自分に合った大学の見つけ方。どのような見つけ方が正解だと思いますか?
数ある大学を片っ端から見学して、自分の希望に合う大学は何か探す。そのような方法を取る人は多いかもしれませんね。
しかし、この方法、残念ながら危険です。
と言いますのも、後々後悔や失敗をする可能性が十分にあるからなのです。
そこで今回は、そのように後々後悔や失敗をしないための、自分に合う大学の見つけ方についてお話したいと思います。
①自分の軸を決めたうえで、大学を探す
自分に合う大学を見つける前に、先ずは自分の軸を決めるようにすることが大切です。
大学に通う目的は何なのか?大学で何がしたいのか?大学には条件として何を求めるのか?
そのような形で、自分の希望の大学像を明確にし、“こうだ!”というような軸を決めましょう。
自身の希望や、大学側に求める条件をそれぞれ箇条書きにしてみるとよいです。
なぜ事前に、自分の軸を明確にしておくのだと思いますか?
軸を決めてから大学選びをすることで、きちんと自分の希望に合致する大学を、最短ルートで探すことができるからです。
また自身が大学側に求める条件をピックアップしているため、必要条件を漏らすことなく探すことができるため、失敗も防ぐことができます。
まさに一石二鳥なのです。
冒頭申し上げたように、何もないところから大学選びをするのは相当な時間が掛かりますし、確認漏れも発生しますので危険です。
あくまで自分の軸に沿った形で大学を探すのがベスト。
はじめから大学に自分を合わせるのではなく、自分に大学を当てはめていく形で大学選びをしていきましょう。
②オープンキャンパスだけでなく、必要に応じて大学を訪問してみる
中学受験や高校受験等でも学校訪問は行いましたよね?
体育祭や文化祭を身に行ったり、学校説明会に参加したり、色々な形で実際の様子を見に行ったと思います。
大学選びも同じです。
最低でも四年間は通うこととなるので、必ず実際に足を運んで、自身の五感で感じ取るようにしましょう。
オープンキャンパスだけでなく、必要に応じて訪問させて貰うことも非常に大切です。
オープンキャンパスだけでは分からない部分もきっとあるでしょうし、何よりも大学研究を進めていくうちに新たに疑問が生まれる可能性もあるからです。
実際、私はオープンキャンパス後に再度大学を訪問させて貰いました。
オープンキャンパスの際に入手したパンフレットを見て、新たに疑問が生まれたため、個別で質問させて貰ったのです。
受験に関する詳細については大学側もなかなか答えることはできませんが、履修内容や単位取得に関すること等は大学側はきちんと説明してくれます。
特に、学びたいことが色々あって学部がしぼれないなんて人は、自身の学びたい分野はどの学部で学べるのかを確認すると良いでしょう。
他にも、他学部の受講が可能かどうか等も質問すると良いですね。同じようなレベル、同じような学部はどこの大学にもあります。
ゆえに、一つ一つ気になるところは自身で直接確認してみることが大切なのです。
勿論、訪問前には必ず事前に大学側に訪問可否を確認することを忘れずに。
③大学卒業後の進路、将来の夢も見据える
大学卒業後の進路、あなたはそれなりに考えていますか?
大学卒業後、将来何がやりたいのか。将来何になりたいのか。
取り敢えず大学に通っておくなんて安易な考えでは、後々就活をする際に相当な苦労をしてしまいます。
具体的な大学卒業後の進路、将来の夢についてもきちんと見据えたうえで大学選びをしておくことが大切なのです。
自分に合う大学と聞くと、ついつい現時点での自分に合った大学を目指してしまいがちです。
しかしながら大学に通ってそれで終わりというわけではありませんので、きちんと将来の自分にも合った大学選びをするようにしましょう。
具体的には、その気になる大学の卒業生の進路状況や就職率、どのように活躍されているのか等を確認することが大切です。
例えば、自身の就職したい企業Aがあったとします。
大学Bはその企業Aへの入社実績が過去何度もあり、大学Cにはなかったとします。
もし大学Bと大学C、どちらも甲乙つけがたいくらいの志望度であれば、大学Bを選んだほうが良かったりするのです。
大学側にも就職課というものが存在し、学生の就職支援を行っています。就職課は必ず就職状況のデータを取っており、企業情報も当然持っているのです。
中には企業への推薦枠を持っているところだってあります。
ゆえに、その大学が持つ就職率や実績等を、自身の将来の夢に当てはめることは大切な作業となるのです。
ついつい現時点での自分に合うか合わないかで大学を選んでしまいがちですが、将来のことも見据えるのは大切。
失敗しない、自分に合う大学の見つけ方なのです。
まとめ
いかがでしたか?
このように、自分に合う大学の見つけ方とは、決して闇雲に大学を片っ端から調査することではないのです。
大学を自分に当てはめるように調べる人がいますが、それは誤りなのです。
失敗や後悔を防ぐためにも、今回挙げたような方法を用いることは大切。
後悔や失敗することなく、きちんと自分に合う大学を見つけてみてくださいね。
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