【第9回】iDeCoやるなら手数料が最も安い楽天証券orSBI証券が第一候補!トータル的には楽天証券一択です!

前回はiDeCoの概要をお伝えさせて頂きました。

【第8回】iDeCo(個人型確定拠出年金)を知らないと本当に損します!iDeCoを今すぐにでも始めましょう!

今回は、楽天証券を例にiDeCoを開設するまでの流れや管理画面の使い方、どの運用商品がオススメか?などを具体的に解説させて頂きます。

iDeCo開設&運用までの流れは以下の通りです。

  1. 楽天証券で口座を開設する
  2. 楽天証券のマイページよりiDeCoの口座開設&毎月の拠出額を決定する
  3. 運用商品を選択する

以上の流れです。

とりあえず、楽天証券の口座に申し込む

ただ、その前になぜ楽天証券で開設すべきか?について先にお伝えしておきます。

手数料が最も安く、商品ラインアップもシンプルな楽天証券は初心者向け!

前回もお伝えしましたが、iDeCoは各金融機関で申し込みが可能ですが、金融機関を選ぶ際、以下の3つの基準で比較しなければいけません。

  • 手数料
  • 運用商品
  • サービス

手数料が最も安いのは楽天証券!次にSBI証券!

手数料は毎年かかってくるのですが、金融機関によって手数料が年間4000円以上変わってきます。

その中で一番手数料が安いのが資産残高10万円以上で運用管理手数料が0円になる楽天証券、次にSBI証券とスルガ銀行です。

金融機関国民年金基金連合会事務委託先金融機関運用管理機関合計(年間)
楽天証券
※残高10万以上
1236円768円0円2004円
SBI証券
※残高50万以上
1236円768円0円2004円
スルガ銀行
※残高50万以上
1236円768円0円2004円
三井住友銀行1236円768円3756円5760円
野村証券1236円768円4104円6276円
三菱東京UFJ銀行1236円768円4536円6540円

※資産残高未満の場合、運用管理機関手数料として楽天証券=2712円、スルガ銀行=3240円、SBI証券=3888円かかります。

次に、信託報酬についても比較しなければいけません。信託報酬とは、定期預金以外の商品すべてにかかってくる費用で、要は商品別の管理手数料のことです。運用管理手数料は金融機関別の手数料というイメージです。

信託報酬は年利◯%という形で、資産残高に対して毎日日割り計算で引かれていきます。例えば、Aという商品(信託報酬0.1%)を100万円分、5年間所有していたとしましょう。

  • 5000円(手数料合計):100万円✕0.1%✕5年

その場合、上記の計算式で5000円の手数料がかかってきます。そのため、信託報酬が低い商品が揃っている金融機関のほうがいいということになりますよね?

では、楽天証券とSBI証券とスルガ銀行の国内株式と海外株式の信託報酬を比較してみましょう。

楽天証券SBI証券スルガ銀行
国内株式0.2052%0.2052%0.6156%
海外株式0.243%0.2268%0.756%
元本確保型1本1本3本
商品数合計28本56本33本

見て分かる通りスルガ銀行の信託報酬は楽天証券・SBI証券と比べて高いです。そのため、スルガ銀行は元本保証型のみ考えているという場合以外は除外となります。年利0.4~0.5%も変われば、30年後の手数料の差が大きいですからね。

商品ラインアップはSBI証券に分があるが、差はほとんどない!

次に、楽天証券とSBI証券の商品ラインアップを比べてみますが、結論を言うとどちらもほとんど同じです。

上記表でも分かる通り、SBI証券の方が楽天証券より商品数が多いです。でも、無駄に多いだけで、おすすめできる商品を見比べると双方ともに同じです。

投資未経験者が選択すべき商品というのは、国内株式・海外株式・国内債券となります。

3つともリスクを分散して投資するインデックス投資(日経平均などと連動して値動きする投資信託)なので、リスク商品の中でも最もリスクが少ない商品です。

日経平均株価やTOPIXなんて言葉をよくニュースで聞きますよね?

日経平均株価は東証1部上場の銘柄の中のトヨタなど225銘柄の平均株価のことで、TOPIXは東証1部上場の全銘柄の平均株価です。

そのため、iDeCoで国内株式を買うと、あなたはトヨタなどの株を持つということになるんです。要は、投資信託なのでみんなとシェアしてトヨタの株を持つというイメージです。

もし、これがトヨタの株だけを持っているとなると、トヨタの株価が下がるとあなたの資産も減ります。ですが、インデックス投資ですと例えトヨタの株価が下がっても影響は少ないということです。トヨタは全体の一つに過ぎないですからね。

つまり、インデックス投資は一度買うと後は放置しておけるんです。更に、積立投資で毎月◯日に自動買付設定ができますので、株やFXのように仕事中、株価が下がってたらどうしようとか一切考えずにすみます。

見直しなんて1年に1回程度で構いません。本当に、貯金感覚ですよ。

なので、投資初心者はリスクの少ないインデックス投資が鉄則です。私もインデックス投資しかしておらず、国内株式10%、海外株式60%、国内債券30%の比率で所有しています。

国内株式でみると、楽天証券・SBI証券の双方に用意されているTOPIX連動の「三井住友・DC日本株式インデックスファンドSBI(信託報酬:0.2052%」が一番のオススメです。

海外株式ですと、

  • 楽天証券:たわらノーロード先進国株式(信託報酬0.243%)
  • SBI証券:DCニッセイ外国株式インデックス(信託報酬0.2268%)

この2点がおすすめです。双方とも、MSCIコクサイ・インデックスと呼ばれる、日本を除く先進国の平均株価と連動した世界基準の指数です。要は、国外版TOPIXとイメージすればOKです。

私は楽天証券でiDeCoを開設したので、掛金の100%をたわらノーロード先進国株式に投資しています。

一応、SBI証券のDCニッセイ外国株式インデックスの方が信託報酬が約0.02%低いので海外株式はSBI証券に軍配が上がります。

SBI証券の口座に申し込む

※サラリーマンの上限額である月23000円を30年間保有した場合

  • 20120円(楽天証券 たわら):23000円✕12ヶ月✕30年✕0.243%
  • 18779円(SBI証券 ニッセイ):23000円✕12ヶ月✕30年✕0.2268%

こう比較すると、30年間で差は1340円ですが、信託報酬はあくまでも資産残高に応じて取られます。ただ、差が約0.02%と微差なのでそこまで神経質になる必要はないでしょう。

そう考えると、月2万3000円上限のサラリーマンの場合、資産残高50万未満までは年3888円の運用管理機関手数料がかかるSBI証券より、資産残高10万円以上で手数料が無料になる楽天証券の方がおすすめです。

やはり、資産残高10万円以上で手数料が無料になるというのは、今からiDeCoを開設する場合、大きなアドバンテージですね。

楽天証券は資産残高10万円未満でも口座開設から1年間は手数料が無料となるキャンペーンを実施していますので、申し込むなら今のうちですよ。

管理画面が使いやすいのが楽天証券!

最後にサービス面を比較しますが、これは確実にSBI証券より楽天証券に軍配が上がります。

というのも、楽天証券の場合、楽天証券とiDeCoのログインIDとパスワードが共通です。そのため、楽天証券にログインさえすれば、同じiDeCoもNISAも通常口座も1つのページで管理できます。

なので、ストレスゼロでiDeCoの資産確認や商品購入選択ができます。

それに対して、SBI証券はID・パスワード・管理画面が別々で、しかも画面が非常に見にくいです。

最初のうちはiDeCoしかやらないかもしれませんが、慣れてくるとNISAもやるかもしれません。通常の証券口座で株を買ったりもするかもしれません。

そうなると、共通のID・パスワード・管理画面を使える楽天証券は本当に便利としか言いようがありません。

なので、

  • 手数料
  • 運用商品
  • サービス

以上3つをトータルで考えると、楽天証券一択という結論に至ります。なので、迷うことなく楽天証券でiDeCoを開設してOKです。

楽天証券からiDeCo開設までの手順を解説します!

iDeCo開設&運用までの流れは以下の通りです。

  1. 楽天証券で口座を開設する
  2. 楽天証券のマイページよりiDeCoの口座開設&毎月の拠出額を決定する
  3. 商品を選択する

楽天証券でiDeCoを開設するためには、まず楽天証券の総合口座を開設する必要があります。厳密にはなくても開設はできるのですが、総合口座がなければウェブからの年金資産などの確認や、NISAへの申し込みもできません。

なので、最初の段階で楽天証券の総合口座も作っておきましょう。もちろん、無料です。

楽天証券の総合口座を申し込む

楽天IDがあればすぐに入力できます。webから申込後、1週間以内に楽天証券からログインID情報の書類が届きます。

証券口座は銀行のようにカードなどはありませんので、上記の用紙は必ず保管するようにしてください。書類が届いたら、楽天証券のトップページより初回ログインをし、初期設定手続きを完了させてください。

iDeCoは楽天証券のマイページより開設できる!

楽天証券にて初期設定手続きができれば、マイページよりiDeCoの開設手続きを行いましょう。

開設までには2ヶ月程度はかかります。

  1. 楽天証券より加入申込書が自宅に届く。
  2. 必要事項を記入後、会社に提出し証明印を貰い楽天証券に返送する。
  3. 楽天証券⇒国民年金基金連合と書類が渡り、国民年金基金連合で加入資格の審査が行われる。審査には1.5ヶ月~2.5ヶ月かかる。
  4. 審査完了後、開設完了のメールが届き、管理画面より運用商品を選択する。
※iDeCoの支払いは給料天引きか口座振替となります。会社が給料天引きに対応していない場合は、自分で引落口座を指定する形となります。 口座振替の場合、ネット銀行は指定できないため、メガバンクや地銀、ゆうちょをなどを指定する必要があります。

運用商品は、たわらノーロード先進国株式(海外株式)を軸に考えればいい!

口座が開設できたら、定期預金でやる場合以外は、「たわらノーロード先進国株式(海外株式)」を選択したらいいです。

なぜ、「三井住友・DC日本株式インデックスファンド(国内株式)」ではないかと言うと、世界市場における日本株の時価総額が15%しかないからです。なので、国外に比重を置いて投資することがベターなわけです。

また、国内株式はiDeCoで買うよりNISAで買ったほうがいい商品が買えるので、iDeCoでは100%海外株式でOKというわけです。私も、NISAで国内株式のインデックス投資を行っているので、iDeCoではたわらノーロード先進国株式(海外株式)に100%振り分けています。

実際、企業年金がない企業のほうが少ないので、上限月1万円台というのが大半だと思います。

そうなると、月1万円を国内・国外と振り分けてもそこまで結果が変わらないので、割り切って海外株式100%でいきましょう。金額が少ない場合は、振り分けをしてもリスク分散とはならないですからね。

それと、インデックス投資はリスクが低いとは言えリスク商品であることには変わりありません。

平均的には銀行預金より3%~5%利回りが高く運用できるとされていますが、リーマンショックなどの金融危機が再度起きれば元手の1/3ぐらいに減るかもしれないという覚悟はしておいてください。

もし、絶対に損はしたくないというのであれば、無難に定期預金を選択しておきましょう。それか、国内債券インデックスですね。

リスクについて、詳しくは次回お伝え致しますが、商品別のリスク度合いは以下となります。

  • 【無リスク商品】定期預金
  • 【低リスク商品】国内債券インデックス
  • 【リスク商品】国内株式インデックス、海外株式インデックス

インデックス投資で30年間積み立てた場合どうなる?

それでは最後に、iDeCoのインデックス投資で30歳~60歳まで積立した場合の運用利益などをケース別に見ておきましょう。

30年間、課税所得は195万超~330万以下の設定で、所得税・住民税ともに10%で計算しています。口座管理手数料や信託報酬は一切考慮せず計算しています。

月5000円

利率掛金元本利息額受取額節税額
1%180万円29万8141円209万8141円36万円
3%180万円111万3684円291万3684円
5%180万円236万1293円416万1293円

月10000円

利率掛金元本利息額受取額節税額
1%360万円59万6282円419万6282円74万4000円
3%360万円222万7369円582万7369円
5%360万円472万2586円832万2586円

月20000円

利率掛金元本利息額受取額節税額
1%720万円119万2564円839万2564円148万8000円
3%720万円445万4738円1165万4738円
5%720万円944万5173円1664万5173円

おそらく、想像以上に、利益が出ているのでは?と感じたのではないでしょうか。

実は利率には、元本ベースで計算する単利と、元本+利率を含めて計算する複利があるのですが、インデックス投資は後者で計算しているんですね。

例えば、元手が100万で5%の利率だとしましょう。

  • 単利 ⇒ 毎年5万円(100万✕0.05)増えていく
  • 複利 ⇒ 1年目:5万円(100万✕0.05)、2年目:5.25万円(105万✕0.05)・・・

このように、複利は毎年雪だるま式に増えていくので、元本に対して想像以上に利息がつくんです。そのため、節税もでき複利で増やせるので定期預金よりインデックス投資をおすすめしますよ。

まとめ

iDeCoやるなら楽天証券でインデックス投資。これが王道です。なので、「節税したい」「お金を増やしたい」ということであれば楽天証券で口座を開設し、今すぐiDeCoを始めましょう。

とりあえず、楽天証券の口座に申し込む

でも、iDeCoだけでは3000万円の老後資金を作るのは難しいというのが正直なところです。以下をご覧ください。


 
60歳で3000万円をインデックス投資で準備するには?
利回り1%利回り3%利回り5%
毎月の積立額72,000円52,000円37,000円
※30歳~60歳の30年間の積立で計算しています。
※手数料・税金は考慮していません。

利回り3%で運用したとしても、月5万2千円の投資が必要です。そのため、iDeCoだけではなくNISAも選択肢に入れましょう。例えば、iDeCoの上限額が2万円ならNISAでは月3万2千円をインデックス投資で積立投資をするというイメージですね。

iDeCoで精一杯で月5万2千円も投資に回せない・・・というのであれば、まずこれまで節約法を全て実施してください。特に通信費は月5000円は節約できる可能性があります。

【第6回】スマホを格安SIMに変えることで年6万円、50年間で300万円以上は節約できる!

節約しても足りないというのであれば、会社の給料以外の収入を作ることも視野に入れざるを得ないです。それか、転職する以外に方法はないですね。

次回はNISAについてお伝えさせて頂きます。

【第10回】iDeCoとNISAの使い分けで中長期的に資産形成が可能になる!NISAのおすすめ活用法についてお伝えします!

 

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る