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フリーターとニートの違い3つ
よく耳にする、「フリーター」という言葉と「ニート」という言葉ですが、具体的な違いはなんでしょうか。
自分がフリーターにあてはまるのか、ニートにあてはまるのか、考えてみてください。
①働いているのかいないのか
基本的に、一番わかりやすいフリーターとニートの違いは、働いているのかいないかです。
フリーターは働いている人ですが、ニートは働いていない人です。
フリーターの場合の働いている・・・というのは、正社員以外の雇用形態の場合を指します。つまり、アルバイトや派遣社員なども含まれます。
また、社会人のうちでそのような雇用形態で働いている場合を指すので、学生も含まれません。
つまり、社会人でアルバイトとして働いている人はフリーターですが、学生でアルバイトとして働いていても、学生のままです。
それに対してニートは、全く働いていない社会人のことを差します。
正社員やアルバイトなどの雇用形態に関わらず、とにかく全く働いていない人はニートと呼ばれます。
②働く意思があるのかないのか
働いていない人が全てニートかというと、実はそうではありません。
働いていなくても、就職活動を行っていたり、具体的な就職活動はまだ始めていないが就職したい気持ちがある人は、フリーターと呼ばれます。
つまり、働く意思があればフリーターと呼ばれるのです。
ですが、働いていなくて、これからも働くつもりがない人は、ニートと呼ばれるわけです。
例えば家がもともとお金持ちで働く必要がなくて毎日遊び歩いている・・・という場合は別ですが、そうでなければ、ニートは引きこもりがちです。
つまり、社会との接点をどんどん断っていき、最終的には家から一歩も出ない生活になってしまう可能性もあるのです。
ただし、大学進学の為に浪人生の状態の人のことは、ニートとは呼びません。大学進学の先には、就職があるでしょう。
また、専業主婦もニートとは呼びません。専業主婦も立派な仕事の一つなのです。
こう考えてみると、フリーターとニートは、見た目的には同じという場合もあります。どちらも働いていない人が含まれるからです。
ですから、「ニート」と呼ばれるのが嫌な人は、少しでも働くための活動を始めさえすれば、「フリーター」に分類されることが可能なのです。
③夢があるのかないのか
夢があるかないかでフリーターとニートが区別されるわけではありません。しかし、少なくとも夢のある人はニートとは呼びません。
例えば漫画家になりたい、芸術家になりたい、歌手になりたい・・・などの夢があると思います。
これらの夢があり、夢の為に努力する時間がほしいため、正社員という形で働くことができない場合があります。
多くはアルバイト生活でしょうが、それなりに貯金があれば、全く働かない場合もあるでしょう。
そして、いわゆる就職活動のような活動もしていない人もいるでしょう。
しかし、夢の為に努力をしているということは、いずれ夢を叶えた場合は、そこから収入が発生するわけです。
つまりは、形は違えど、就職活動をしているということができるのです。そのため、夢がある人はフリーターになるのです。
逆に言えば、ニートは、将来について何も考えていない人・・・といっても過言ではありません。
働く意思もない、夢もない、ということは、将来について何も考えていないことと一緒なのです。
まとめ
ニートを抜け出したいと考えている人もいるでしょう。そんな人は、まず、求人を探してみましょう。
それだけでフリーターになることができます。
また、フリーターであってもニートであっても、すぐに働き始めることが難しければ、まずは単発のアルバイトをしてみるなどの方法をとってみましょう。
少しずつでも働くことに慣れていけると良いですね。
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