世の中には多くの働き方、雇用形態があります。

多くは正社員でしょうが、アルバイトや派遣など、様々な雇用形態があり、どれも素晴らしい仕事の一つです。

しかし実際にはそれを心から受け入れる人は少なく、フリーターのような場合、悲惨な実態があるのです。

そのことについてまとめさせていただきます。

①正社員から馬鹿にされる

フリーターとして働いている場合、そこの職場には正社員がいます。

中にはわざと行う人もいるでしょうが、多くの場合は知らず知らずのうちに、正社員の人はフリーターの人を馬鹿にしてしまいます。

また、正社員という立場を利用して、上からモノを言うことも多いでしょう。

フリーターでも正社員でも、立派な労働者であり、同じ職場でもお互いにはそれぞれの役割があり、それぞれにその役割をこなしているにもかかわらず、正社員はフリーターより上だという気持ちが、皆にあるのです。

そのため、いくらフリーターの人の方が年上でも経験があっても、正社員はフリーターを馬鹿にするのです。

基本的に正社員がフリーターに仕事の指示をすることは仕方がなく当たり前のことです。

しかし、そこに人としての尊敬の気持ちがあるのかないのかで、指示の仕方も大きく変わってくるのです。

簡単に言えば、命令口調になるのか、丁寧なお願い口調になるのか、ということです。

こういうことを含めて、フリーターは正社員から馬鹿にされることが多いと言えます。

②人に認めてもらえない

例えば自分がフリーターで、誰か結婚したい人ができた時に、正社員でないと相手のご両親に許してもらえない・・・というような話はよく耳にします。

つまりは人に認めてもらえないわけです。

久しぶりに会った友人に今の状況を聞かれた時に、「フリーターしてるよ。」と言うと、冷たい目で見られることもあるでしょう。

世の中の多くの人は、正社員としての生き方しか認められないのです。正社員以外の働き方をしている人の理由を理解することができないのです。

どんなに一所懸命アルバイトとして働いていても、どんなに真面目な人でも、フリーターであるというだけで、人に認めてもらえないものなのです。

結婚にしろ何にしろ、まずは正社員であることが条件であることは多いものです。

自分の人としての良さをアピールしたければ、まずはその前に正社員になる必要があるのです。

これが現実であり、悲惨な実態なのです。

③収入に安定性がなく、限界もある

フリーターには、時間が自分の自由になるという良さがあります。

また、色々な仕事に挑戦しやすいですし、色々な経験ができることもフリーターならではでしょう。

しかし逆に言えば収入には安定性がないというデメリットがあります。そしてもちろん、正社員と比べれば収入は大きく異なります。

仮に正社員と同じ時間だけ働いても、収入は正社員の方が多いですし、ボーナスもあります。

同じだけ頑張っても収入は正社員より低い・・・というのは、どうしようもない事実なのです。

毎月の給料日にそのことを実感して、嫌になることが多いでしょう。一所懸命働けば働くほど、その気持ちは大きくなっていくことと思います。

自分の努力が認められていないような気持ちになるでしょう。

まとめ

今まとめたように、フリーターには悲惨な実態があります。これは現実であり、簡単に変えられるようなものではありません。

しかし、これらを知ったうえでも、フリーターという道を選ぶ人もいるでしょう。

その場合、フリーターでいることの良さをしっかり理解して、辛い思いをすることがないよう、頑張っていきましょう。

人生、楽しく生きたモノ勝ちです。

正社員だろうがフリーターだろうが、周りに何と言われようが、自分が一番楽しいと思える道を歩みましょう。

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