社会に飛び出して新しい生活をスタートした新入社員の中には、
仕事に対して怖いという感情を持つ人が出てきます。

新入社員の時期というのは色々なことに敏感になっているものです。

小さな失敗や怒られた事などが大きく心に残ってしまい、
仕事が怖いという状態になってしまいます。
私もそのように仕事が怖いと感じて、
新入社員でありながら仕事の吸収が遅れてしまったという人を何人も見てきました。

そこで、怖いという感情を持ってしまう理由と、
それを克服するにはどうしたらよいのかという事を少しまとめてみました。

怖さの原因

仕事が怖いと感じている新入社員の多くは失敗や注意、叱責が理由となっています。

新入社員の時期は緊張状態が続いています。
何も起きなくても非常にプレッシャーを感じているものですよね。

その中で起こる失敗というのは時にとても大きなインパクトとして心に残ってしまいます。

また、その時に受けた注意や指導の口調や相手の表情によっては、
その失敗の印象を更に強く悪くしてしまいます。

あなたも感じたことがありますよね。

この上司に怒られても平気だけど、
あの上司に怒られると凄くこたえるといった状態を。

私だってそうです。

人にはどうしても合う人、合わない人が存在します。
組織が大きくなれば合わない人は増えるので原因となってしまうことも増えます。

失敗に苦手な上司が合わさったり、注意を受けた相手の口調が激しかったりという事、起こった事柄で自分自身が落ち込んだ状態にもう１つ何かが重なってしまうと怖さの原因となる場合が増えます。

新入社員のあなたにとって、会社の業務と会社の人は印象のキーポイントです。

怖い原因の多くの場合は業務と人が関わっていますからね。

克服の方法

まず大切なことは、新入社員のうちに失敗をする事、注意を受ける事、きつく怒られる事というのは問題ではなく全て経験となるということを知ることです。

あなたは失敗した事が、怒られた事が会社に迷惑をかけたとか、
自分の評価が下がったのではといった不安や心配を持つこともあるとでしょう。

実は、大抵の場合そんな事はありません。
学校であっても家であっても失敗をすれば怒られます。

落ち込むこともあるでしょう。

会社であってもそれは同じで、その事が後々まで尾を引いてしまうケースは極希なのです。

もう１つは思っているほど、相手は特別な感情を持って新入社員を見たり、
叱ったりしていないということです。

あなたが失敗をして落ち込んでいても、
先輩や上司はそのくらいの失敗は何とも思っていないというケースがとても多いのです。

また、叱られてあなたが話しづらくなっている上司でも相手は何にも根に持つことなく、
更には覚えてすらいないことも少なくありません。

怖いという感情を克服するには、
このような会社の中の感情の格差を知るということが大切になります。

それでも怖いという感情を持ってしまったらどうしたら良いでしょう。

怖いという事に関わらず、何かを克服するのは大変なものです。
怖いと思うきっかけになった業務や、事柄にもう一度、挑戦しましょう。

トラウマがあるでしょうから、

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”あなた”]前回、失敗しちゃってるのでもう一度初めから教えて下さい！[/speech_bubble]

そう誰かにお願いして、きっかけを克服しましょう。

それが出来るようになると自信は少しずつ回復します。
不安は少しずつ消えていきます。

まとめ

仕事が怖いと感じてしまっている新入社員にとって、
会社というのはとても苦痛な場所になっているはずです。

会社の中での新入社員というのは失敗して当然といった存在です。

その事を理解してあなたが怖いと思っている原因と、
もう一度向き合ってみるとよいでしょう。