「今日はバイトか。あー、行くのが憂鬱だな」と感じることって、けっこうよくありますよね。よほど楽しいバイトならともかく、仕事である以上「行くのが憂鬱」と感じることがあるのは、自然な人間心理だと思いますよ。
私自身、何度もそうした憂鬱を経験していますから、今のあなたの気持ちは痛いほどよくわかります。
では、憂鬱を感じた時はどうしたらいいのか、どうしたら憂鬱な気持ちを軽減したり解消したりできるのは、お話ししましょう。
おすすめしたいのは「3つのことを考える」という方法です。
①バイトが終わった後の楽しみを考える
最初のお勧めは「バイトが終わった後の楽しみを考える」という方法です。
どんなに憂鬱なバイトでも、出勤すれば必ず、仕事が終わる時が訪れます。永遠に続く憂鬱なんて、バイトに関する限りありえませんよね。
バイトはあなたの生活に一部に過ぎないんですから、「おつかれさま」と言って職場を出る時が、必ず来るわけです。
ですから、仕事が終わった後のことを考えてみましょう。それもできるだけ楽しい想像をするのです。憂鬱に感じたバイトを休まなかった自分への「プチごほうび」を考えてみるのも効果的ですよ。
小さなごほうびでいいんです。「いつも行くファストフード店で、ちょっとだけぜいたくしよう」というようなことでかまいません。とにかく「バイトが終わった後のこと」を、できるだけ楽しく想像するのがポイント。
「バイトの帰りにDVDをレンタルして、見たかったお笑いライブを楽しもう」といったことを、1つでも想像することで、憂鬱感はかなり軽減されるに違いありません。
バイトが終わった先にある楽しさを自分で作って、憂鬱な気持ちを解消するという方法ですね。
②1日のバイト料を考える
そうした楽しみを実現するためには、多くの場合お金がかかります。では、そのお金はどこから出るのかと言えば、それはバイトですよね。憂鬱でもなんでも、バイトをしさえすれば、間違いなくお金が手に入ります。
そこに注目してみましょう。「今日1日バイトすれば、これだけのお金が入る」と計算してみるんですよ。
そのお金があれば、自分へのごほうびもできますし、何より、生活が成り立つわけですよね。
よく「仕事の報酬は仕事のガマン料だ」と言いますが、「今の憂鬱に打ち勝ったごほうびがバイト料だ」と考えることもできるでしょう。
憂鬱に負けずに出勤さえすればお金がもらえてしまうんですから、こんなおいしい話はありませんよね。
③出勤して最初にする仕事だけを考える
もう1つが「出勤して最初にする仕事のことだけを考える」という対処法です。
今日1日のバイトについて、その仕事のすべてをあれこれ考えると、憂鬱さは増すばかりです。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と考えるのは、だからNGです。そんなことは、出勤して仕事を進めていく間に、1つずつ対処していけばいいんですよ。
それより、出勤前に考えるべきなのは、「最初の仕事」です。
多くの場合、バイトに出勤して最初にするのは、ルーティンワークでしょう。そうでなくても、出勤して最初にすることは、そうむずかしいことではありませんよね。
ですから、そのむずかしくない仕事をこなすことだけを考えればいいんですよ。その最初の仕事をこなせれば、あとはいつも通り、仕事を進めていくことができるはず。
要するに、憂鬱を解消するには、仕事を始めてしまうのが一番有効な方法なんですよ。最初にする仕事のことだけを考えれば、仕事を始めることはそう難しくはないでしょう。
もし、職場の人間関係が憂鬱に感じる原因だったとしても、仕事をきっちりこなしていれば、それでバイトの仕事は成り立ちます。
人間関係の問題を無視することができるのが、バイトのメリットでもあるんですよね。
とにかく、最初の仕事をこなすことだけを考えること。そうすれば、憂鬱は解消できると思いますよ。
まとめ
以上、バイトに行くのが憂鬱と感じた時、どうすればいいかについて、「3つのことを考える」という視点でお話ししてきました。
ぜひ、試してみてくださいね。
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