私たちは生活のために、何らかの仕事をして収入を得ています。けれど、仕事をする上では、いろんな問題が起こるケースも少なくありません。

例えば、人間関係もそのうちの一つですし、仕事で失敗をしてしまうこともあるでしょう。でも、やはりお金は必要なため、結局は何らかの形で仕事を続けることがほとんどです。

しかし、どうしても仕事が嫌で仕方が無い時には、他の会社に転職を考えたり、仕事を辞めてしまおうかと迷う人もいるものです。

このように仕事を頑張れない場合には、どんな対処法を取れば良いのでしょうか？

①仕事は仕事と割り切る姿勢を持つこと

仕事が嫌になる人の多くは、真面目で一生懸命に何でもこなすことも多く、それまで必死に頑張ってきたため、仕事で少し躓くと、駄目になるケースもあるようです。

また、仕事をプレイベートに持ち込み、休日なども返上して頑張ってきた時には、失敗や自分の努力が他の人に認められない場合などには、やる気もそがれてしまうものです。

そのため、一気に仕事が嫌になり、会社を辞めてしまおうかと考える人もいます。

このような場合には、仕事は仕事と割り切り、休日は仕事のことを忘れるのも良いことです。ドライブに行くのも良いですし、好きな音楽を聴きながら、お酒を楽しむのもリラックスが出来ますので、ストレス解消にも良いことです。

それに、休日に休んだ後は、しっかりと仕事をこなすことを意識して、努力もしやすいと思います。

まずは、生活するために仕事をするのだと言う思考を持ち、あまり過度にいろんなことを考えないようにしましょう。

②誰かのためではなく自分のために仕事をすること

他にも、よくあるケースとしては、会社のためになるから～と言う自己犠牲の精神で自分に負担を掛ける人も少なくありません。

そのため、会社に良いだろうと言うことは、何でも自腹で行ったり、時間を惜しんで、只管仕事をする人も中にはいます。

けれど、そこまで頑張っても、会社にとってはあまり能力が無い人材だと判断されることも稀にあります。そうなると、やる気もなくなり、会社にいることの存在意義さえも分らなくなるものです。

また、会社のためだけでなく、個人のために動く人もいますが、これも相手に感謝されず、返って邪険に扱われたりする場合には、やはりショックを受けてしまうものです。

けれど、仕事をすると言うことは、対価として収入を得ることでもあります。

それに、会社には友達や仲間を作りに来ている訳ではなく、あくまでも仕事をしに来ている訳ですから、まずは自分のために仕事をするようにしなくてはいけません。

その上で、時間などに余裕があれば、他のことにも目を向けるようにしましょう。

③収入などをアップさせるためには自分も努力をすること

これら以外にも、仕事が嫌になるパターンとしては、同僚や部下のほうが給料が高い、任されている仕事も多いことなどもあります。

このようなことから、同僚や部下を妬み、羨ましく思って、態度を冷たくしたり、無視したりする幼稚な人も中にはいます。けれど、まずはどうしてそんなに立場が違うのか、よく考えてみることも大事です。

例を挙げれば、会社から信頼されている同僚や部下の場合には、何か資格を持っていたり、特技がありませんか？

それに、このようなことを活かして入社した人もいますので、やはり収入や立場を向上させたいならば、現状で満足せずに、自分も努力する姿勢が大切です。

そのため、休日や仕事が終わった後も、ダラダラと過ごすのも良いですが、何か自分にプラスになるような資格を取るためにスクールに通ったり、夜間の専門学校で学ぶのも良いでしょう。

また、同僚や部下に引け目を感じたり、恨みの気持ちを持つだけならば、自分にはマイナスとなり、仕事に影響が出る恐れもあります。

自分もステップアップをすることで、同僚や部下に追いつくことも出来ますし、会社側としても、賃金を上げたり、大事な仕事を任せたりと、自分の頑張る姿勢を認めてくれる場合もあります。

それに、長年、同じ会社で同じ仕事をしていても、ある日フッと仕事が嫌になり、会社を辞めようかと迷うこともあります。

あまりにも慣れすぎてしまうと、仕事にやりがいを感じなくなったりすることも少なくありません。ですが、仕事を変わる際には、やはりよく考えることも大事です。

転職をした人の中には、収入などが前よりもアップしたり、自分に合った仕事をしている人もいますが、大抵の場合には、後悔しているケースも多く、前にいた会社に戻りたいと悩んでいる人も沢山います。

特に前職が安定していればいるほど、どうして転職をしてしまったのだろうと悔やむ人も多いのです。

まとめ

このようなことから、安易に仕事が嫌だから辞めるのではなく、まずは自分が本当にこの仕事を辞めたいのか、辞めて後悔しないかを考えるようにしましょう。

上記のように考えるのも良いですし、第三者にアドバイスを求めるのも良い方法です。
先走って行動に移すのではなく、時間を掛けて転職するかしないかなども考えるようにしましょう。