フリーターと無職の違い3つ

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世の中にはたくさんの働き方があります。そのうちの一つがフリーターですよね。また、無職と呼ばれる表現もあります。

それでは、フリーターと無職の違いは何なのでしょうか。三つのポイントに絞ってまとめさせていただきます。

①働いているのかいないのか

フリーターと無職の一番の違いは、働いているのかどうかです。「フリーター=無職」と思っている人もいるようですが、それは違います。

フリーターは、正社員以外の雇用形態で働いている人、無職の人は全く働いていない人のことをいいます。

”職”というのは、その名の通り仕事のことを差しますので、正社員であるかそうでないかは差してはいません。

ですから、アルバイトでも派遣でも、仕事をしている限り、無職とは言わないのです。

また、無職というのは、働いていない人全てを差します。

そのため、ニートも含まれれば、定年退職後の年金暮らしのお年寄りまで含まれるということになります。

②働く意思があるのかないのか

フリーターは働いているわけですから、働く意思があるということです。しかし無職の人は、働く意思がそこまで強くはないでしょう。

フリーターの人は何かしらの理由があってフリーターをしていることがほとんどです。

もしかしたらもともと正社員だったけれど退職し、新しい正社員の仕事を探しつつアルバイトをしているのかもしれません。

また、何か夢があって夢を目指しているからこそアルバイトという道を選んでいる場合もあります。

生きていくためにはお金が必要で、そのためには働かなければなりません。

ですから、何かしら理由があっても、アルバイトとしてでも働く人が世の中の大半です。

しかし無職の場合、自ら仕事をしない道を選んでいるわけです。

世の中探せば、何かしらの仕事があるはずなのに、無職でいるということは、そこまで生活に切羽詰まっていないということでしょう。

それまでの貯金がたくさんあるのかもしれませんし、もともと家が裕福なのかもしれません。

もちろん定年退職後のお年寄りであれば、貯金と年金で暮らしていけるわけですよね。

つまり、働かずに生きていける余裕のある人は、無職になり得るのです。

③アルバイトでとどまっているのか、正社員を目指しているのか

②で、働く意思がないのが無職という言い方をさせていただきました。しかし中には、正社員を目指して頑張っている人がいることも事実です。

それは、いきなりリストラされた場合などがあげられます。

自分から仕事を辞める場合は、転職先などを先に探してから辞めることが可能です。

しかしいきなりリストラされた場合、何も転職活動もしていないわけですから、いきなり無職になってしまいますよね。

そこで、リストラされてから一所懸命正社員になるために努力し始める訳です。

もともと正社員でリストラされて無職になった場合、やはり正社員を目指す場合が多いでしょう。

それと異なりフリーターの場合、自らその道を選んでいる人が大半です。

いずれ夢を叶えれば正社員という形になるかもしれませんが、あくまで正社員ではなく夢を叶えることを目指しているのです。

また、アルバイトや派遣という雇用形態でも、収入がある限り生きていけますので、正社員にそこまで固執する必要もありません。

中にはもちろん正社員を目指している人もいるでしょうが、多くの場合は正社員は目指していないでしょう。

まとめ

フリーターの人にも無職の人にも、理由があってその立場にいるわけです。そして懸命に生きているのです。

正社員でもアルバイトでも働いていなくても、生活できていれば問題はないわけです。

世の中の様々な生き方を、世の中の全ての人がお互いに認め合える世界になると良いですね。

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