日本では仕事をしていたが、夫の海外赴任に伴いやむを得ず退職し海外駐在妻に転身した。
私もその一人ではありますが、このような女性は非常に多いのです。
しかし海外駐在妻を選択してしまったら、是が非でも主婦の道を歩むしかないのでは?なんて思いますよね。
実は私自身もそのように思っていました。
ところが海外駐在員妻をしながら働いている人、実はゼロでは無いのです。実際、私自身も現在海外駐在妻をしながら、フリーランスでライターとして働いているのですよ。
今回はそんな、海外駐在妻をしながら仕事をする為の3つの方法についてお話していきたいと思います。
①フリーランスの仕事を行う
そもそも“海外駐在員妻は働くことはできない”という考え方は、
取得しているビザの問題、夫の会社規定による問題から来ています。
帯同ビザである為、現地で働くことができない。
治安等の問題から、現地で働くことができない。
大抵はこのような理由から妻は働くことが出来ないのです。
実際、私もこれらが理由で現地で働くことができない状況です。
しかし現在はインターネットの時代。何も職場に通って働くことが全てでは無いのです。
PCとネット環境さえあれば、在宅勤務として働くことが可能なのです。
その為、私は元々は商社勤務をしていましたが、その時の経験を活かして現在はフリーランスでライターの仕事をしています。この記事も赴任先のカフェで作成しているのですよ。
このように、必ずしも現地のオフィスで働くことに固執する必要はないのです。
私のようにフリーランスでネットを経由した仕事であれば、
ビザや規定等制約があったとしても、いくらでも実現可能なのです。
②現地の企業でボランティアとして働く
制約は色々あっても、それでも現地の企業で働いてみたい。
このように思われる方は少なくありません。
折角海外で生活しているのであれば、その機会を何とか有効活用してみたいですよね。
私の友人もその一人。彼女は、現地のオフィスで通訳や簡単な事務処理ボランティアとして働いていました。
ボランティアですので、当然給与はありません。
しかし彼女の目的はあくまで現地のオフィスに携わること。
自分の経験や知識を赴任先でも活かしてみたい、
そして経験を積みたいというのが目的でした。
収入を第一としている人からすれば、この選択肢は魅力的ではないかもしれません。
しかし短期的には金銭的メリットがないようでも、長期的に見ればどうでしょう。
現地で得た語学力、知識、経験は将来日本で再就職する際に大きな武器になると思いませんか?
彼女は長期的なスパンで考えた結果、この働き方を選択したのです。
③自宅教室を主宰する
日本でも自宅教室を主宰されている方は多いですよね。
海外駐在員妻のなかでも教室を主宰し、講師として活躍されている方は沢山います。
ヨガや手芸教室等々、他にも日本人海外駐在員妻の方々によって様々な教室が主宰されているのです。
日本での自宅教室と異なる点は、生徒からの月謝の当て方。
先程から申し上げている通り、ビザの問題等で収入を得ることが出来ない為、生徒からの月謝代は全て教材費や場所代に充てられているのです。
先程のボランティア同様、こちらについても収入はゼロです。
趣味で開催するという方が殆どです。
しかし自身の経験や今後のキャリア形成等に繋がる為、
単なる趣味の世界では終わらないのがこの働き方と言えるでしょう。
まとめ
海外駐在妻をしながら仕事をする為の3つの方法とは、“フリーランスとして働く”、“赴任先でボランティアとして働く”、そして“赴任先で自宅教室を主宰する”なのです。
いずれも特定の企業で正社員として働くわけでは無い為、フリーランスであれば収入は安定していませんし、ボランティア等であれば収入はゼロです。
しかしながら如何なる形であっても、自身で仕事をしているのは事実。
そしてそこで新たな経験や知識を得られているのも事実です。
収入重視ということであれば、これら3つはなかなか難しいです。
しかし長期的な視野でみた場合、将来のキャリア設計に有益な経験や知識を得ることは可能です。
必ずしも現地の企業で正社員として働くことが正解では無いのですよ。
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