就活のグループディスカッション(GD)のコツ5つ

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就活採用試験の中で目にするグループディスカッション。

グループ皆で協力しながら取り組むという特徴から、一人ではないという安心感を抱きながら臨める試験とも思われるのでは?

しかしながら、このグループディスカッション。皆がいるから安心だなんて思って臨んでいると、思わぬ落とし穴にはまってしまいがちです。

また逆に、その場を取り仕切ってリーダーシップ性をアピールしようと気合を入れ過ぎても失敗をする可能性が十分あります。

ゆえに、グループディスカッションは甘く見てしまうと非常に危険なのです。

そこで今回はそんな、意外と厄介なグループディスカッションを攻略する為のコツ5つについて紹介していきます。

①一番の目的を理解する

先ずはじめに挙げるコツ、それは“グループディスカッションにおける一番の目的はミッションの達成”ということです。

よく、グループディスカッションでは協調性やリーダーシップ性等々をチェックされる為、その点に注意を払う必要があると思われがちです。

勿論、それは不正解ではありません。非常に大切なポイントではあります。しかしながら、協調性やリーダーシップ性等々に一番の重点を置くのは誤りなのです。

一番重点を置かなければならないのは、“ミッションの達成”なのです。

よく考えてみてください。

グループディスカッションが始まる際、採用担当者より各々にミッションが通達されますよね?“○○をしてください”という形で指示が来るはずです。

つまり、採用担当者から指示されたことをきちんと行うことが重要なのです。

グループディスカッションという試験の場ではありますが、ある意味採用担当者より仕事を依頼されているようなものなのです。

依頼された仕事をきちんとこなすことができるかどうか、それをチェックされていると思って欲しいのです。

私が受けたグループディスカッションの例を挙げて説明しましょう。

ある会社のグループディスカッションに、“自身が推薦する○○をチームリーダーに抜擢させる”というミッションのものがありました。

自身が推薦すべき人の長所・短所等の個人情報を基に各々PRし、チームリーダーの座を勝ち取るよう指示されたのです。

グループディスカッションが始まると、皆それぞれ自身が推薦する人物について、各自渡された個人情報を基にPRをしてきました。

しかしPRとは言いつつも、私以外の人は少々控えめな姿勢でした。協調性を意識し、もめ事にならないよう、穏便にことが収まるように発言をしていたのです。

勿論それは大切なこと。しかし斯様な点にばかり意識が集中してしまい、ミッションの達成が二の次となってしまっていたのです。

その為、皆が皆控えめ姿勢であったことから、結局チームリーダーの枠を勝ち取ったのは私でした。つまり、ミッションをきちんと達成できたのは私だったのです。

勿論、チームリーダーの枠は一つしかない為、ミッションを6人全員が達成することは不可能です。

したがい、私以外は“ミッションを達成できなかったので不合格”となるようなことはまずないでしょう。当然合否はディスカッションのプロセスを鑑みながら出されます。

ではそのプロセスのチェックとはどのようにされると思いますか?

そうです、ミッション達成の為に必要な行動を取っているか取っていないかなのです。協調性等々に気を取られて、本来の目的を忘れてしまっていないかどうかをチェックされるのです。

いつも協調性等々に気を配っているのに、グループディスカッションがなかなか通らないなんて人は是非考えを改め直してみてください。

大切なのはあくまでミッションの達成。一番の肝をそれとしつつ、協調性等々に気を配ることが大切なのです。

②ミッションが何かをきちんと理解する

次に挙げるコツは、“ミッションは何かをきちんと理解する”です。先ほど申し上げたように、グループディスカッションの一番の目的はミッションの達成です。

したがい、そもそものミッションの内容を理解していないと、正しい行動が取れなくなってしまうのです。

私の例のように、“自身が推薦する○○をチームリーダーに抜擢させる”という形でミッションが明確になっていれば理解は容易です。

しかしながら、全部が全部そうとは限りません。“○○をしてください”という形で採用担当者の口から直接指示される場合もあります。

またなかには複雑な文章があって、その文章から自身が行うべきミッションを判断しなければならないものもあります。様々なパターンが用意されているのです。

したがい、きちんと採用担当者の話を聞いたり、渡された書類の隅から隅まで目を通したりして、内容の把握を行うことが大切なのです。

適切な発言、行動を取る為にも、先ずは自身が行うべきミッションの把握に努めてください。目的意識を持つことが非常に大切なのです。

③余計な発言は控える

3つ目のコツは、“余計な発言は控える”です。先ほどより挙げている私の例をもとに説明しましょう。

“自身が推薦する○○をチームリーダーに抜擢させる”為に、各々が推薦する人物についてPRをしましたが、その際、なぜか各々の長所だけでなく短所についても挙げることになりました。

と言いますのも、皆が皆長所ばかりをPRするのでチームリーダーに最適な人が誰かが決められないとある人が発言したからです。

するとその人のその発言を機に、私以外の全員が短所について説明を始めました。

斯様な中、私だけはある理由から短所は一切口にしませんでした。私が短所について話をしなかった理由。それは私が推薦する人物に、短所が一つもなかったからではありません。

寧ろ、チームリーダーには向いていないのではとも思える短所は多々存在していました。それらを敢えて一切口にしなかったのは他でもありません、“ミッションを達成する為”です。

短所を挙げてしまえば、私が推薦する人がチームリーダーにはなれない危険があった為、一切口にしなかったのです。

いくら他の人に短所はないのか聞かれても、“気になる短所は特にない”ということで突っ走った結果、見事チームリーダーに抜擢することが決まりました。

もうお分かりですね?ミッション達成の為には、“余計な発言は控える”が吉なのです。

持っている情報全てを提示することが正解ではありません。ずるいと思われるかもしれませんが、嘘さえつかなければ良いのです。

情報を取捨選択し、したたかに行動しただけなのです。

仕事をした経験のある人なら分かると思いますが、顧客との商談の際、自身の持っている情報を全て顧客に流すでしょうか?

状況や顧客に応じて、提示する情報は選ぶはずです。自身に不利になる情報は敢えて提示しないはずでしょう。提示する情報、提示しない情報を自身で判断することはビジネスにおいては日常茶飯事です。

それはグループディスカッションにおいても同じことが言えるのです。

繰り返しにはなりますが、協調性を重要視し、自身が無理に犠牲になることがグループディスカッションの目的ではありません。最大の目的はミッションの達成です。

余計な発言をしたことで、自身が不利になるようなことは絶対にあってはならないのです。

④メンバーの役割・特徴を把握する

4つ目のコツは、“メンバーの役割・特徴を把握する”です。

グループディスカッションにおける進行役、タイムキーパー、書記等々、メンバーそれぞれが役割を担ってくれます。

斯様な役割を把握することは勿論大切ではありますが、更に大切なのはメンバーそれぞれの性格的特徴を把握することです。

この人は発言にとげがある。この人はあまり発言をしない等々。斯様な特徴は、グループディスカッションを行っている中で自然と見えてきます。

特徴を掴んだら、それを円滑なワークの為に是非活かすようにしてください。

例えばある人の発言にはとげがあると分かれば、すぐにそれをフォローするような発言をするようにしましょう。柔らかい表現に変えて言い換えたり、周囲が誤解をしないように自身の言葉で再度説明したりしてみましょう。

他人の尻拭いをするのかと思ってしまうかもしれませんが、決してそうではありません。スムーズにディスカッションを進める為にも、ここはひとつ、自身が大人になってあげるのです。

またあまり発言をしない人がいれば、その人が発言をしやすいような場を敢えて作りだしてあげましょう。

“○○さんはどう思いますか?”と話を振ってあげると良いですね。

あくまでディスカッションの場なのですから、話す人が偏っているというのは望ましくありません。全員で話し合った結果答えを出す形こそが、良いディスカッションです。全員が発言できるような空間作りを意識しましょう。

“メンバーの役割・特徴を把握する”ことで、円滑にディスカッションを進められるだけでなく、それこそ採用担当者に対して協調性のアピールもできます。

またそれらを把握することで、自身に優位な方向で話を持っていくことも可能です。

“この人はきっと○○と発言するだろう”と予想が立てられれば、それを上手く利用して自身に優位に働かせることができるのです。

本番ではなかなかそこまで機転を利かせられないかもしれませんが、上級者はそこまでグループディスカッションでやってきますよ。

⑤しぐさ、姿勢、言葉遣いに注意

ラスト5つ目のコツは、“しぐさ、姿勢、言葉遣いに注意”ということです。

ディスカッションに夢中になるあまり、無意識に不適切な行動を取らないように気をつけて貰いたいのです。不適切な行動の例としては、肘をつく、友達同士のような会話になってしまう等。

相手の話を聞いている際、ついついいつもの癖で肘をついて話を聞いてしまってはいませんか?また口調や言葉遣い等々も、ビジネスシーンに適したものとなっていますか?

私が参加したあるグループディスカッションで、ある人は気の緩みからか、“なんつーか・・・”という発言を発言の度にしてしまっていました。

本人はディスカッションに夢中で気付いていないようでしたが、採用担当者は恐らくその言動に気付いていたでしょう。

合否を左右する一言かどうかはわかりませんが、マイナスの印象を相手に与えてしまったのは事実です。折角の発言も、斯様な言動があっては相手に与える印象も半減。非常に勿体無いと思いませんか?

同世代同士、且つディスカッションが盛り上がってくると、例に挙げた人のようについつい気が緩んでしまいがちです。

勿論、がちがちに固まってディスカッションするのが正解ではありません。リラックスしながらディスカッションに臨めた方が良いに決まっています。

ですが、リラックスしすぎて緊張感がゼロとなってしまうのがNGなのです。

あくまでグループディカッションは採用試験。あらゆる角度から採用担当者より観察をされているということを絶対に忘れないでくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように就活のグループディスカッションのコツは5つあり、決して甘く見てしまってはいけないのです。

グループディスカッションは奥が深いと言っても過言ではないでしょう。数ある採用試験の中で唯一、“自身の働く姿”を見せることのできるものがグループディスカッションです。

入社後の自身の姿を、企業側に想像させられる場と言えるでしょう。

したがい、グループディスカッションの場で効果的に自身をPRすることができれば、企業側には相当な好印象を与えることができます。

いくら面接での受け答えが素晴らしくても、それはただ面接が得意な人かもしれません。面接は得意だけれども、仕事はできない人かもしれませんよね?

ではグループディスカッションはどうでしょう?

当日その場で与えられた課題をスマートにこなす姿は、説得力があるはずです。斯様な姿は、採用担当者に対して“この人を採用したら企業にとって戦力になるかも”と効果的に思わせることができるでしょう。

グループディスカッションが苦手、なかなか通過できないなんて人は今回挙げたコツと、自身の今までの行動を比較してみてください。

そして是非今回挙げたコツを実践してみてください。

きっと苦手意識を克服できるはずですし、素晴らしいパフォーマンスを見せることができるはずですよ?

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