏み出すためにはどのようにしたらよいのでしょうか。
すぐに仕事に就ける自信がない場合は、職業訓練を受講してみてはいかがでしょうか。
以前は失業保険を受給している人を対象にして募集していましたが、現在は職業経験がなくても適性試験と面接で合格すると訓練を受けることができます。
ハローワークに行くと、いろいろなスクールで実施される職業訓練の案内チラシが置いてあるのでチェックしてみましょう。
ニートの方が職業訓練を受けることでのメリットは「規則正しい生活をする」ことができます。訓練を終了するためには一定の条件で訓練に出席していることが必要です。
また中高年の方の受講者が多く、コミュニケーションも相手から関わってくる場合が多いので、人付き合いの訓練にもなります。
何より「毎日通えるところがある」ことは、外に出る自信をつけることになります。
③できる仕事からチャレンジしよう
「自立できる仕事をしなきゃ」と焦ると、なかなか仕事が見つからなかったり、面接を受けても落ちてしまって自信を無くしてしまったりして、ニートに戻ってしまうことも。
最初は無理のないアルバイトから働いてみましょう。
単発のアルバイトでは、交通調査やアンケート調査、
選挙の出口調査などは始めやすい仕事です。
街頭でのティッシュやチラシ配布なども人気ですね。
人と話すことに慣れないうちにコンビニなどの接客の仕事を始めると、
お客様のクレーム等で自信をなくしてしまう場合があります。
また、お金にはなりますが、体力が必要なイベントスタッフなどのアルバイトは疲れて続かなくなることも考えられます。
単発バイトで「働く自信」をつけたら、長期的なアルバイトや派遣の仕事にチャレンジしてみましょう。
働きながら自分がどういった仕事に向いているのかを知ることが、正社員として働くことへとつながります。
まとめ
ニートから脱出するには社会との接点を持つことが大切です。
最初は出かけることから始め、カフェやイベントなど人の集まる場で自分から話すことにチャレンジしていくと、少しずつ自信を取り戻して、働けるようになっていきます。
フルタイムで働かなくてはならない、正社員じゃないと親にも心配をかけてしまうなど考えすぎて、自分を追いつめてしまわないようにしましょう。
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