入社2年目ともなれば、もう新人とは言えなくなりますよね。ベテランではないにしても1年は仕事を経験しているのですから、仕事の基本的なことはできて当たり前だと周りからは見られます。
しかし、その期待に応えられないこともあります。
2年目なのに満足のいく仕事ができない、底知れず焦りを覚える、そんなときにどう対処するのが良いのか、これからその対処法を3つ紹介していきましょう。
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①わからないところは素直に聞いて基本から再度覚え直す
入社2年目ですでに1度説明を受けている仕事なのにできなければ、上司から呆れられてもしかたありません。
それが基本的な仕事であればあるほど「この1年間何をやってきたんだ」と思われてしまうかもしれませんよね。ただ、そこでいじけてしまっては何もプラスにならないです。
そこで、わからない仕事やできない仕事のことを、もう1度上司に教えてもらって覚え直す努力をすることが1つ目の対処法です。
仕事では飛び級のようにステップアップしていくのを望みたくなりますが、多くの場合それはかないません。よほどの才能に恵まれでもしない限り、ウサギとカメのカメのように1歩1歩階段を着実に上っていくしかないのです。
そのためには、まず基本を疎かにしてはいけません。これは学校の勉強でも同じですよね。四則演算ができなければ、分数の計算や因数分解はできないです。
ですので、まずは仕事の基本からわかるまで再度覚え直すようにしましょう。
それができなければ、次のステップへ進めません。よほど難しい仕事でない限り、じっくりと教えてもらえさえすればどうすれば良いのかわかるはずです。
また、会社だけでわからなければ、自宅で復習することも検討したほうが良いですね。そうして仕事の基本的な部分を覚え直していけば少しずつ成長しますので、仕事がわかるようになってきます。
②入社1年目の社員に抜かれないようあえてライバル意識を持つ
入社2年目ともなれば、入社1年目の後輩ができます。仕事の経験的にはたった1年の差しかないかもしれませんが、だからこそ意識しても良い存在です。
入社1年目だったら誰もがまだまだ仕事ができないだろうと思い込みがちですが、実際はそうでないことも多いです。特にすでに優秀なスキルを持って入社してきた1年目の社員は、仕事の飲み込みが早くてどんどん成長していくタイプの人もいます。
それを指をくわえて見ていたら、あっという間に抜かれてしまうかもしれないですよね。
それではあなたの立場がなくなってしまいます。そこで、入社1年目の社員に仕事で抜かれてしまわないようにライバル意識を持って仕事に取り組んでいくことも、モチベーションを高めるためには必要な考え方です。
本来なら同じ2年目の同期をライバル視しなければいけないのかもしれませんが、仕事ができないときはあえて目標を下げて設定することも大切です。
表向きは同期をライバルにして構わないですが、心の中では入社1年目の社員にライバル意識を持つことで「負けないように頑張ろう」という気持ちになります。社会人人生全体でみれば入社1年目も2年目もそんなに変わりません。
なら、とりあえず実力のあまり変わらない相手をライバルとして意識し、仕事が頑張れるように自分を奮い立たせていくことも対処法の1つと言えるでしょう。
③1日のスケジュールを見直して改善する
仕事が上手くいかないなら、1日のスケジュールを見直すことも大切です。
始業ギリギリに出社していたり、残業することなく終業と同時に帰っていないでしょうか?また昼休憩時に何となくスマホを見てダラダラ過ごしてしまう、そんなスケジュールになっていませんか?
それでは、仕事のできない部分ができないままになってしまいます。最低限の仕事ができる社員ならそれでも良いのかもしれませんが、できない場合はどこかで必ずカバーしていかなければいけません。
そのためには、スケジュールを変更してどこかで仕事のためになるような時間を設けることが必要です。
30分早く出社して仕事の準備をするための時間を作る、昼休憩は午前中で至らなかった点の反省をする、少し残業をして仕事を次の日にあまり残さないようにするなど、できないならできないなりにやれることはあります。
これらをせずしてただ「仕事ができない」と嘆いていてはいけないですよね。ですので、1日のスケジュールを見直すことで、仕事の弱点を克服できます。
まとめ
入社2年目ともなると上司もその立場に見合った接し方をしてきますので、その期待に応えられないと焦ってきてしまうのはよくあることです。
ただ、そこで踏ん張れるかどうかは、対処法にかかっています。
何も対処しなくても自然と何とかなるだろうと楽観視していたら、残念ですが成長は見込めません。まずは仕事の基本的な部分からおさらいをし、場合によっては1日のスケジュールを見直してでも仕事ができるようにならないといけないです。
入社1年目の社員に抜かれては立つ瀬がないですし「努力次第で何とかなる」と信じ、仕事ができるようになるよう頑張りましょう。
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