美容師を辞めるときの注意点を教えてください

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仕事を辞めたいと思ったらすぐに辞めたくなりますよね。ですが、美容師の場合、働いている美容院を辞めたいと思っても、美容師は他の職種と比べて簡単に辞めることはできません。

また、今後他のお店で働くにしても辞め方を間違えると次の仕事に影響するので注意しなければいけません。お店、お客様に辞めると伝える時、いくつか注意点があるので紹介したいと思います。

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美容師を辞めるときの注意点

働いているお店へ辞めると言う時の注意点

美容院の経営はスタイリストとアシスタントでお店をまわしています。スタッフ数は営業で必用なギリギリの人数で営業しているので、かなり前もって辞めることを伝えなければいけません。

美容院によっても異なるとは思いますが、私が働いていた美容院は、スタイリストは1年前、アシスタントは半年前に辞めたい日時を報告する決まりがありました。

辞めた後でも美容室の営業ができるように、人材の確保と教育が必要だからです。まずは直属の上司に辞めたいという旨を伝え、承諾を得たら全スタッフへの報告になります。

辞める理由はできるだけお店側に好印象を持たれるような理由を言ってください。美容師は美容師協会や美容師の集まりが多いため、他の美容院とつながりが多く、技術や人の情報を共有しています。

新たに美容院に就職したいと面接がある場合、事前にその人が以前働いていた美容院に問い合わせして、どのような人間か確かめてから採用を決める場合が多いです。

悪い印象で辞めてしまうと、その噂は一斉に他の美容院に伝わります。悪い噂が広まると、中々次の美容院に就職する事ができなくなってしまうので注意しましょう。

働いていた美容院でも、辞める前に店長を陥れようとたくらみ、その噂が広がってしまい美容院で働く事ができなくなったスタッフや、突然無断欠席してそのまま辞めてしまい、噂が広がってどこの美容院でも雇ってもらえなかったスタッフがいました。

立つ鳥跡を濁さずということわざがありますが、美容師の場合はまさにその通り、良い印象を残して辞めた方が後々自分の為になるでしょう。

お店が嫌で辞めるとしても、家庭の事情で辞めるなど、お店側の非で辞めるようなことは絶対に言わない方が身の為です。

お客様への伝え方

今までお世話になったお客様には感謝をこめて丁寧に辞めることをお伝えしなければいけません。お客様には自分が辞める日時にお客様が最後に1度来店できるタイミングでお伝えしなければいけません。

例えば、あなたが12月いっぱいで辞めるとしましょう。1ヶ月周期で来店してくれるお客様には、11月にお客様が来店した際「辞める。」という旨を伝えましょう。

「12月で辞めるので、是非最後に会いたいです。」などと伝えると良いでしょう。2ヶ月周期で来店していただいているお客様には10月に来店した際に伝えましょう。

3ヶ月周期のお客様には9月の来店の際と、お客様の来店サイクルに合わせて辞めると伝える時期を合わせなければいけません。自分が辞めた時に「その後のヘアスタイルをどうしよう。」とお客様が路頭に迷わないようにきちんと誘導するのも必要です。

お客様が自分が辞めた後でも今のお店に来店し続けてくださるようなお客様には、そのお客様に合った他のスタイリストを自分で見立てて引き継ぎをして下さい。

その場合、引き継ぎするスタッフにお客様の注意点をしっかり伝え、カルテに分かりやすく記入しておくとよいでしょう。

お客様にも「しっかり伝えましたので安心してください。」というアピールをして下さい。お客様はこれから先の担当の心配がなくなり安心するでしょう。

もしも辞めた後、他の美容院に就職が決まっていた場合はお店で口頭で伝えるのではなく、はがきで伝えましょう。

今までお世話になった美容院の中で、「別の美容院で働くから来てください。」と言ってしまうのは、お店にとってとても悪い印象を残しまし、今までお世話になった美容院に対してマナー違反であり、ルール違反です。

お客様にとっても、今通っている美容院が悪い印象になってしまうので、お店で言うのは避けましょう。実費ではがきを購入し、辞める旨と、次に働く美容院に良かったら来てくださいという内容を書いて送りましょう。

この時、もしも今のお店に残ったとしても、次の引き継ぎがきちんとできるという事を付け加えておくと、お客様にも選択肢ができますし、万が一、今まで働いていた美容院にはがきを見られることがあっても嫌な気はしないでしょう。

ここまで終わったら後は身辺の整理をします。かわいがっている後輩がいたら、自分が使っていた愛着がある道具をプレゼントしても良いでしょう。

美容師の仕事が辛すぎて辞めたいあなたへ

辞めることをもう決めているのかもしれませんが、もし仕事が辛くて辞める決断をした場合は、最後に下記の体験談をみて踏みとどまるべきかを考えてみてください。

ペーさん 女性 29歳 美容師

美容師をしていて、店の店長を任せてもらっていました。

店長になるまでは、トップの成績でしたが、店長になってから徐々に成績が伸び悩み、後輩に成績を追い越されるようになり、店長としての威厳を保つことができず、店に居づらくなりなした。

後輩に注意する事があまりなくなり、クレームも重なり、クレーム対応に嫌気がさしました。

なぜ自分がした事ではないのに、こんなに頭を下げているのだろうと馬鹿馬鹿しくなって辞めたいと思いました。

仕事が終わった後や休日、誰とも会わずに家にこもり、お酒を飲みながら1人で考えました。

20年以上前に放映された「ママハハブギ」というドラマで的場浩二が言っていたセリフを思い出しました。

的場浩二が高校を中退し、就職した時、「働くってことは、頭のてっぺんから足の先まで、会社に染まらなきゃいけないってことだよな。でも、1ミリでも自分らしさを出すことができるなら、俺はうれしいんだよ。頑張れるんだよ。」と言うセリフです。

このセリフを思い出し、私は美容師という仕事について考えました。

なぜ美容師になったのか、スタイリストデビューできた時の気持ちはどうだったか、成績がトップになった時の気持ちはどうだったか、今まで起こった辛い事、うれしかった事を思い出しました。

私は美容師という仕事に生きがいとやりがいを感じていて、大好きな仕事だった事を思い出しました。

同時に店長になり、自分自身も美容師として働ける感謝を忘れていたのではないか、初心を忘れているのではないかと考えました。

色々考えていると、自分の反省点ばかりが出てきて、日々人のせいにばかりしていた事に気がつきました。

自分らしさが出せる以上、もう少し頑張ってみようと決心して辞めずに頑張りました。

仕事に行きたくなくなった時、すぐに辞めてしまうと、また同じ困難にぶつかります。「継続は力なり」という言葉がありますが、まさにそうだと思います。

仕事は続ける事で自分の身になりますし、困難を1つ1つ乗り越える事で成長できると思います。

辞めたいと思った時、今の仕事で自分らしさが出せているか考えてみてください。ほんの少しでも自分らしさが出せる仕事なら、もう少しだけ続けてみましょう。

相談は身近な友達にする事はしない方が良いと思います。意外にただ話を合わせているだけです。所詮人ごとです。相談は上司にして、決めるのは自分です。

自分の生きる道は自分で決めるしかないのです。

まとめ

美容院を辞めると言う事はそう簡単ではありません。それは人とのつながりで成り立つ仕事であるからです。

上司の支え、スタッフの協力、来店して下さるお客様、すべてのつながりがあるからこそ成り立つ仕事です。辞めるとしても今までの感謝を忘れてはいけません。

最後に決めるのはあなたですが、後悔のない決断をするようにしてください。

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