非正規雇用の人が結婚できないのは当たり前だということをよく聞きますよね。一見とても残酷な見方ですけど非正規雇用では結婚をする際に色々な困難や不安が襲います。

例えば結婚をするために必要な費用は一番といっていいほど不安な要素の一つだと思います。

結婚するとなると結婚式をするための式場の費用や交通費、ドレス代など様々なところでお金がかかります。また一緒に生活をするための色々な費用もかかってしまいますよね。非正規雇用ならば給与も安定していないのでとても不安になります。

また非正規雇用は将来も不安定で職がずっとあるかという問題もあります。年を取るにつれて非正規雇用は不利になります。

私も非正規雇用だった時代があったので毎日とても不安でしたし、結婚を考えると今のままではいけない、正社員にならなければと焦っていた時期もありました。

そこで今回は非正規雇用が結婚などを考えたときに正社員になるためにやったほうがいいステップを私の経験も元にして大きく三つに分けてお伝えしたいと思います。

①自分が本当にやりたい仕事をきちんと考えてみる

正社員になるために色々な職種や業種の仕事に手当たり次第求人を探すという方法を取っても運よく正社員になれたとしてもすぐに仕事についていけなくなったり、仕事を辞めてしまったりしてしまいます。

一旦仕事を辞めてしまうと職務経歴にも傷がついてしまい転職もうまくいかない可能性が高くなってしまいます。結婚をするために早く正社員にならなければならないと考えを早めてしまって正社員になるのは危険です。

まずは自分がどんな仕事をやりたいのか、興味があることでも構いません、考えてみましょう。

正社員になるということはやはり長い期間そこで働くという覚悟にもなります。もちろん他にやりたいことがあれば転職もできますが基本的には長いスパンで考えましょう。

そのためにはやはり自分がやりたい仕事をまずは考えて、求人を見たり面接を受けてみたりするべきです。それが正社員になるための最初のステップです。

②今のバイトやパートに正社員登用制度があるか確かめる

やりたいことや興味のあることが働いているバイトやパートに見出せるのならばその企業に正社員登用があるのであればそこで正社員を目指すという道もあります。

正社員登用であればどんな仕事をするのか、社員はどんな人がいるのかなどという会社の雰囲気などが既に分かっている状態なので正社員になっても長く働けると思います。

実際に私は非正規雇用時代に働いていたアルバイトに正社員登用があることを途中で知り、もともと好きな仕事だったのでそこで正社員を目指して毎日頑張っていました。

その努力が認められて見事正社員登用制度で正社員にステップアップすることができました。正社員になってから責任感や仕事の量は増えましたが楽しく仕事をすることができています。

給与も安定して結婚も安心してできることができました。正社員登用で正社員を目指すならば今以上に頑張らなければなりませんが一番正社員になりやすいステップだと思います。

③非正規雇用で培った力を見せよう

よく非正規雇用で仕事をしていてもその仕事で培った力に自信がないということを聞きます。確かに非正規雇用は正社員に比べたら難しい仕事は任せられないかもしれません。責任感もあまり持たずに仕事ができるかもしれません。

しかし非正規雇用でも社会人として立派に仕事をしてきている身です。自信を持って培った力、得意なことを面接などでアピールしましょう。

非正規雇用であることをマイナスに捉えると就職もうまくいきませんし、結婚だっていつまでもできません。

プライドを持って正社員になるべく努力することが最後のステップになります。もちろんあまりにも仕事に責任感を持たずに適当に今まで仕事をしてきているとそれは嘘になってしまいます。

結婚がしたい、そのために正社員になりたいと思うのであれば今からでも遅くありません。非正規雇用での仕事だ、と手を抜かずに向き合ってみましょう。

正社員になると非正規雇用時代以上に責任感も持たなければなりませんし、会社のために日々成果をあげ続けなければなりません。

正社員はそれだけ大変で、しかしその分安定した生活も得られます。正社員になるために就活ももちろんですが日々の努力も怠らずに仕事をやり切りましょう。これが最後のステップになります。

まとめ

結婚だけではなくあなたの人生をもっと豊かにするためにも正社員になって仕事を一生懸命に頑張るのはとてもいいことですし、自分に自信も持てて毎日充実した日々も得られると思います。

もちろん仕事だけではなく生活も安定するのでプライベートでも様々なことにチャレンジできたりするでしょう。

今回の正社員になるためのステップも参考にしつつ、非正規雇用から努力をして正社員を目指して頑張ってみてくださいね。